視聴率9.9%!育生の真意は?泥沼化する河村家なのでした。
6話
全財産を孫の婿・育生(向井理)に託す・・と、遺言を書いた龍太郎(伊東四朗)。
海外で医療活動を行う団体に全額、寄付・・と、驚愕する陽子(余貴美子)、月子(室井滋)、凜子(板谷由夏)、楓(榮倉奈々)、恒三(岸部一徳)たち。
家族が遺言で争っている・・と知り、呼び出す龍太郎。
龍太郎を信じられない育生は、「お祖父ちゃんの本当の気持ちが知りたいです」と、言う。
「納得出来ない」と、文句を言う月子たち。
「わしの金だ。どう、使おうとわしの自由だ。」と、言う龍太郎。
龍太郎の意志は変わらない。
「家族に金を残したくないから、病気で苦しんでいる人に寄付する。傲慢ですよ」と、言う育生。
そんな育生だからこそ、任せる気持ちになった、と言う龍太郎。
しかし、凜子たちは龍太郎に同意出来ない。
お金があって何故、家族がうまくいかないのか・・と、考える育生。
弁護士/利子と会う育生は、遺言を変更する方法はないのかと相談する。
育生が、遺産を拒否する理由を理解出来ない利子。
「僕の両親は・・金で離婚しました。お金でバラバラになった」と、家の事情を打ち明ける育生。
借金を作った父親/肇と、保証人になった母親だった。
華子から、別れた夫の佐藤肇(光石研)が、自分に会いたがっている・・と、知る育生。
「また、金に困っているのか・・」と、会うのを避けたい。
恒三に頭を下げて、「遺産問題を・・なんとかしてください」と、頼む陽子。
恒三と陽子を見て、「男に頼むとは・・」と、笑う凜子。
母の形見の着物、宝飾品などを勝手に持ち出す。
凜子が大きな荷物を持って、アメリカに戻ると知る陽子。
「ごめんね、お姉ちゃん。私・・本当は家族と争いたくない」と、言う凜子に胸を痛める。
だが、凜子が嘘をついて、母親の形見を持ち去ろうとしてる・・と、判明。
凜子を追及して、大喧嘩する2人。
乗馬クラブに来た育生の父/肇を家に誘う楓。
仕方なく、肇を父親・・と、恒三たちに紹介する育生。
塾を経営している肇は、資金策で東京に来たのだと話す。
呆れる育生は、恒三に「その話は忘れてください。」と、告げる。
父親が金の無心をしてる・・と、思う育生だった。
陽子とケンカする凜子は、肇に龍太郎が遺産のすべての管理を育生に任せた・・と、状況を説明する。
肇と一緒に店で飲む育生。
東京に来た本当の理由は、住んでる家を育生に任せたい・・と、言う肇。
小さな土地でも、売れば500万になる。俺が死んだあと、離婚した母さんに渡してくれ、と。
父の気持ちを知り、お金に執着してるのは自分なんだ・・と、反省する育生。
店で、肇と育生の会話を聞いて驚く華子。
父が結婚祝いをこっそり、持って来ていたと知る育生。
「金がすべてだと思ってたのは・・俺自身だった。」
楓に思いを打ち明ける。
帰宅後、恒三たちに遺言を受ける、と告げる育生。
「父に会って、おじいちゃんを信じようと思った・・」
育生の言葉で驚く月子たち。
「このままじゃ、育生さんにお金を取られちゃう。なんとかして!」と、恒三に言う陽子。
「この家は私の歴史すべてなの。この家がなくなったら・・」と、叫ぶ。
「少しは俺の苦労をわかってくれないか?」と、怒鳴る恒三。
言い合う恒三に、離婚して、と言う陽子。
「河村家の婿という肩書きがなくなれば、あなたに何が出来る・・」と、笑う陽子。
姉の姿を見て喜ぶ凜子。
争う陽子、恒三に呆れ
「何がおかしい?あんたら・・バカだ!俺も結局、バカだ」と、叫ぶ育生。
吉沢を呼び出し、育生が遺言を受けると言いだした事を教える月子。
「どんな汚い手を使ってもいい。あの遺言をなしにして。もし願いを叶えてくれたら、私が筆頭株主になって、義兄さんを排斥するわ。あなたを社長にする。」
離婚届けを見つめる陽子。
「本気で、今回の相続について話し合わないか?」と、聞く恒三。
「今まで我慢してたの。ずっと・・あなたと別れたいと思ってたの。」と笑う陽子。
育生を探す楓。
病院
龍太郎に会いに来る育生。
「遺言の事で頼みがあります。僕にください・・寄付はやめて、僕に遺産のすべてを譲る、と遺言を書き換えて
ください」
育生のことばに驚く龍太郎。
感想
育生は父親に会って、気持ちが変わったようですね。
今まで、お金に復讐するつもりでいたのかも。
でも、父親の肇が良い人とは思えません。
肇のシーン、音楽がドロドロで怪しいから^^;
河村家を覗いてた時も妙でしたから。
結構、遺産狙いで育生を騙してる可能性もあると思います。
陽子には驚きですね。
凜子を上回るというか、激しい性格でビックリ。
恒三に尽くしてた妻だったけれど、ずっと我慢してたとは。
月子が吉沢と組んで、遺産を独り占めするような流れになりそう。
恒三を追い出し、自分に味方する吉沢を飼い犬にする気なのでしょう。
遺言で揉める家族たち。育生の本心は?