狼に襲われた少女は狼女へと変身・・現代では人狼と呼ぶのでしょうか。ネットフリックス視聴。
2022年制作・ノルウェー・97分
監督 スティーグ・スヴェンセン
脚本 エスペン・アウカン
ネタバレ度90%
あらすじ
両親と小さな町に引っ越してきたターレ親子。
友人らと飲んでる途中、何かに襲われエリンが死亡。母親であり、ニボ市警のベルグが捜査することに。
感想
簡単に書くと昔の「狼男」に似ています。
昔、ノルウェーのバイキングが他の土地を襲い、監禁されていた狼の子を連れ帰ります。船の中で全員、殺され森へ逃げた狼。その1000年後の物語となります。
ターレ友人エリンが殺され、現場付近でベルグは狼の爪のような物を発見。
獣医に見てもらうと大型の狼と判明。
老人ラースからそれは普通の狼ではなく人狼であり、仕留めるには銀の弾でないと殺す事は出来ない、と注意を受けます。
エリンが襲われた時、ターレも怪我をしていたので心配するベルグ。
感覚が敏感になったターレは母ベルグの心配を無視、自由に行動し始めます。
狼を探すベルグは森の中、襲われた遺体を発見、現れた狼を仕留めます。
狼を解剖した獣医は8発の弾丸は内臓に命中したが致命傷にはならない、銀の弾丸だけが致命的なダメージを与えてると説明。
ターレは次第に周囲の音にも敏感になり、自分でもコントロール出来ない状態に。
意識が朦朧としてる中、人を襲って無意識のうちに自宅に戻ることも。
そんな姉を心配するターレ妹。
ラースに会うベルグは昔、人間と動物が交配、人狼が生まれたと説明を受けます。
襲われた人間は徐々に人狼へと姿を変え、完全に狼の姿になった場合は人間に戻れないとも。
人々が襲われる事件が発生、現場に残ったDNAを調べ小型の人狼と判明。
捜査を続けるベルグは娘ターレが人狼と知りショックを受けます。
「私がお姉ちゃんを守る・・」と、泣いて言います。
人狼に銀の弾丸を撃とうとするベルグ・・自宅に戻り、銀の弾丸をテーブルに置きます。
完
当然ですよね、でも襲われて危なかったベルグ。
家のシーンで終わったので・・後は想像に任せるというラストでした。
たぶん、人狼ターレは生きてると思うので・・いずれ人を襲うことになると予想。
中途半端な感じもした映画でした。
昔の「狼男」なら、最後は銀の弾丸を撃たれて死んでしまう・・というのが多かった気がします。
最初のバイキングのシーンもいまいち必要なかった気も(^^;;
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)