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Netflixおすすめドラマ「運命の炎」全8話ネタバレあらすじと感想

パリの大火災から生き延びた3人の女性を描いたフランスのドラマ。実話を基に愛憎、策略、運命に翻弄される物語。

2019年制作・フランス・全8話

脚本 キャサリン・ラムバーグ

ネタバレ度90%

☆面白いのでおすすめ、ドラマを観る人は読まない方が良いかも(^^;;

1話

1897年

議員の妻・アドリエンヌは横暴な夫を嫌っていたが離婚に応じてくれないため、逃げ出せずにいた。

娘・カミーユと静かな生活を望んでいるアドリエンヌだが、娘を強引に海外の寄宿学校に入れられてしまう。

夫(レンバープレ氏)の命令で、上流階級の慈善バザーに行くことに。

 

アリス家のメイド・ローズは、夫ジャンと船でアメリカに行く予定。ジャンからチケットを受け取る。

しかし、15年間友達でもあり、世話をしてきたアリスにメイドを辞める事を言い出せずにいた。

バザー会場でオデット&息子トマと出会うアリス。

オデットは英国の皇太子妃と同じ豪華な指輪をつけていた。

会場内の映写機で、婚約者ジュリアンと映画を観るアリス。

 

新聞記者の恋人ユーグと密会するアドリエンヌは、弁護士に離婚の相談をした事が夫にバレた、と打ち明ける。

バザー会場の中、映写機付近から火が出たのを目撃するローズ。

映写機の担当男性は慌てて火を消すが・・燃え上がってしまう。火事となり、逃げ出す人々だが出口は1箇所。

多くの人々が逃げられず、会場内に閉じ込められる。

炎の勢いで出られないアリスはジュリアンを発見するが・・ローズを炎の中に突き飛ばし、自分だけ逃げるのを目撃。

愛する婚約者の酷い行いにショックを受けるアリス。

ビクトル・マビーラは火事を見て、換気口のような小さな場所から入り込み、アリスを助け出す。

人々はパニックになり、逃げ出せた者もいたが・・120人を超える犠牲者が死亡。ほとんど女性だった。

 

2話

安全局のエニオンと助手のドルマンたちは火事の原因を探る。

ジャンは妻ローズを探すが見つからず、死亡と判明。ショックを受ける。

 

娘オデットを探すマダムは、ローズを娘と思うが

「夫ジャンに生きてると伝えて」と頼まれ、娘ではないと気が付く。

遺体安置所に娘を発見、悲しむも指輪を抜き取り、火傷で顔を酷く損傷したローズの指にはめる。

「娘は家で看病する」と、ローズを連れ出すマダム。

意識のないローズだったが、ジャンからもらった船のチケットだけは大事に持っていた。

 

友人オデット、ローズも死亡・・とショックのアリスは父親に

「ローズは死んだ。ジュリアンに突き飛ばされて・彼が殺した」と告げる。

信じられない父/オーギュストはアリスは混乱してると考える。

 

恋人ユーグと密会してたアドリエンヌは助かり、悲惨な火事の様子に驚く。姪のアリスの無事に安堵。

新聞配りの少年レオに頼み、一緒に宝石を売りに行く。

妹・アドリエンヌは死亡・・と悲しみのアリス母。

愛する妻アドリエンヌは亡くなった、と諦めるレンバープレ氏。

 

アリスとジュリアンの結婚を急ぎたい父/オーギュスト。投資で失敗、家が破産寸前だった。

ジュリアン家に支援して欲しいが・・アリスはジュリアンと会うのも拒否。

マダムの家で目覚めるローズは混乱する。

 

3話

ジュリアンに「ローズを殺したのを見た」と、激怒するアリス。元には戻れない、と拒否。

 

混乱するローズに取引を提案するマダム。

娘婿トレモイユに財産を取られるのは嫌だ、けれど娘オデットの身代わりになってくれれば・・贅沢も出来ると。

悩んだ末、ジャンにはこの顔では嫌われる、と考えるローズは承諾。

お見舞いに来てくれたアリスは酷い火傷の自分に気づかず、オデットとして生きる決意のローズ。

ジャンからもらったニューヨーク行きのチケットを封筒に入れ、ジャンに届けてもらう。

 

政府は火事の原因は無政府主義者と考える。

犯人は無政府主義者/ビクトル・マビーラと発表。

安全局のエニオンはビクトルに会い、犯人にされてる・・身を隠せと警告。

 

父から頼まれ、破産すると知るアリスは仕方なくジュリアンとの結婚を決意。

娘まで自分のような犠牲に・・と悲しむアリス母。

新聞少年レオに宝石を盗まれ、ユーグから「盗まれた宝石を警察が捜してる」と、激怒されるアドリエンヌ。

カミーユとロンドンに逃げるため、お金が必要なアドリエンヌ。

ビクトルと密会、愛し合うアリス。

 

4話

新聞でビクトルが火災の犯人・・と知るアリスは衝撃を受ける。

カミーユに手紙を渡し、公園で会うアドリエンヌだが・・警察に追われ、娘を逃す。

お金が必要なため、姉(アリス母)と会うが家が破産しそうだと知る。

 

オデットの息子トマと話すローズは、彼が別人だと気がついていながら、母として接してくれてるのを感じる。

無実のビクトルを助けるため、情報を探す安全局のエニオンは宝石を売った赤毛の女性(アドリエンヌ)を探していた。

入手した宝石はレンバープレ夫人のもの・・アドリエンヌは生きてる、と推測。

 

妊娠したローズに驚き、中絶を勧めるマダム。

ジャンの子を生みたい、と拒否するローズは「真実を警察に話す」と脅す。

「メイドが落ち込む私を騙して娘になりすました。誰がメイドを信じる?」と、言い返すマダム。

 

5話

家の金庫から消えた物があり、怪しいと考えるレンバープレ氏。

アドリエンヌを勾留する安全局のエニオンは、彼女が娘を夫に奪われたため、逃げていたと知る。

立証出来なかったが15年前、レンバープレ氏は恋人のキャバレー歌手/エヴァを殺害した事を教える。

 

アドリエンヌから、カミーユが行方不明と聞き、新聞少年レオに探してくれ、と頼むユーグ。

レオはレンバープレ氏に脅され、ユーグの住所を教えてしまう。

レンバープレ氏にアドリエンヌ、カミーユの居場所を質問されるユーグ。答えないユーグに激怒、レンバープレ氏は彼を刺してしまう。

重症のユーグを発見、病院に連れて行くアドリエンヌ。

 

結婚式の日、アリスにビクトルの事を質問するエニオン。

ビクトルはこのままでは裁判なしで死刑、と知り証言すると答えるアリスは火災の日、助けてくれたのはビクトルと言う。

オデット(ローズ)と会うアリスは火事の日、映写室から火が出て映写技師の男は怖くて逃げたのだろう、と知る。

ビクトルに会い、映写技師が真相を知ってるはず、と教える。

 

6話

妊娠を誤魔化すため、オデット夫/トレモイユと寝るローズ。

カミーユはレオに保護され、アリス母/姉の家に・・しかし、アドリエンヌが来る前にレンバープレ氏が来て連れて行く。

アリスと一緒に映写技師と会うビクトルは男を追求。

「悪いのは運営者だ」と、恐怖で逃げていたと知る。

男に証言させず、逃すビクトルに驚くアリス。

ビクトルは「運営者側とは・・君のお父さんだ。お父さんが罪に問われる」と言う。

 

父親に、火災の原因は暗がりだった、と映写技師の証言を話すアリス。

「あれは事故よ。警察に話して。ビクトルのために証言して。ジュリアンと結婚するから」と言うアリス。

レンバープレ氏に会い、火災の事実を打ち明けるアリス父/オーギュスト。

それを知ったレンバープレ氏は、対処する、と言いながら陰で映写技師を殺害させる。

 

アリスがビクトルと密会してるのを知り、怒ったジュリアンはビクトルの居場所を暴露。

アリス父/オーギュストに結婚の破棄を伝える。

ビクトルに会うアドリエンヌは、夫/レンバープレ氏が歌手のエヴァを殺害、証拠を捜してると伝える。

レンバープレが母親を殺した、と激怒するビクトル。

仲間から、レンバープレ氏は資金を得るため、ドイツと共謀している反逆者と知るアドリエンヌ。

エヴァを利用、楽譜に暗号を仕込ませていた。証拠の楽譜を探すアドリエンヌ。

警察に捕まり、死刑を待つ身となったビクトル。

 

アリスの家から去り、オデットの屋敷に仕事を求めて来るジャン。

新しい御者がジャン・・と驚くローズ。

姉(アリス母)と密会、夫は殺人者であり、ドイツに軍事機密を流していた、と教えるアドリエンヌ。

映写技師が馬車に轢き殺された、と驚くアリス。

 

7話

謝罪して自宅に戻るアドリエンヌ。

夫トレモイユが開催した夕食会で、妊娠を発表するオデット(ローズ)。

何年も妻とは寝ていない、妊娠はあり得ない、と激怒する夫/トレモイユ。

 

ビクトルの無実を証明するため、奔走するアリスは新聞社で火災は映写機の設置が原因と告白。

ローズに渡したニューヨーク行きのチケットが封筒で届き、驚くジャンはオデットの封筒、と知る。

オデットに会いに行き、「火傷を負っても私の愛は変わりません」と、告げるジャン。

ローズとジャン・・2人は再会、愛を確認しあう。

 

アリス父/オーギュストに会い、娘の証言を撤回させろ、と命令するレンバープレ氏。

家の金庫から楽譜を盗み出すアドリエンヌ。

 

8話

馬小屋でジャンと密会するローズは、夫に見つかってしまうが・・ジャンを守るため、トレモイユを殺害。

泥酔して馬に蹴られた、という設定で誤魔化すローズ。

怪しいと感じながらも、葬儀の準備をするマダムは真実を聞き出す。

トレモイユがジャンを殺そうとした、と知るマダムはオデット息子のトマを育てて欲しい、と頼む。

年老いた自分はいずれ死ぬ運命と、すべてをローズに託す。

 

父親から娘を守るため、カミーユを逃すアドリエンヌ。

アリスの証言撤回が済まず、怒るレンバープレ氏は正気ではない、とアリスを病人扱い。

ジュリアンはビクトルが無実と知り謝罪、アリスとビクトルを会わせる。

 

新聞社に真実を話したアリスは安堵・・しかし、非公開の審査で有罪判決を受けたビクトルは翌朝、処刑と驚く。

ビクトル処刑の日、目の前でビクトルが殺される・・とショックのアリス。

アリス父/オーギュストは死刑の直前、「この男は無実だ。あの火災は映写機が原因だ」と、告白。

処刑は中止となる。

 

レンバープレ氏の悪事がすべて判明、自宅に行くエニオン。けれど、レンバープレ氏は自殺を装い逃亡。

オデットと再会するアリスは・・ローズだと知り驚く。

「渡米は無理でも幸せよ・・」

ジャンに嫌われたくないため、自分を誤魔化した事をアリスに謝罪。

「私たちは・・生きてる・・」

面白かったです!夢中で観たドラマですね。

本当に1話は悲惨な流れで辛い3人の女性たちでした。

火災のシーンはすごくリアルで怖かったし、まさかローズが亡くなり・・と展開。

そのローズが!と驚きも引き込まれましたね。たぶん、安全局というのが警察のようです。

 

アリスが中心人物のようだったけど、ローズ、アドリエンヌの人生も複雑で大変でした。

登場する男たちが本当に嫌なやつばかり。

でも、ジュリアンへの思いは後半は良くなりました(^^;;

フランスのドラマ、ハマりそうですね。また違うのも観たいと思います。

良かったら今後もチェックしてくださいね。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★5個(満点5個)

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