世界的ベストセラー小説の映画化。8歳の少年2人の友情を描いてますが・・言葉を失う衝撃の展開です。
ホロコースト作品なので視聴する人は注意してください。(グロ描写などはありません)
アマゾンプライムビデオで鑑賞。
2008年制作・イギリス・PG12・95分
配給 ディズニー
監督 マーク・ハーマン
制作総指揮 マーク・ハーマン
脚本 マーク・ハーマン
原作 ジョン・ボイン
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
8歳のブルーノは父の仕事の関係で、ベルリンから引っ越す。
友達とも離れ、寂しいブルーノはある日、有刺鉄線に囲まれた農場のような場所に少年がいることを知り、友達になる。
姉/グレーテルから、そこは農場ではなくユダヤ人がいる強制収容所・・と知るブルーノ。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
子供達を愛する父/ラルフですが、仕事のことは当然、話していません。
母/エルサは引っ越し後、子供部屋から収容所が見えることに驚き、ラルフに抗議します。
何も知らないブルーノは強制収容所を農園だと思い込み何故、そこで働く人々がパジャマなのか・・不思議に思います。
8歳のシュムールと親しくなるブルーノはいつも食事を与えます。
母親たちにそこ(強制収容所)に行くことを禁止されてたのですが、見つからないように通うブルーノ。
ある日、シュムールが自分の家でグラスを磨いてるので驚くブルーノ。
楽しく話しながら、いつものようにシュムールにお菓子を与えるのですが・・父の部下に見つかってしまいます。
物凄い顔で睨まれ、怖くなったブルーノはシュムールのことを「知らない子」と嘘を言ってしまいます。
お菓子も勝手にたべている、と。
その後、いつもの場所に行ってもシュムールはいませんでした。
(有刺鉄線越しに会っていた2人)
数日後、顔を腫らしたシュムールと再会するブルーノは謝罪します。
元気がないシュムールに事情を聞くと、父親が戻ってこないと言います。
ブルーノは友達だから一緒に探す、と提案。
一方、子育てをするのに良い環境ではない、と考えるエルサはラルフと言い合いの日々。
悩んだラルフは妻と子供達を引っ越させることに。
突然、引っ越すと言われ、戸惑うブルーノ。
シュムールに引っ越しを告白、お父さんを探そうと収容所の中に入る方法を考え付きます。
有刺鉄線の前を深く掘って、向こう側に行く。その際、目立つので同じように縞模様のパジャマをシュムールに用意してもらいます。
引越しの日、母には嘘を言ってシュムールの父を探すために、有刺鉄線の前を掘って収容所の中に入るブルーノ。
シュムールが用意したパジャマに着替え、一緒に彼のお父さんを探します。
施設の中で突然、大きな音が鳴り・・大勢のパジャマ姿の人々と一緒に移動させられるブルーノ。
不安になり、シュムールの手を強く握り締めます。
雨が降ってきたから、雨宿りするのだろう、と考えるブルーノ。大勢のユダヤ人と一緒にある施設(ガス室)に移動します。
ブルーノがいない!と、慌てて探すエルサは夫/ラルフに伝えます。
部下たちも一緒に皆で、ブルーノを探しますが・・。
収容所の前にブルーノの服が置いてあるのを発見、中に入ったことに気が付くエルサたち。
大慌ててブルーノの名前を呼んで探す父/ラルフですが・・状況を知り愕然とします。
ブルーノの名前を叫ぶラルフ・・夫の声ですべてを理解したエルサも泣き叫びます。
これで映画は終わります。
多くのYouTuberが「2度と見たくない映画」「胸糞」と言ってるのを見て、一度は見たいと思ってました。
でも、ガス室のシーンは思い出したくないですね。
実際、見るとすべてが予想通りでしたけれど・・本当にきついきつい内容でした。
残酷なシーンはありません。
ガス室に入る2人、これを見る人の想像で・・という描写が多かったです。
実話のようですがこれは実話ではありません。
働けない子供、女性はすぐにガス室で殺されていたようですし・・。有刺鉄線のそばにいけば、それだけで銃殺だったようです。
ドイツ人将校の息子、というブルーノの立場、純粋さがよけいに辛い内容でした。
期間限定、アマプラで100円視聴でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)