視聴率12.8%!「一緒にいたい」素直な心の声に従い、人生の選択をした2人。
脚本 遊川和彦
10話(最終話)
華苗(富司純子)に会うため、富山に行く超治(沢村一樹)とヒロ(天海祐希)。
遅くなり、ホテルに泊まる。
ホテル
「ヒロ・・もう一度、あの夜に戻れないか?お前のこと、身も心も愛せたらいいなって、離れたくない。」と、言う超治。
「それなら・・保くんに電話して。お互い、パートナーに知らせるべきよ」と、言うヒロ。
翌日
「私は超治を失いたくないのよ。だから・・親友でいるのが1番いいのよ」と、超治に言うヒロ。
超治が私を愛せない、とわかった時、「今度はもう、親友でいられない気がする」と、言うヒロだった。
保にヒロへの思いを言い出せない超治。
しおり(内田有紀)、由羽(井上琳水)の家に戻るヒロはうっかり、心の声が出てしまう。
誤魔化すため、「結婚式をしよう・・」と言うヒロ。
しおりとヒロの家族結婚の準備が始まり、館長の提案で図書館でやる事に。
結婚式の報告をするため、郷田家に行くヒロ。
照乃(キムラ緑子)の世話をする八重子(坂井真紀)は、介護の仕事を考えていた。
天人(佐藤二朗)と一緒に、八重子を応援するヒロ。
超治は、他の子供たちと馴染めない子のため、フリースクールを決意。
ヒロも賛成する。
図書館で結婚式の準備中。
「やっぱり・・超治と離れたくない・・ごめんなさい、しおりさん・・あなたと結婚できません」と、泣き出すヒロ。
驚き、泣き出す由羽。
「嘘だよね?パパになるって言ってくれたのに・・」
由羽を説得するヒロだが・・。
「沢山の人を幸せにしたいって、超治と一緒に生きていきたいの・・」
みんなに幸せになって欲しい・・と、泣き出すヒロ。
照乃が来て
「まず、あんたが幸せにならないと・・」と、ヒロに告げる。
「由羽ちゃん、あんたには、あんたの生き方があるように・・ヒロも生き方があるのよ」と、言う。
皆で由羽を説得、ビデオ撮影する華苗。
「あなたには・・これだけの人がいる。みんな家族同然よ」
図書館にいる八重子、照乃、天人、館長、スタッフたちが由羽を見つめる。
超治の家
「俺、フラれるの初めてなんだ・・僕も新しいパートナー見つけるんだ。」と、家を出る保。
しおりの家
荷物をまとめ、家を出ようとするヒロ。
「最後にひとつだけ言わせて。ふざけんな。バカ。あんたなんか、超治とうまくいくはずない。別れちまえ・・絶対、後悔するに決まってる・・」
心の声を出して、スッキリした・・と、笑うしおり。
超治の家に来るヒロは、フリースクールの名前を決める。
一夜を共にする2人。
翌朝
ヒロに「お前の身も心も愛せなかった・・俺なんか忘れろよ・・お前が苦しむだけ・・」と、嘆く超治。
「私は・・超治と一緒にいたいだけ・・」と、言うヒロ。
肉体的に結ばれなくてもいい、2人でいた方が良いこともある、と。
「じゃあ、どういう関係になるんだ・・俺たち・・」と、聞く超治。
「親友とか、夫婦とか・・呼び名なんてどうでもいい。大事なのは私たちの絆よ。お互いを信じて味方でいることよ。」と、答えるヒロ。
「本当にそれで良いのか?ヒロ・・」
「それに・・失敗を恐れても何も出来ない。まわりに影響されないで、お互いの個性を信じようよ。それが・・とびきり、難しい事だから・・」
お願いとして、
「これからは・・毎日ハグして欲しい。ハグしていい?が私たちの ”愛してる”だから。私へのハグは特別にして欲しい。」と、言うヒロ。
「結婚しよう・・超治」
ヒロを抱きしめる超治。
婚姻届けを出すヒロと超治。
ヒロに指輪を贈る超治。
華苗の投稿ビデオを2人で見る。
「大事なのは・・お互いを理解する気持ち・・」
「お互いを理解し続ける事が愛・・?」と、微笑む超治。
------完-------
感想
好きだから一緒にいたい・・と、いう事で結婚した2人。
夫婦、親友とか関係なく、周囲の目も気にせず。
お互いを理解し合い、一緒にいる・・と、いう方法を選択した2人でした。
しおり、保が巻き込まれた感じでしたけど、自分たちの生きる道を見つけた2人って感じ。
「お互いを理解し続ける事が愛」と、言う言葉が印象的でした。
一緒にいるのが当たり前、そんな意識しない空気のような「存在」が愛する人なのかも。
模索しながら、自分の愛する人、人生を選んだヒロと超治・・という内容ですね。
笑ったり、泣いたり楽しいドラマでした。
読んで下さった方、ありがとうこざいます。
1月からのドラマ、まだ何をレビューするかは決めてませんけれど。
ブックマークして、また遊びに来てくださいね^^