老人と少年の友情。彼が持っていた不思議な力はなんだったのでしょう。
原作はスティーブン・キング。ネットフリックス視聴。
2001年制作・アメリカ・101分
ネタバレ度70%
ストーリー
50歳の写真家ボビー(デイビッド・モース)は子供の頃を思い出す。
父を失い、小さな田舎で母リズと暮らしていたボビー。
家の2階にある日、テッド(アンソニー・ホプキンス)という老人が引っ越して来る。
こんな感じで何かが始まる・・という雰囲気がいっぱい。
理由はアンソニーホプキンスだからです。
リズが仕事中、テッドと親しくなるボビーはバイトとして目の悪い彼のため、新聞を読むことに。
お小遣いをためて欲しい自転車を買いたいボビー。リズは自分の服を買うのに自転車は買ってくれない。
夫が亡くなり、リズは仕事をするだけで精一杯。ボビーの話をゆっくり聞いてあげる余裕もありません。
そんな時、テッドと仲良くなったボビーは彼から色々な話を聞いて夢中に。
ある日、テッドから黒い服を着ている男たちがいたら教えて欲しい、と頼まれます。
嘘だろう、と思ったボビーですが・・テッドの言うことを聞いてあげます。
テッドは「感覚を敏感に」と言うのですが理解出来ないボビー。
お祭りに行くボビーはカードゲームで大勝利。勝てた理由は相手の考えてることが見えたから。
そして男たちに追われてる、と言うテッドの話が真実・・と知るボビー。
テッドには不思議な力があるため、男たちに追われていたのでした。
テッドを邪魔に思うリズの密告により、捕まってしまうテッド。
ボビーは母リズの裏切りに涙を流します。
大好きなガールフレンド/キャロルとも別れ、大切な友人テッドとも別れ・・リズと遠くへ引っ越すボビーでした。
完
ボビーにとって、何でも知ってる優しいテッドは父親のような存在。
その後、大人になったボビーはキャロルの娘と出会い・・という流れ。
テッドはボビーを虐める上級生の秘密を知っていたし、ボビーの欲しいものも知っていた。
リズは、夫の事を悪く言ってて悲しむボビーだったけれど、テッドが連れて行ってくれたバーでの話「父はみんなから好かれていた」と知って嬉しいボビー。
きっとあの話を聞かせるために、彼を連れて行ったのだと思いました。
ボビーはカードゲームで勝てたし、テッドに不思議な力はあると思いました。
キャロルの危ない事もわかっていたし、テッドは超能力者だったのでしょう。
原作はあのスティーブン・キング。
やはり何かが起きる、と引き込まれる物語でした。
老人と少年の友情でもありますが、超能力を持ったテッドは男たちから逃げ、静かな生活を送りたかったのでしょう。
ボビーとキャロルの絡みも微笑しい。
怖い感じは全くありません、少年を優しく見守るおじいちゃん・・という感じでほのぼの系でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)