ジャンルはスリラーですが見る人を選ぶ作品!グロ、虫、エロもある復讐物語です。ネットフリックス鑑賞。
2018年制作・アメリカ・90分
ジャンル スリラー
監督 リチャード・シェパード
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
シャーロット(アリソン・ウィリアムズ)はボストンの名門音楽学校に所属している才能あるチェリストだが、母の病気で学校を中退。
数年後、アントン学長に許可をもらい音楽学校に復帰することに。
上海で行われた選考会で、リジー(ローガン・ブラウニング)と出会うシャーロットは喜ぶ。
お互い才能あるチェリストとして尊敬しあう2人だった。その夜、酔い潰れて愛し合う2人。
翌朝、二日酔いで苦しむリジーに自分の薬を与えるシャーロット。
2人は中国観光にバスで向かうが・・酷く体調が悪くなったリジーは嘔吐してしまう。
「体の中に虫がいる!」と半狂乱のリジーに戸惑うシャーロット。
バスの運転手に怒られ、追い出されてしまう2人。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
(グロ、エロ、嘔吐、虫ありなので閲覧注意の作品です)
リジーはシャーロットの薬をがぶ飲み、それで気分が悪くなった・・という感じでしたけれど。
幻覚なのか、現実なのか・・自分の体の中に虫がいる!と大騒ぎ。
確かに彼女の腕には動く物が・・。
怯えるリジーは「どうすれば良い?」と、聞くと・・肉切り包丁を渡すシャーロット。
包丁を受け取り、自分の腕を切り落とすリジー。
物語は遡り・・。
シャーロットがリジーに飲ませた薬は母の物であり、アルコールと服用すれば危険な副作用で幻覚も見ることも。全てを知ってて飲ませたのでした。
幻覚で腕の中に虫が這っている、と思い込んだリジーは自ら腕を切断してしまったのです。
その前にはシャーロットは出血を止める方法を検索、止血道具も購入しています。
数ヶ月後、アントン学長に自分の姿を見せ泣き崩れるリジー。
「私の才能を妬み、嫉妬したシャーロットにやられた!」と激怒。
しかし、優秀な新入生/チャペルに夢中なアントン学長はリジーをクビにして切り捨てます。
リジーはシャーロットに会い、怒りをぶつけ殴りますが・・。
シャーロットは拘束され、皆の前で演奏するようアントン学長に命じられます。
アントン学長が去った後、リジーはシャーロットを追い詰め・・2人の男たちはお酒に入った薬で死亡。
この2人の男たちはシャーロットに暴行しようとしてました。
予定通り、男たちが死んで喜ぶリジーとシャーロット。彼女たちは組んで彼らを殺害したのでした。
物語は再び遡ります。
「あんたが正しかった」とリジーは言います。
シャーロットはアントン学長の正体を知って苦しみ、うつ病にもなっていたのでした。
うつ病は完治してアントン学長からリジーを守るため、学長が彼女を必要としないように腕を切断させたのです。
すべては自分と同じように洗脳され、レイプされていたリジーを助けるためです。
シャーロットも長年、アントン学長たちに洗脳されレイプされ苦しんでいたのです。やっと、自分を取り戻した彼女はリジーを助けるため、思い切った行動に。
リジーはこれだけの犠牲を払ってやっとアントン学長たちがしている事が理解出来たのです。
「私は虐待され、レイプされていた・・何年も。あいつらをやめさせる」
リジーはシャーロットに協力を求めます。
2人でアントン学長、妻パロマたちに復讐を!と。
パロマを殺害した2人はアントン学長と死闘の末・・四肢を切断。
その時の怪我でシャーロットは片腕に。
ラストシーンはリジー、シャーロットの2人がひとつのチェロを弾いて演奏。
その前には四肢を切断され、生かされているアントン学長がいたのでした。
すごいストーリでびっくりでした。
前半、嘔吐、虫やらで衝撃的なシーンもあって後半、こんなことになるとは。
シャーロットはアントンに酷く腕を切られたので切断したのでしょう。一瞬ですがあのシーンもエグいです^^;
あの姿で生かされているアントン学長って(^^;;
スリラー作品というよりホラーに近いと思います。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)