視聴率11.8%!愛の形は色々、個性を大切にして生きれば争いも減るのかも。
脚本 遊川和彦
9話
偽装結婚を解消、正式に離婚するヒロ(天海祐希)と超治(沢村一樹)。
「1年後、お互いにパートナーがいれば会おう・・」と、約束通り、再会する2人。
あれから・・ゲイである事をオープンにして、自由に生きていた超治は世界一周の旅へ。
超治のパートナーは保。
旅行先のハワイで、保と再会した超治。
「俺のせいで、ヒロが苦しんだ・・ゲイじゃなかったら」
泣き出す超治を見て、守ってやりたい・・と、決意した保だった。
しおりをパートナーに決めたヒロ。
きっかけは、由羽(井上琳水)が図書館で、男の子を突き飛ばす事件が発生。
由羽を「普通じゃない」と、からかっていた男の子たち。
ヒロに「どうしてパパになってくれないの?」と、言ってた由羽。
ヒロは図書館で、由羽としおりが男の子たちの母親から、非難されているのを見て、守ろうと決意した。
「みんなから見ると変わっている・・それは個性だと思う。そういう、色々な個性を持った人がいるから、この世界は素晴らしい事が沢山、生まれるんだ。だから、自分たちと違うからってだけで、悪口を言ったり、友だちにならないのは、先生は間違いだと思うんだ・・」
「違いより、共通点の方がいっぱいある。私たちには、大した違いはない。みんな同じ・・」
ヒロの思いに感謝するしおり。
パートナーを紹介し、親友としての絆を確認するヒロと超治。
華苗(富司純子)が超治と絶縁、1年も連絡していないと知り、会う事を勧めるヒロ。
悩む超治は、ヒロに一緒に富山に行って欲しい・・と、頼む。
迷うヒロは、超治と一緒に富山にいる華苗と再会。
元気のない華苗に驚き、勇気づける。
超マイペースな華苗と超治に会い、孤独や不安から抜け出せた、と告白するヒロ。
「自分を愛してくれる人が必ず、いるんだ・・」と、信じて、自分をさらけ出す勇気を持てるようになった。
それもすべて、お義母さんたちの影響なの、と言うヒロ。
ヒロの言葉に感激する華苗。
超治にも、ゲイと言う事で苦しませてしまった、と理解する華苗。
「これからは母さんの息子として、恥ずかしくないよう生きるから・・長生きして」と、言う超治。
華苗との話し合いが長引き、ヒロたちは富山に泊まる事に。
だが、ホテルはダブルの部屋しか開いていない。
ホテル
ベッドに入り、昔話をする超治とヒロ。
「ヒロ・・もう一度、あの夜に戻れないか?お前のこと、身も心も愛せたらいいなって、離れたくない。」と、言う超治。
超治に手を握られ、見つめるヒロ・・。
感想
「ありがとう。愛する事を教えてくれて・・ハグしていい?が私たちの ”愛してる” だから」
このシーン、素敵でした。
天海さんの表情、自然体で引き込まれますね。
ラストでベッドのシーンは、スッピンのような雰囲気。
別れてもまた、出会う2人は運命の人なのだと思いました。
しおりは賢いので、ヒロを苦しめないようにしてる。
そんなキャラが今回、ピッタリの内田有紀ですね。