人間とグール、家族を守りたい気持ちは同じだと感じました。
監督 森田修平
脚本 御笠ノ忠次
原作 石田スイ(「週刊ヤングジャンプ」連載)
6話「驟雨」
月山を攻撃するトーカ。
月山は倒れ、キミを殺そうとするトーカを止めるニシキ。
キミはグールであるニシキの存在を知っている。危険な人物だと考えるトーカだった。
月山を倒したトーカは「あんていく」の仕事を休んでしまう。
「あの時、私はキミを殺せなかった・・」
トーカに、「キミはトーカにとってヨリコであり、僕にとってのヒデなんだ」
大切な存在だから、と言うカネキ。
ニシキは「あんていく」で、働きながら暮らす事に。
カネキから字を教えてもらうヒナミは、もっと字を覚えて父親を喜ばせたい、と言いだす。
「パパに会いたい」と、ヒナミの言葉に胸を痛めるリョーコ(ヒナミ母)。
娘に父親を会わせてやれない。
ジェイソンを追跡するクレオたちだが・・取り逃がしてしまう。
代わりにその場にいたグールを殺す捜査官。
ヒナミの父親は死んでしまう。
リョーコと一緒に街に本を買いに行くヒナミ。
「パパの匂いだ」と、飛び出してしまう。
ヒナミを追いかけると・・そこには、CCG捜査官の草場と中島たちが待ち伏せしていた。
ヒナミを逃がそうと、グールの力を出すリョーコ。
「ヒナミ、逃げるのよ。あんていくに先に行ってて・・」
泣きながら、1人で逃げ出すヒナミ。
感想
ヒナミはカネキに保護されるでしょうね。でも、母親のリョーコは殺されると思います。
人間の肉を食べるグールだけど、親子愛、家族愛などを感じます。
だから、駆逐する・・っていうのも抵抗がありますね。
害を与える、畑を荒らす、とイノシシを殺すのと似てると思います。
人間を襲い食べる・・イノシシとグールは違うけれど。
トーカにとって、ヨリコは大切な友だち。
カネキにとってのヒデであり、ニシキの恋人キミの存在ですね。
もしも、大切な存在を殺されたら・・
捜査官も家族を殺されたら、仕返ししたいと思うでしょうし。
なんだか、モヤモヤするアニメです。
グールも家族を守り、必死で生きてるのを描いてた6話でした。