ルッカのあらすじ園

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「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」感想

頑張る女性にお勧めの作品!悩みながら自分の生き方を模索するヒロインたち。
女性向き、日常を描いてます。半分ネタバレ。

2012年
監督 御法川修

主題歌 カサリンチュ「あるがままに」
挿入歌 矢野顕子「PRAYER」 

感想

3人の女優が出演してますけれど、主人公は柴咲コウ
事件も起きないので、期待しないで観る事をオススメします。

料理好きで、カフェで働くすーちゃん(柴咲コウ)はちょっと、気になる男性がいる。

会社に勤めるまいちゃん(真木よう子)は1人暮らし。

さわ子さん(寺島しのぶ)は、母親と寝たきりの祖母と一緒に暮らしている。

仕事、恋愛、価値観も違う30代の女性たちの人生を描いてます。

彼女たちは色々な悩みを持っています。
恋愛もしたい、仕事も頑張りたい。
そんな女性たちの心情が伝わってきます。

結婚が女性のすべてとは思わない。結婚しても悩みはある。
彼女たちは結婚も真剣に考えてます。

心の声が可笑しくて切ない。
生活のため、パワハラでウンザリしながらも、仕事を続けなくてはならない。
そんなシーンもあったり。

「私がもし、結婚したら母は寝たきりの祖母と2人だけに・・」
そんな思いがあれば、結婚に踏み切れない事も。

やっと、結婚出来るかも・・と、思ったら。
相手の男性家族は女性を、「子供を生む」ためにあると判明。
それは違うよね、と思ったり。

カフェの後輩が嫌な女でも、笑顔で対応するすーちゃん。
面接に来た男性に意見するシーンは納得です。

まいちゃんの決断は・・あれもアリなんでしょうね。でも、あまり幸せそうには感じなかった。

さわこさんは前向きに考え、母親と外出を楽しむようになり、良かったと思います。

切ない事が起こり、新たに頑張る3人。

1年後

まいちゃんと再会するすーちゃんは、いつもと違う彼女を感じながら、優しく接するのです。

別れたあとに
「この感じ・・私を寂しくさせているのって何・・?このままおばあさんになって、仕事もお金もなくて、寝たきりになって、頼る人もなかったら・・私、独りぼっちで死ぬの?」

自分が選んだ道は間違っていた?と、自問自答するすーちゃん。

まいちゃんは、自分を知っているすーちゃんに会っておきたかった。
自分が変わる前に。
そんな思いを理解していたすーちゃんなんですよね。

この映画に登場する男性が自分勝手で優柔不断。
苛立つタイプが多かった気がします(^_^;)

女性はいつだって、我慢して頑張っている。
そんな思いを理解せず、男って勝手だなあ・・と思ってしまいました。
まあ、男性も頑張ってる事はあると思うのだけど^^;

みんな必死で生きている。
他人の事なんか構う余裕ないのに・・それでも「大人の女性」という事で、周囲を気遣う。

途中、「頑張り過ぎてるのでしょう。どれか1つ捨ててみたら?」と、言葉があります。

仕事、恋愛、趣味・・あれもこれも手に入れたい。でも、無理をすると疲れちゃうんですよね。
それに気が付いて「捨ててみる」事も、時には必要なのだと感じました。

3人は仕事、環境もすべて違うのにすごく繋がってるのです。

「遠い未来のために、今を気にしすぎる事はない」

この結論は正しいのでしょうね。
将来の事も大切だけれど、「今」を精一杯生きることをまず、やらないと。

この空気感が好きです♪

好きレベル☆☆☆☆(5個満点) 

すーちゃん まいちゃん さわ子さん

すーちゃん まいちゃん さわ子さん

 

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