ほっこり系の小林聡美&もたいまさこ出演の世界へようこそ!て感じの癒し作品。
WOWOWのオリジナルドラマ、ネットフリックスで視聴。
2021年・日本・全7話
監督 松本佳奈
脚本 松本佳奈
ネタバレ度50%
あらすじ
1話「山の紳士」
テンコ(小林聡美)はペンションの庭で手入れをしていると・・茂みからスーツ姿の男性/常木(役所広司)が現れる。
泊まる家を探してるというのでペンションに案内するテンコ。
常木は落ち着きはないが人懐こく、山や森、自然に詳しい男だった。そして犬の声に怯えていた。
夜、夕食のハンバーグに感動した常木は「これは何という食べ物ですか?」と、質問してきた。
「それは・・ハンバーグです」と答えるテンコ。
翌日、消えた常木に驚くテンコは理由を考える。
「常木・・つねき・・つねきつね・・つねき・つね・・きつね?」
2話「ひとりになりたい」
キャンプ場に来たミツエ(石橋静河)はテントの設営に苦労していると・・そばにいたおじさん(ベンガル)が口を出してくる。
鬱陶しいと感じ、テンコのペンションにやってくるミツエ。
3話「燃す」
ペンションに常連客、カメラマンのフキ(板谷由夏)が来る。
久しぶりの再会で話が弾む女2人・・。
4話「道半ば」
自転車に乗った若者/ソウマ(伊藤健太郎)が水が欲しい、とやってくる。疲れているソウマをペンションに招き、話を聞くと自転車で日本一周をしていると言う。
5話「ヤマビコの休日」
客もいない休日、テンコは散歩の途中、ヤマビコストアのヤマビコ(山中祟)と出会う。
ペンションまで送ってもらい、お茶に誘うテンコ。
6話「むかしの男」
ペンションに突然、コマちゃん(三石研)がやってくる。昔の恋人であり、自分を理解してくれる大切な友人でもある。
コーヒーを飲みながら昔のことを語り合う。
7話「さすらう」
ヤマメ(三浦透子)は昔、母と一緒にペンションに泊まりに来た客でもある。
数年前、亡くなった母のことをテンコと話すヤマメ。
テンコは突然「ここに住まない?」とヤマメに聞く。
感想
こんな感じで特に事件も起きず、まったりとペンションで暮らすテンコの日々を描いてます。
穏やかなテンコの魅力いっぱいでクスクスと笑えることも。毎回、ゲストが登場してテンコと話して去っていきます。
1番おすすめなのは1話ですね。もう、大笑いでした。最初、「ええ?常木?つねき・・?」って。
映像で見るともっと楽しいです。
驚いたのは出演者の中、「もたいまさこ」とあるのですが・・どこにいた?と思うことも。
1話は簡単に見つけたのですが・・たまにどこ?と探す場合も。台詞もなくてハッキリ言うと、いる必要ある?という存在。
でももちろん、彼女がいることが大切な作品ですね。色々、笑わせてくれるシーン、ほっこりもあり。
「小林聡美、もたいまさこ」これだけで「あっ!」と思った人は必ず見ましょう。楽しい気持ちになるドラマです。
「やっぱり猫が好き」から始まり、「パンとスープとネコ日和」「かもめ食堂」「めがね」なども大好き。
もっと沢山の作品で見たい2人ですね。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)