家族でもある大切な犬が行方不明に!必死で探す飼い主の実話に基づく物語。
2023年制作・アメリカ・95分
監督 スティーヴン・ヘレク
脚本 ニック・サントーラ
原作 パウルス・タットゥンギ
ネタバレ度90%
ストーリー
フィールディングは女の子に振られ、犬を飼うことを決意!シェルターで子犬を譲ってもらう。
実家にゴンカー(犬)と戻り数日後、異変に気が付き病院に連れて行くとアジソン病と判明。
1ヶ月に1度、注射をする必要があると知る。
大学を卒業後、フィールディングが就職もしないため、情けない思いの父。
やりたい事も見つからず、のんびりしている息子を温かく見守る母。
ある日、フィールディングは友人と自然歩道アパラチアン・トレイル行き、ゴンカーが行方不明になり慌てる。
持病があるため、薬を投与しないと命にかかわる。
必死で捜索するフィールディングのため、協力する両親、友人たち。
物語はこんな内容です。
もちろん、最後には無事に見つかりハッピーエンドとなります。
犬を探す途中、父と息子の対話もあり、ギクシャクしていた関係も次第に雪溶けのように。
そしてSNSを使用したので、世界中の人々からの応援もあり驚く展開。
同じように愛犬を愛してる人たちが懸命に力を貸してくれたり、フィールディングに「自分を責めるな」と、優しい言葉をかけてくれます。
元々、フィールディングは呑気な感じでリードもつけていなかったのです。
自然歩道というか、見た目は山で見失ったら大変だと思ってました。
しかも深い森のような所も多く、逸れたらもう会えないかも、と心配してしまいました。
必死で愛犬ゴンカーを探すフィールディングは途中、体調が悪くなりますが・・隠して探し続けます。
でも、限界が来て倒れてしまい父親が病院に運ぶことに。結果、病気で手術が必要でした。
それでもゴンカーを探したい、と必死な思いは伝わる作品。
ただ、エンドロールでわかったのは愛犬はラブラドールではなかったこと。
雑種みたいな感じの犬でした。
それなら、シェルターからの犬らしく?保護犬らしい子を選んで欲しかったですね。
たぶん、演技が出来る子はミックスの子でも沢山いるはず。
そこが残念でした。
愛犬への思いもあるけれど、父と息子の関係もあり、家族愛に溢れた映画です。
母親も子供の頃、犬と離れた寂しい思いも描いていてそこもぐっと来ます。
みんな登場人物すべての人が犬を愛してます。
ほっこり癒し系の作品、家族でおすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)