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映画「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」ネタバレあらすじと感想

中国の天才少女がカンニングを計画した実際の事件をモチーフにした作品。めちゃ面白いので未視聴の方はおすすめ。

「ハンガー 飽くなき食への道」のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンが演じてます。アマゾンプライムビデオで鑑賞です。

2017年制作・タイ・PG12130

原題:Bad Genius

監督 ナタウット・プーンピリヤ

脚本 ナタウット・プーンピリヤ、タニーダ・ハンタウィーワッタナー、ワスドーン・ピヤロンナ

ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%

あらすじ

リン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は父と暮らしている成績優秀な女の子。

名門校の奨学金をもらえることになり、グレースという生徒と親しくなる。

彼女は良い成績を取らなければ演劇部の活動が出来ない、とリンに相談。グレースに勉強を教え、試験の日に同じ問題が出てることに驚くリン。

グレース恋人/パットに会うと、お金は払うのでカンニングをさせて欲しいと言われてしまう。

もっと知りたい方

90%のネタバレ感想

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リンの通う名門校は数学の試験で成績優秀な子が欲しかったのです。だから、リンの要求通りに学費、食費などを無料にしてまで彼女が欲しかった。

リンの父は教師であり、娘を外国に留学させたいと考えています。

真面目なリンでしたが、グレース、パットの計画に報酬が貰えるなら・・と引き受けます。

カンニングを希望する生徒は多くその分、報酬も多くなります。

方法はまず、カンニング希望者にリンの指の動き(ハンドシグナル)を覚えさせます。

パターン1の場合はA、パターン2の場合はB・・というように。

これで広い試験会場でも彼女の指の動きで、答えが「A、もしくはB・・」などとわかるのです。

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会場で皆、リンのハンドシグナルを待ってる時、同級生のバンクに見られ、学校にもバレてしまいます。

結果、リンは奨学金を剥奪され、留学のチャンスも失います。

ある日、乱暴者に襲われ・・バンクは負傷、ゴミ捨て山に捨てられていました。その為、留学試験に間に合わず・・。

母親が辛そうに洗濯してるのを見て貧しさを痛感するバンク。

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パットとグレースは国際的な大学入試のテスト(STIC)のカンニングをして欲しい、とリンに頼みます。

困難な為、断るリンですが・・報酬も大きいので引き受けます。

このテストは世界同日に行われるのですが、リンは時差を利用して最初に行われるオーストラリアで試験を受けることに。

その内容を暗記、それをカンニング希望者に・・という流れに。

けれど、テストは100問近くリンだけで暗記するのは困難。バンクを誘います。

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途中、バレた場合を想定・・仮の質問に答える練習をしてる時、パットがバンクを襲わせたことが判明。激怒するバンクですが・・お金が欲しくて引き受けます。

リンが前半、バンクは後半部分の答えを暗記、メールでグレースらに送ります。グレース、パットの2人が鉛筆のバーコードに答えを印刷。

その鉛筆をカンニング希望者に渡す、という作戦に。

しかし、緊張したバンクがバレて捕まってしまいます。仕方なく残り全問、リンが暗記・・鉛筆のバーコードに印刷する流れに。

バンクの分も暗記する必要に迫られるリンは、わざと吐いて会場を退出・・逃げながら残りの答えをメールで送ります。

一方、テレビの撮影と父に嘘をついてオーストリアに行ったリン。

娘を心配する父はパット、グレースにリンの行方を追求。責められ、困ったパットは「リンはバンクと旅行に」と嘘で誤魔化します。

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1人ですべての作業を終えるリンは疲労困憊、留学も諦めグレースたちとも別れます。

バンクはクリーニング店をリニューアル、リンに「協力しないのなら、首謀者は君だとバラす」と言い出します。

バレたらグレースらも皆、失格になる、と脅すバンクに呆れるリン。

バンクは大学も会社勤めも馬鹿らしい!と簡単に金を稼げるとカンニング業を続けると。

父にすべてを告白したリンは堂々と去ります。

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もうカンニングのシーンは緊張、ドキドキハラハラの展開です。

リンを演じたチュティモン・ジョンジャルーンスックジンはこの作品がデビュー作だそうです。

演技が上手いと思いますね。

試験のシーンも記号を塗りつぶすのですが本当にどきどき。賢いリンがお金を稼ぐ方法としてカンニングを・・というのもわかるのですけれど。

最後は優しい父の思いを考え、報酬を受け取らず父にすべてを告白して許してもらいます。

優しい父思いのリンですね。最後、リンはSTIC疑惑のすべてを告白する決意でした。

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これが実際に起きた事件とは驚きでしたね。物凄い人数がカンニングに協力してるのも。お金持ちは簡単に点数を買えるってことも。

真面目なバンクがトイレで携帯片手に緊張してるシーン、これもハラハラなのでした。

鉛筆に印刷するグレースたちのシーンも面白い。最後の最後まで見てるこちらも焦ってしまいます。

あの問題量を暗記するのも天才ですよね。これを他に活かせば・・。

鉛筆のバーコードに答えを印刷・・とう発想も賢いです!実話をモチーフにした映画、本当にめちゃくちゃ面白いのでおすすめです。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★5個(満点5個)

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