心優しいサラは思い込みも激しく妥協しない。それを理解するのは少し難しいと思いました。ネットフリックス視聴。
2020年制作・アメリカ・104分
監督 ジェフ・バエナ
脚本 ジェフ・バエナ
ネタバレ度80%
あらすじ
手芸、馬、超常現象ドラマ、ダンスが好きなサラ(アリソン・ブリー)。
店で働いてる時は理解ある同僚がサポートしてくれる。けれど自分の見た物、聞こえる音を理解してくれる人は少ない。
そんなサラだけど周囲を気にすることはなかった。
感想
作品を見る前にざっくり何系かとチェックしておいて良かったです。情報なしで観たらリタイアしたかも。
彼女は最後、精神科に入院します。
妄想が強い彼女を理解してくれる人は少ないのかも。彼女は何も悪くないし、見える物、聞こえる音を周囲の人に思うように伝えるだけ。
それを理解出来ない人は彼女のことを「頭がおかしい」と言うだけで去るでしょうね。
私もどんな病気?なのか・・よくわからず。
サラはどうも統合失調症系らしいです。彼女目線の物語なので・・意味不明なことも多くて謎ばかり。
祖母の写真を見て自分と似ている、と感じるサラ。
誕生日にルームメイトに紹介され、親しくなった男性と車でデート。彼はサラが気に入り楽しく会話をしていて・・話を合わせてくれます。
次第に彼女は「私は祖母のクローン」と言い出します。そして祖母のお墓に行き、祖母を掘り出そうとするのです。
でも彼女は真面目、クローンだと証明したい気持ちがいっぱい。さすがに理解不能な彼は去ります。
彼女はきっと、自分の妄想の中で生きてるのが幸せなんだと思います。それを無理やり、こちらの世界に連れてくるのは強引だと。
自然体の彼女はそのままで仕事も出来る、普通に暮らしています。まあ、たまに変なことをいったり、理解してくれないこともあるけれど。
少し、変な事をする回数が増えたなら、通院しながらなら普通に生活出来るかと。
彼女の母親は自殺、祖母も病気を持っていたので・・遺伝も関係してるのかな。
horse girlはスラングで素朴な天真爛漫ぶり・・とありました。
馬も登場するけれど、そちらの意味が強いのかもしれません。本当に彼女は天真爛漫だからです。
バイト先で夢の中のようなサラは自分のした事が理解出来ず・・入院するこことに。
「私はクローンじゃない。祖母そのもの」と医者に言うサラ。
担当医師もこの言葉に戸惑っていました。
ラストも意味不明でよくわからない映画ですね(^^;;
この病気の人には世界がこんな風に見えるのでしょうか。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)