ジョニー・デップのキュートな演技で楽しめました。笑いと切なさもあり、自分ならどうする?と考えてしまう物語。
アマゾンプライムビデオ、ネットフリックスでも視聴出来ます。
2020年制作・アメリカ・91分
監督 ウェイン・ロバーツ
脚本 ウェイン・ロバーツ
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
大学教授/リチャード(ジョニー・デップ)は医師から「あなたはガンで余命180日です」と、告げられる。
突然の余命宣告にショックを受けるリチャードは妻/ヴェロニカ、娘/オリヴィアに告白しようとするが・・。
妻からは不倫、娘からはレズビアンと告白されてしまう。
妻の不倫相手は学長/ヘンリーと知り呆れるリチャード。余命わずかと知り、残された人生を楽しもうと生き方を改める。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
授業中、酒、タバコを楽しむリチャードに驚く生徒たち。ルールに縛られず、自由に生きるリチャードは男子生徒からの誘いも断らない。
女遊びも楽しむリチャードは親友/ピーターだけには事実を告白する。
驚き心配するピーターは彼をガン患者の会に連れて行くが・・。
次第に弱って行くリチャードはピーターに支えられ、妻、娘にも事実を告白。
「精一杯、生きてこなかった」と悔やむ。
その思いを知り涙を流すヴェロニカとオリヴィア。
妻に幸せになれ・・と別れを告げ、娘には愛を伝え、1人家を去るリチャードは車を走らせる・・。
感想
最後、どうなったのか?は描いていません。
1人で車を走らせ・・という流れで終わります。(犬も一緒)
ガンで余命わずか・・と知ってもこの作品はコメディ風に描かれているので重い感じはありません。
妻も不倫を告白という呆れた流れで笑ってしまいます。
リチャードのキャラがジョニー・デップにピッタリ!という雰囲気ですね。
荒れた生活の大学教授、男子生徒からの誘いも断らず、新しい世界にトライする精神も楽しい。
誰もが死ぬことを真剣に考えていないかも・・そんな時、この映画を観たら参考になるでしょう。
最後は好きなことをする、それで良いと思うから。
でもガンの場合、彼のように余命があるわけで・・時間が半年でもあるから良いな、と思ってしまいます。
他の緊急な病気、怪我の場合は考える時間もなく、別れを告げる余裕もないから。
やっぱり最後はお世話になった人たちにお礼や別れを言いたいな、と思いました。
ジョニー・デップが普通の人を演じてもやっぱり素敵!って思います。
すべての人におすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)