ブラッド・ピット、ダスティン・ホフマン、ロバート・デニーロ、ケヴィン・ベーコンなど多数の豪華キャスト!子供の頃の復讐を遂げた仲間4人の物語。
ネットフリックス鑑賞、アマゾンプライムビデオでも配信中。
1996年制作・アメリカ・147分
ジャンル ドラマ、クライム
原題:Sleepers
監督 バリー・レヴィンソン
脚本 バリー・レヴィンソン
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
シェイクス、マイケル、トミー、ジョン・・仲良しの4人はある日、軽い気持ちでホットドッグ屋の男性を揶揄う。
1人がホットドッグをお金を払わずに逃げたので、男性は彼を追いかける。
その間に3人がホットドッグを食べ、スタンドを移動させる。
途中、地下鉄の階段上でホットドッグスタンドを抑えきれず、落としてしまう・・。
結果、大事件となり4人は少年院へ。
ボビー神父は彼らを守ろうとするが・・。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
少年院に入った4人は看守/ノークスたちから暴行され、性的虐待に怯える日々。
フットボール試合の日、ギャングの息子/リゾに頼み、虐待の恨みを晴そうと提案。
試合後、怒ったノークスらに暴行されたリゾは死亡。
少年院を出られる日、酷い仕打ちを受けた4人。
数年後、レストランで偶然、ノークス(ケヴィン・ベーコン)と出会うジョンとトミーは彼を射殺。
検事補として事件を担当するマイケル(ブラッド・ピッド)、新聞記者となったシェイクス(ジェイソン・パトリック)は2人を無罪にしようと計画。
マイケルはスナイダー弁護士(ダスティン・ホフマン)に自分が書いた台本で弁護させる。
裁判に証人として出廷した元看守/ファーガソンに虐待を認めさせ、次々と当時の看守を追い込む。
リゾの兄に彼は少年院で殺された、と密告した結果、怒ったリゾ兄に射殺される元看守/アディソン。
レストランでトミー、ジョンを目撃した・・という女性がいたため、不利な状況に。
ボビー神父(ロバート・デニーロ)に嘘の証言を頼む。
結果、ジョン、トミーは無罪に。
感想
最後は無罪になり、安堵する4人とキャロルでした。
ボビー神父が嘘をついてまで彼らを守った理由、それは事前に性的虐待のことを聞いていたからです。
自分の友人も昔、その少年院で心が壊れた、と言ってたので同じ理由なのかも?
少年院で4人は同じように虐待を受け、苦しむのですが誰にも言えません。
親にも言えない、誰にも言わない、と4人で約束していたのです。それは当然、恥ずかしいという思いから。
ボビー神父はとても良い人で、彼らの面会に来た時、様子を探るのですが・・何も言わない4人。
看守/ノークスに逆らえば、今まで以上に酷い目にあう、とわかっていたからです。
ラストでジョン、トミーらは無罪になるのですが残念ながら何者かに殺されてしまいます。犯人は不明。
これが事実とは驚きです。
エンドロールにあったのですが、NY州青少年機関はこのような少年院は存在しない、と否定しています。
けれど、原作者のカルカテッラは氏名などは変えたが実話だと述べているようです。
ケヴィン・ベーコンの悪役がすごくハマってる感じ、そしてロバート・デニーロはさすが安定の演技。
マイケルを演じたブラッド・ピットの演技もすごく良かったですね。まだ若かったけれど。
辛いシーンもあったのですが後半、法廷のシーンで看守らを追い込む様子がハラハラと緊張で引き込まれます。
半分は法廷関連という感じですね。
古い作品なので観た方も多いでしょうけれどおすすめです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)