ママは殺し屋!というわかりやすい内容の作品、母の顔と凄腕の刺客!という多忙な女性の愛ある物語。
ネットフリックス鑑賞です。
2023年制作・韓国・137分
ジャンル アクション、ドラマ
原題 Kill Bok-soon
監督 ビョン・ソンヒョン
脚本 ビョン・ソンヒョン
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
大手暗殺請負企業MKに所属している殺し屋キル・ボクスン(チョン・ドヨン)は思春期の娘ジェヨンを育てている多忙なシングルマザー。
ジェヨンには仕事の事を隠しているが忙しいため時々、嘘をついてしまう。
そんな母親に不信感を持つジェヨンは母とあまり話したがらない。
ジェヨンのため、引退を決意したボクスンはある日、任務中にためらい・・殺せなくなってしまう。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
仕方なくボスに事実を告げるとミンギュ、チャ理事から怒られるボクスン。
一方、ジェヨンが友達チョルをハサミで刺した、と知り慌てるボクスン。
理由を言わなければ退学になってしまう、と事情を聞き出すと、殺そうと思った・・と娘の言葉に驚愕。
ジェヨンは女の子ソラが好きであり、2人の関係をチョルに盗撮され怒った、と知る。
兄であるミンギュがボクスンを特別扱いするのが気に入らないチャ理事はヒソンに命じ、ボクスンが失敗した案件を消化させる。
みんなが集まっている時、チャ理事は規則を破ったボクスンの殺害命令を出す。
殺した場合、美味しい条件があるので皆で仲間だったボクスンを襲う。
ボクスン後輩の訓練生ヨンジが唯一、助けてくれるボクスンは元仲間を全滅させる。
ボクスンを守るため、組織に残れと指示するミンギュだが彼女は拒否。
自分に嘘をついたヨンジを殺害するボスのミンギュ。
ミンギュと対峙するボクスンは彼を倒し、監視カメラでジェヨンが見ていることに言葉を失う。
自宅に戻り、冷静なジェヨンに安堵するボクスン。
感想
ラストは大人になったようなジェヨンの姿に安堵、涙を流すボクスンでした。
仕事はバレた・・と思ったでしょうね。帰宅した母親にいつもと違う優しい理解あるジェヨンだったから。
結局、何人殺した?というほどに殺害していたボクスンでした。
最近、母親は殺し屋!みたいな作品が多いような気がします。
結局、殺し屋のハードな顔と娘を愛する母親の優しい顔、ここで揺れる女心・・という印象。
アクションは良かったのですがもう一つ、殺し屋か、母親のどちらかに重点を置いた方が良かった気がします。
少し中途半端な感じ、韓国映画が得意な家族愛をもっと出してるかと思ったら・・そうでもない。
泣けるようなシーンもなかったですね。
殺し屋としてもミンギュとの関係を深く描いても良いような気も。
彼はボクスンと初めて会った日から、一目惚れだったのでしょうね。ずっとその思いを胸に秘めていたミンギュ。
愛する人に殺されるのなら・・って幸せそうでした。
次回はもっと韓国作品らしいハードな映画を観たいと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)