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「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」ネタバレ感想

巨人の謎も解明した実写映画の後編です。

2015年 日本

キャスト
エレン (三浦春馬
ミカサ (水原希子
シキシマ(長谷川博己
ハンジ (石原さとみ

アルミン(本郷奏多
ジャン (三浦貴大
サシャ (桜庭ななみ
ソウダ (ピエール瀧
クバル (國村隼
サンナギ(松尾諭
フクシ (渡辺秀)
ヒアナ (水崎綾菜)

監督 樋口真嗣
主題歌 「ANTI-HEROSEKAI NO OWARI

前編と同じく、1回観ただけで間違いもあると思います。あくまで私の解釈です。

あらすじ

クバル(國村隼)に拘束されたエレン(三浦春馬)は、子供の頃を思い出す。

(回想)
実験室で、父/グリシャ・イェーガー(草なぎ剛)に拘束され、エレンは注射を打たれる。

驚き、止めるエレン母/カルラ。
「長男で実験済みだ。大丈夫だ」と、答えるグリシャ。

人の気配で、エレンを隠れているソウダに頼むグリシャ。
隠れて様子を見ているソウダ(ピエール瀧)。

クバルと部下が来て、「100年かけて一掃した本がこんなにある・・」と呆れる。

カルラ、グリシャを連れ去るクバル。

連れ去られる母を見つめるエレン・・。
(回想・終)

これで、エレンの両親はクバルに殺された・・って事でしょうね。
そして、グリシャの言葉で「長男」がいた事が判明。
これがシキシマだと思います。

エレンに質問するクバル。
「お前は人間なのか?巨人なのか?」
「俺は・・人間だ!」と、答えるエレン。
「人間なら、失った手足は戻らない」
その言葉で、自分の手足を見て、巨人に食べられた事を思い出すエレン。

エレンを殺そうとするクバルを止めるソウダ。
真実を話そうとするも、クバルに殺害されてしまう。

エレンがクバル軍に殺害されそうな瞬間、巨人が現れ、エレンを連れ去る。

肌の違う巨人に興奮、叫ぶハンジ(石原さとみ)。
「こんなの初めて!がまた、出てきたーー」

クバルは瓦礫の下敷きとなってしまう。

目覚めるエレンは白い部屋にいた。
巨人に捕まったエレンを助けたが、巨人は逃がしてしまった・・と話すシキシマ(長谷川博己)。

シキシマは権力者たちが使用する部屋で、シャンパンを飲みながら巨人の説明をする。

巨人は元々、人間だった。
兵器として開発され、巨人になったが・・何かが暴走。普通の人々も巨人になり、戦争となってしまう。

生き延びた権力者が壁を3重に作り、残った人類であの世界を作る。
シキシマの説明に愕然とするエレン・・。

クバルが死んだと思い、リーダーとなり、指示するハンジ。
エレンが言ってた不発弾を捜し、壁の穴を塞ぐ事に。

エレンを連れて、部下と共に不発弾を捜しに行くシキシマ。
途中、不発弾を見つけたハンジたちと再会する。

不発弾を奪い、壁の内側に穴を開ける・・と、言いだすシキシマに驚くエレンたち。

「そんな話は聞いていない。もう、俺は誰も捨てない!」と叫ぶエレン。

シキシマの目的は、不発弾を利用して内側の壁を壊す事。
つまり、政府(権力者)に逆らいたい、クーデター。

この考えにエレンも賛成したと思っていた。しかし、エレンが賛成するはずもない。

シキシマとエレンの考えは対立・・激しく争う。
剣で心臓を一刺し、巨人になるシキシマ。
何型?エレンとは違うタイプ。

エレンはシキシマにボコボコにされ、巨人になってもやられ続ける。
なぜか、止めないミカサ(水原希子)。

最後はシキシマ巨人を倒し、不発弾を持って穴を塞ぐために壁を登るエレン巨人。

体力を消耗したのか、壁の穴の上のヒビに不発弾を入れるも・・落ちかけてしまうエレン巨人。

意識のないエレン巨人を励ますため、背中に飛び乗り、剣で刺しながら
「エレン、約束したでしょう?」と、話しかけるミカサ。

目を覚まして再び、壁を登るエレン巨人。

そこへクバルが登場、この世界の知識を語る。
怒り心頭のサシャ(桜庭ななみ)が、クバルの首に矢を射る。

数本の矢が首に刺さり、落ちるクバルは・・・壁に穴を開けた超大型巨人に変身。
驚くミカサ、ハンジたち。

エレン巨人は必死で、壁に不発弾を入れるも、邪魔をするクバル巨人。

その後、人間に戻るエレンはクバル巨人に捕まるが・・。

シキシマが登場、「これは俺の獲物だ」と、クバルに不発弾を投げ込む。
爆発するクバル巨人、シキシマ巨人・・。

壁の穴は爆発により、無事にふさがる。

エレンと一緒に、壁の外を見つめるミカサ。壁の外には広大な土地、海が見えていた。

エンドロールで、
「2個の個体が脱走。予想通りにいかないから面白い・・」と声が聞こえる。

感想

後半のバトル、記憶曖昧で違う部分もあると思います(^_^;)

シキシマは両親を殺されたから、権力者(壁の内側の支配者)を憎んでいた、その復讐だったのだと思います。

弟がエレン・・と、知ってたと予想。
前編で、巨人の事を何も知らないエレンに呆れてたシキシマ。
「ソウダから聞いてないのか?」と、台詞があった気がします。

2人が兄弟というシーンはありません。たぶん、エレンはシキシマが兄とは気づいてないでしょう。

なぜ、父親が息子に注射したのか・・謎だったんです。
テレビアニメ版で、そのシーンがあったので知ってたけど。

ネットで見た情報によると、グリシャがエレンたちに注射したのは巨人にするため。
理由は生き残るためでしょうか。

巨人が増える未来・・と、学者のグリシャは分かってたはず。
人間なら殺害され、生きる事も困難。
だけど、巨人になれば生き残れる可能性は大きい。
この理由なら納得ですね。

アニメ版を見ていたので、「巨人は人類が作った人間だった」事は予想通り。
映像では、実験で人間が巨人になったシーンがありました。

その巨人化が暴走して、巨人が増えた。
「誰が巨人になるかわからない。その恐怖から、殺し合った人類」
そして、あの世界が出来たのでした。

アニメ版では、巨人になるため、エレンは自分で手を噛んでました。
でも、シキシマが巨人になるには、剣で心臓を刺してました。
ある意味、死ぬ覚悟じゃないと巨人化出来ない?のでしょうか。

この後編でミカサはずっと、葛藤してました。
何故なのか・・シキシマが巨人になると知り、離れたのか。

エレンからもらったマフラーを「ずっと持っていた・・」と、教えたくらいだから。
「エレンが好き」と、自分の気持ちに気が付いたのかも。

オリコンの記事で、監督のインタビューを読んでビックリ。
エレンが巨人に立ち向かう動機は、「母親を食べられたから」では男として動機が弱い。

「ミカサを奪われたエレン」にした方が、「動機」として強い。
そういう設定だそうです。

「巨人に母親を食べられたから」
この方が動機として大きいと思うのだけど^^;
そんなに2人は愛しあってたのかしら・・恋愛中には見えなかったです。

驚いた事!

シキシマが巨人になった。

クバルが超大型巨人で、壁を壊していた。

シキシマとエレンが兄弟だった。

スマップの草薙剛がエレン父親役で登場。

シキシマが巨人になる事をミカサも知っていた。

シキシマが壁の内側を壊そうとした。(クーデター)

高橋みなみが出演してた。(前編?)

ソウダがクバルに殺された。(部下の銃を使い)

話がそれますけど・・
シキシマを演じた長谷川博己は、樋口真嗣が監督する映画「シン・ゴジラ」にも出演ですね。
他に石原さとみ竹野内豊も。

長谷川博己は、フジテレビ「デート〜恋とはどんなものかしら」に出演。
このキャラでは、ぶっ飛んだニート役が似合ってました。
シキシマ役はやはり、設定的に無理があった気もします(^_^;)

クバルは、壁の修復は本気で考えていない感じでしたね。
人々に巨人の恐怖を植え付け、「外に出たい」という考えを潰す。

何代にもわたり、巨人の恐怖を感じれば権力者(政府?)の指示に逆らわない。
これがクバルの目的だと思います。
支配したいって事かなあ。

クバルより上の幹部らしき人物は登場しません。

クバルとシキシマは、「犠牲があっても構わない」
エレンは「これ以上、犠牲を出したくない」という考え。
エレンは地獄でも良いから自由になりたい。意見は対立しています。

この後編、正直・・物足りないと思ってしまいました。
理由は「グロいシーンが少ない。ほぼ、ない」からです(^_^;)
あんなに、前編で「巨人が気持ち悪い」と、書いたのですけど(笑)

人間が巨人に捕食されるシーン、これが前編の回想だったりします。

前編の印象のまま見ると、
「アレ?これで終わり?」って思うかと。
そしてその分、クバルとシキシマの語りシーンが多かったですね。

でも、実写映画として完結・・これで良かったのだと思いましょう。

拙い文を最後まで、読んで下さった方ありがとうございます(*^^*)

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