厨房に慌てて駆けつける伴が見たものは!腕を怪我した織田のドルチェのアシスタントだった、驚く伴....
全治10日の怪我であるが、美幸に頼まれ織田(ほっしゃん。)を手伝う事になる。
無口な織田に焦る伴(松本潤)、美幸に「何事も経験だよ」とあっさり言われる。
(何故、自分が?と戸惑うが、他に暇な人はいないと知りショックを受ける)
良い機会なので勉強させてもらおうとする伴だが...織田に「触るな!」と怒鳴られてしまう。
(変わり者の織田との付き合いにまず、悩む伴が楽しみ)
仕事が始まる...腕を怪我してるもののいつも通りの織田に伴は焦り
「何をすれば?」「いい、いらない!」聞くも言われてしまう。1人黙々と仕事をする織田に何も出来ない。
給仕長の与那嶺はそんな伴に気がつき「愛だよ!愛!」と言うが。
悔しがる伴は織田の仕事中に声をかけ、真剣に仕事を見る。
伴を完全に無視する織田...必死に仕事させてくださいっ!というも...無視する織田。
(この織田の無視ぶりが最高に笑える!大爆笑)
閉店後、美幸(内田有紀)、与那嶺、桑原(佐々木蔵之介)たちに仲間に入れてもらう伴。
一緒にワインを飲む。
「何も喋ってくれない、手伝わせてもくれない」けれど頑張る!と伴。
ドルチェは面白い!と、桑原に言われるが理解出来ない伴(3人とも教えてくれない)
給仕長の与那嶺(北村一樹)は
「織田のドルチェは素晴らしい、評判も良い」と言われる。綺麗なドルチェは人を幸せにする。女性の憧れでもあるドルチェ...織田は美幸がスカウトしたと初めて聞く伴。
コンクールに受賞した織田のデザートに感激するも、人付き合いが苦手であり、美幸は不安を持ちながらもシェフ(市村正親)に相談、織田の作るデザートに感動、納得したシェフは、織田に自由にドルチェをまかす事になった。
(バッカナーレのドルチェは100%織田に任せている)
その話を聞いた伴は、真剣にドルチェを学ぼうと決意する。
冷蔵庫にあるデザートを味見、甘いものが好きではない伴もその味に惚れる。
デザートに必要な、メレンゲを作る伴は嬉しそう。そこへ織田が来るが...
無言でゴミ箱に入れてしまう(使い物にならない!と織田)
織田の隣で、メレンゲを作るもまた捨てられる。何度も作る伴だが、メレンゲはゴミ箱行きに..。
そんな伴に声をかけてくれるあすか。
あすか(香里奈)はドルチェをやっていないので羨ましいと言う。あすかのアドバイスのお値段は高いリストランテにおごる事。
居酒屋で、まさしは簡単に
「数日だけだから我慢しろ」と軽く言うが、伴は
「それじゃ、いけないと思う。悔しい、バッカナーレのドルチェをすべて作ってる人だから、何かを盗みたい」と話し店を飛び出す。
厨房でメレンゲを作ろうとする伴は、偶然、織田のレシピを見て驚く。
そのノートにメレンゲのレシピもあった。必死で読む伴....
デザートにより、メレンゲの作り方は違っていた。そこへ香取(佐藤隆太)が来る。
ドルチェは、1グラムの世界だと喜び、感覚ではなく、正確さを要求される仕事と理解する。
レシピを見ながらデザートを作ってみる伴。
翌朝、メレンゲを織田にみせる伴は、初めて使用してもらえる。
ガッツポーズで喜ぶ伴に、織田はなんとなく顔が崩れる。(ちよっとは認めた?様子の織田)
朝、織田のアパートに迎えに行く伴は、織田に付いていきフルーツ選びを見せてもらう。
(織田について歩く伴)
無言で伴に指導する織田...翌朝も織田のアパートに行き、彼の読んでる本にも口出しし、仲良くなろうと努力する。
(伴が作るデザートの一部を使用する織田)二人で作りあげるデザート。
しかし、約束の日は来てしまい寂しそうに挨拶する伴。
「織田さんの事、好きじゃないけど好きです」そんな伴に織田の目はうるうるしてた。
(織田は人付き合いが苦手だけど、伴は自分を好きといってくれた)
伴は何かを思いデザートを作り始める...(織田のレシピを読みながら)
翌朝、織田がアパートを出ると、いつも待っていてくれた伴はもういない。
(やっぱり寂しいんだ、織田さん)
ドルチェにもいない伴を思うが...卒業制作としてティラミスを作ったとメモがあり、織田はそれを手に取る...
シェフの部屋に織田が来る。
ホールに戻った伴はホールの皆に迎えられる。
その日のおすすめメニューには「ティラミス☆バンビーノ風」とあった。
伴が作ったデザートのティラミスを認めて、デザートとして採用してくれた織田に感謝の言葉をいう伴に...織田も笑顔になる。(なんかウルウルする)
(美味しそうなティラミスだわ)シェフも味見し、その味を認める。
客がティラミスを食べ、喜ぶ笑顔を見る伴。
美幸は、シェフに織田がマンツーマンでドルチェ指導しても良い!と言ったと伴に告げる。ドルチェの才能があると認めてくれた織田。
(驚く伴だが、彼の目指すはドルチェじゃない)
感想
ドルチェってデザートの事と初めて知りました。
今回は人付き合いが苦手な織田のドルチェの手伝い、でも織田は自分の世界に入って来る人を、拒むような感じで伴をも受け付けない。悩む伴だけど、
「好きじゃないけど、尊敬出来ること」自分と考えが違っても、素晴らしい技術を持ってる織田の何かを盗み、そして固い心の織田をほぐしてくれたのが伴でもあった。
人なつこい伴が、織田を最後には笑顔にさせたのも伴の思いが伝わったからだと思う。変わった織田だけど、伴はそんな織田の心も解かしてくれたのだと思う。
最後に伴の作った卒業制作のティラミスを、織田がわざわざシェフに「本日のおすすめ」として推薦してくれたってことは、伴の味を認めてくれたこと。
なんかいい終わり方でした。給仕長の与那嶺はいつもながら本当にかっこいい。
頑張れバンビ〜ノ!