わがままなセレブ女性がお金でイケメン男性をゲット!でも結婚生活は破綻しつつ・・夫を怒らせる妻。
アマゾンプライムビデオで鑑賞です。
1948年制作・アメリカ・89分
監督 アナトール・リトヴァク
脚本 ルシル・フレッチャー
原題 Sorry, Wrong Number
ジャンル サスペンス
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度70%)
あらすじ
レオナ(バーバラ・スタンウィック)は大手製薬会社/社長の娘、病気でわがままだが夫/ヘンリー(バート・ランカスター)は優しい。
ある日、ヘンリーの帰宅が遅く心配なレオナは電話するが繋がらず、混線状態で知らない男性の声が聞こえてくる。
内容は2人の男性が女性を殺害しようと計画・・実行はその日の夜11時15分。
レオナは途切れた内容が気になり、電話交換手、警察にも相談するが相手にしてくれない。
もっと知りたい方
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70%のネタバレ
ヘンリー秘書に電話するレオナはサリーが来た、と知り昔を思い出す。ヘンリーと親しかったサリーから略奪したレオナだった。
サリーに連絡し、ヘンリーの事を聞くレオナは彼が妙な行動をしてると驚く。
突然、ヘンリーからの電話で家に戻るのは日曜日だと告げられるレオナ。
ヘンリーの帰宅が延期された事で不安なレオナは医師に電話。
以前、この医師の診察を受けたレオナは慢性の心臓病ではなくて精神的な治療が必要、と知っていたヘンリー。
レオナ、父親も心臓が悪いと思い込んでいたが・・実は精神の病だと1人だけ知っているヘンリー。
感想
古い映画ですが面白かったのでネタバレはここまでです(^^;;
ラストには驚く展開があり・・・ああーって感じでしたね。
ヘンリーはわがままなレオナにウンザリ・・という雰囲気。本当に自分勝手なレオナには呆れてしまうほど。
父親でさえ、娘をコントロールする事はできません。
自分が心臓病と思い込んでるレオナは、部屋のベッドから電話するだけ。他は回想シーンなどですね。
最近の映画と違い、予想を超えた内容でした。まさにタイトル通り・・という作品。ひねりがないのも逆に新鮮かも。原題もヒントかも。
古くて地味な作品であり、お金もかかっているようには見えません。
でも脚本が良かったですね。当時、どの程度の人気作だったかわかりませんが。たまにはこんな映画も良いな、と感じました。
電話交換手がいる時代なので混線することもあるのかな、と思います。
今では考えられないですね、混線なんて。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)