電気を消したら怪物が見てる?恐怖に怯える少年はどうなるの?
ネットフリックス鑑賞、アマゾンプライムビデオは有料です。
2020年制作・アメリカ・96分
ジャンル ホラー
監督 ジェイコブ・チェース
脚本 ジェイコブ・チェース
原題 Come Play
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
友達がいない孤独なモンスター/ラリーの物語を読み始めるが・・電気が消えてしまう。
恐怖に怯えるオリヴァーを起こしに来る母サラ。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
スマホというタイトルですが、オリヴァーがいつも使用してるのはタブレットです。
オリヴァーは話す事が出来ず、タブレットを使用して気持ちを伝えてます。
モンスター/ラリーは電気系があればどこでも現れそうな感じ。
スマホ、タブレット、テレビなども利用してコンタクトを取ろうとします。
基本、大きな音などのびっくり系の怖くないホラーなので子供、家族と一緒にきゃーきゃー騒ぎながら楽しむ作品だと思いました。
ラリーはモンスターですが人間の寂しさを感じて、タブレットを通して友達のいないオリヴァーに接近、友達になろう、と提案します。
でも、相手がモンスターなので当然、拒否するオリヴァーたちですね。
このラリーがとてもしつこい!電気系を使ってこちらと話そうとするので、テレビ、タブレットなどを壊しますが・・それでも他の人の携帯から現れる、という展開。
この段階だとラリーは肉眼では見えません。タブレット、スマホなどを通じてでないと彼の姿は見えないのです。
後半、ラリーはやっと姿を見せてオリヴァーを探します。
母サラはオリヴァーが自閉症になったのは自分のせい、と責めています。もっと早くに病院に連れて行けば・・と。
それを慰める夫ですがすでに夫婦関係は破綻気味。
サラがメインでオリヴァーを育てていて最初、ラリーの存在を信じなかったのですが・・次第に事実と驚き、夫に相談します。
もちろん、夫も信じないのですが・・ラリーに襲われ意識不明の重体に。
最後、父親は助かりますが・・。
オリヴァーに友達を作ろうと、友人の子供を家に呼んで親しくさせたいサラ。
その夜、ラリーが来て大騒ぎ。友人の子供は恐怖で喋れなくなるほど。
サラが息子の友達を作ろうとしたり、騒がれて嫌われたと思ったら遠ざける、と勝手な事をします。
結果、オリヴァーには友達がいない、ということに。そこを突いてきたのがラリーでした。
友達がいない子?と手を繋ぎ、自分の世界へ連れていってしまうのです。
それを知り必死で息子を守ろうとするサラ。
ラスト近く、ラリーに襲われオリヴァーと逃げるサラ。
ラリーに手を差し出され、オリヴァーはその手を繋ごうとしますが・・息子を守るためサラが手を繋ぎます。
サラはラリーに連れて行かれ行方不明に。
重体で意識を失っていた父親は目を覚ましてオリヴァーの世話をします。ずっと話せなかったオリヴァーですが少し、できるようになっています。
自宅に戻る父とオリヴァー。夜、オリヴァーの楽しそうな声が聞こえます。
様子を見に行くと、オリヴァーと一緒に遊んでるのはサラでした。
肉眼では見えずやはり、スマホを通してサラの姿が見えるのでした。
母と一緒に遊ぶ無邪気なオリヴァーを見て咽び泣く父・・。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)