常に冷静な育生の本心とは?そして火事に?
遺産を相続して、「カワムラメモリアルの経営に参加する」と、言う育生(向井理)。
葬儀の仕事を学ぶ事に。
楓に泣きつく華子(岸本加世子)。
「育生が変わってしまった・・元に戻して」と、楓にすがる。
「私には出来ません。どんな育生でも、ついて行くと決めました」と、答える楓(榮倉奈々)。
利子と相談する龍太郎(伊東四朗)は、2億円は家の金庫にある・・と告白する。
妻が亡くなった時、凍結され、銀行からお金を引き出せなかった。
怒った龍太郎は、自分の預金をすべて引き出していた。
当然、家族には現金の事は内緒である。
10億の遺産・・と言った龍太郎だが、利子の調査でそれほどない事が判明する。
育生までが金の亡者のようになり、失望していた龍太郎に、
「今からでも遅くありません。人生、1回きりですよ。」
相続をやめ、自分で使う事を勧める利子。
恒三(岸部一徳)から、龍太郎が育生に全財産を譲ると言いだした、と打ち明けられる吉沢。
協力を求められ、会長は正常な判断が出来ないと考える。
龍太郎に、「恒三さんに離婚を切り出したの・・」と、相談する陽子(余貴美子)。
今さら・・と、呆れる龍太郎。
「今、私を叱ってくれるのは恒三さんくらいよね・・」と考える。
現金を自分で使おう・・と、考える龍太郎は楓のいる乗馬クラブへ。
馬主を勧められるが・・その気になれない。
昔、行ったクラブへ行くも、オーナーが変わっていた。
趣味などなく、お金を使う方法が見つからない龍太郎。
陽子たちに、「争ってる場合じゃない。皆で協力すべき時・・」と言う恒三。
楓と育生を離婚させたい月子たちだが、楓は離婚しない、と言い張る。
葬儀のオーダーメイド・・と言う恒三に
「これからは、葬儀も簡略化する方が・・」と、意見する育生。
恒三のポリシーを、「お祖父ちゃんの考えみたいだ」と、言う育生を怒る恒三。
月子(室井滋)と電話中、龍太郎の大きな金庫を発見する凜子。
開けようとするも開けられない。
恒三から協力を求められた吉沢は、月子に「私は社長の器じゃありません」と、言いだす。
月子に謝罪する吉沢は、「あなたは私にとって、上司です」と言い切る。
吉沢にフラれた・・と、嘆く月子。
陽子、凜子、月子たちから、悩みを打ち明けられる龍太郎。
月子たちに、「手を携えてもダメなら・・法律の力を借りよう」と、提案する恒三。
遺産の事で、姉妹ゲンカしてた陽子たちは、「打倒!育生!」と、皆の心はひとつになっていた。
恒三から呼ばれ、家族会議をする龍太郎。
利子から、遺言の書き直しを提案される。
弁護士として、遺言で家族がもめるのは本位ではないと。
利子は遺言を読み、龍太郎が遺産のすべてを育生に譲る・・と、確認する。
お父さんに甘えたい、私たちに委ねて・・と、泣き出す月子たち。
育生の挑発に不愉快になり、恒三を庇う龍太郎。
「この家はくせ者揃いかもしれん。だが、陽子、月子、凜子も可愛い娘・・恒三君も有能な婿・・」と、言う。
「寂しかったんだ。会社を退いてから、誰も相手にしてくれない。ただ、死ぬのを待つ人生・・みんなに振り向いてもらいたい。金をチラつかせれば、絶対みんな、私を無視出来ない・・」
龍太郎の嘆きを聞いて、驚く娘たち。
「これまでの遺言書、間違っていた」と、破る龍太郎。
笑い出す恒三。
「やられたねえ・・これで、思い通りか?憎まれ役ですよ。敵がいれば、みんながまとまる。育生くんはジョーカーを演じてた。この家のみんなを、改心させようとしていた」
驚く月子、凜子、陽子たち。
茶番だね・・と、言う恒三に
「皆さんは力をあわせ、会長は本心を語れることが出来ました」と、言う利子。
「僕は皆さんに仲良くなってほしい・・と、考えた訳じゃありません。僕は・・」と、発言する育生。
焦げ臭い臭いがする・・と、驚く楓たち。
感想
河村家、火事になるようです。
まさか、あの大金がすべて燃えてしまうのかしら?
お金がなくなれば、遺産で揉めることもないのかも。
でも、お金の形があれば銀行で変えてくれたような。
龍太郎は寂しかったんですね。
皆に振り向いてもらいたい、と思いでお金をチラつかせていた。
そんな言葉を聞いたら、切ない、情けないと思う月子たちだと思います。
恒三が冷たいので、離婚する陽子だと思ったけれど。
あれなら、離婚しないでしょうね。
吉沢にフラれて、嘆く月子が面白かったわ。
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