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映画「ほの蒼き瞳」ネタバレあらすじと感想

ルイス・ベイヤードの小説「陸軍士官学校の死」をクリスチャン・ベール出演で映画化。殺人事件の真相を暴くミステリー。

ネットフリックス視聴。

2022年制作・アメリカ・G129

監督 スコット・クーパー

ネタバレ度30%(後半ネタバレ度100%

ストーリー

1830ニューヨーク州ウェストポイントの陸軍士官学校で、1人の候補生リロイ・フライが首吊り自殺。

心臓をくり抜かれていたため、学校の名誉を守るためにも引退した地元の元刑事オーガスタス・ランドーに真相究明を依頼。

 

こんな感じの内容。

元刑事役を「アメリカンサイコ」「ダークナイト」「ターミネーター4」などのクリスチャン・ベールが演じます。

相変わらずイケメンで髭ありの渋いおじさまですね。

若き日のエドガー・アラン・ポーも登場、ハリー・メリングが演じます。

もっと知りたい方

90%のネタバレ

 

遺体を調べ、自殺でなく他殺と判断するランドー。

首と指に不自然な跡、頭にも殴られた跡があり、心臓は鋭利な刃物でくり抜かれていた。

詩を愛する士官候補生エドガー・アラン・ポーと出会い、意気投合!一緒に犯人を探すことに。

 

ランドーは何かの儀式に心臓が使用されたと考え、専門家に聞くと悪魔崇拝の儀式と判明。

フライ母親から日記を託されるが・・記号や意味不明な文字で読めない。水?に日記のページを濡らすと文字が浮かび上がる。

遺体の手を開くとメモがあり、女性と会う約束と予想。

 

一方、美しいリアと2人だけで会うポーは彼女の痙攣発作を心配する。

ポーはその夜、嫉妬した候補生バリンジャーに襲われるが、ランドーに助けられる。

数日後、バリンジャー首吊りの遺体が発見される。

フライと同じように心臓をくり抜かれているが・・同じ切り口ではないため、同一人物の仕業とは考えないランドー。

 

ヒッチコック大尉から、犯人はフライ、バリンジャーとも揉めたポーでは?と、指摘されるランドー。

ポーを問い詰めると、自分は皆から見下されてるが殺したりはしていない、と答える。

候補生から嫌がらせをされていたポー。

「人は殺していない」と、断言。

今後、嘘をつくなと警告するランドー。

 

マークィス外科医の家に招待されるランドーとポー。

ピアノを弾くリアに「君のためなら何でも出来そうだ」と、告げるポー。

大尉が来て、ストッダードが消えた、と知るランドーは部屋に私服がないことで「彼は逃げた。ストッダードとバリンジャーは親しい。次は自分だと思って逃げた」と、推測。

 

マークィス外科医に、リアは自分の病気を治すため亡きアンリ・ルクレールと交信している、人を殺してはならないと激怒するランドー。

(アンリ・ルクレール神父は悪魔論を書いた昔の処刑人、最後は火炙りとなった)

医者でもリアの病気を治すことが出来ず、好きなようにさせていたマークィス外科医。

 

一方、ポーは自分の言いなりになると考え、心臓をくり抜く儀式に利用しようとするリア、アーティマス(リア兄)。

意識朦朧としているポーを助けに来るランドー。

リアがフライを手紙で呼び出した!と、叫ぶランドーと争うアーティマス。

炎の前で呪文を唱えるリア、アーティマスは崩れた家の下敷きになって死んでしまう。

 

マークィス外科医は辞表を出し、大尉はランドーに感謝。

アーティマスは口封じのためバリンジャーを殺し、ストッダードは身の危険を感じて逃げた、と納得する。

 

ここで終わりとおもったのですが・・まだ続きがありました。

100%のネタバレ(映画観る方は読まない方が・・)

 

ポーが来てランドー娘、マッティの事を聞いた、と言う。

リロイ・フライが握っていた手紙の文字と、ランドーからもらった手紙の筆跡が同じ、と気づいたポー。

ランドーとフライの関係を考えている時・・パッツイと出会い事実を知る。

 

士官学校の舞踏会の帰り、男3人に襲われたマッティは傷つき、止めるランドーの前で崖から飛び降りて自殺。

激怒したランドーは、マッティが持っていたネックレスでフライを突き止める。

復讐としてフライを殺す前、脅してバリンジャーの名前を聞き出す。

 

その後、フライの遺体から心臓をくり抜いたリア、アーティマス。彼らは儀式の心臓だけが必要であり、殺す必要はなかった。

偶然、士官学校からフライ事件の真相究明を依頼されたランドーは、遺体が破損された、と知り自分の犯行を隠せると考える。

悪魔崇拝者の仕業にするため、殺したバリンジャーの心臓をくり抜いたランドー。

2人ともマッティの名前も覚えていた。

 

気力、体力も失ったランドーは逃げたストッダードは一生怯えて暮らすはず、と諦める。

手紙筆跡の件で、ランドーを死刑に追い込む事が出来るポーだが・・手紙は燃やす。

 

「君と娘が舞踏会で出会っていたら・・私たちは家族になれたかもしれない・・」と、咽び泣くランドー。

「心にしまいます・・」と、答えるポーは去る。

 

マッティが亡くなった場所に行くランドー。

「ゆっくり眠れ・・」と、告げる。

面白かったですーー!!!もう夢中で見てしまいました。

エドガー・アラン・ポーが登場してるのに・・ランドー助手だけの役なんて、と思ってました。

そうしたらやはり、やってくれた感じですね。

まさかランドーが真犯人とは思わず。

 

大尉と別れたシーンでこの映画は終わったと思ったんです。

そうしたらポーの登場で見事に追及したので拍手でした。ランドーの娘は「出ていった」と、言ってたので気にしてなかったんです。

それがまさかの展開に。

ランドーもポーに知られたら・・それで良いと思ってたほど彼を信頼してたのです。

ナイブズ ・アウトシリーズより引き込まれます。

主役のクリスチャン・ベールも最後まで渋くて素敵だったし最高の映画でした。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★5個(満点5個)

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