「ロード・オブ・ザ・リング」アラゴルン役のヴィゴ・モーテンセンが実在した伝説の騎手を演じます。愛馬ヒダルゴとのシーンは愛らしい。
2004年アメリカ映画
ネタバレ度50%くらい
ストーリー
19世紀末、アメリカ西部のカウボーイ/フランク・ホプキンス(ヴィゴ・モーテンセン)は愛馬ヒダルゴと、過酷なエンデュランス馬術競技に参加することに。
レース中、唯一のアメリカ人ということもあり、妨害されながらもヒダルゴと共に走る。
こんな内容です。
レースだけでなく、インディ・ジョーンズのように悪党に襲われて・・とハラハラのアクションシーンも。
ホプキンスは馬を友と考える人であり、野生馬(ムスタング)を保護するため、行動しています。
アラブの族長が主催する「オーシャン・オブ・ファイヤー」に誘われ、参加するのですが・・。
このレース、賞金は10万ドル、3000マイル(約4800km)のアラビア砂漠を横断するのです。
通常、正しい血統のアラブ種だけが勝つ、といわれるレースを走るホプキンス。
ヒダルゴはムスタング、「まだら馬」と、呼ばれてバカにされます。
そして優勝するためには何でもする、馬は道具、という人間もいます。
エンデュランス馬術競技は、長距離を数時間かけて走り、そのタイムを競うもの。
耐久競技なので普通は、獣医師が馬の健康状態などをチェックするのだそう。
でも、この当時は勝つために優勝賞金のため、馬に無理をさせていたと思います。
原題は「Hidalgo」これは馬が主役の作品です。
本当にヒダルゴの演技が素晴らしく可愛くて、合図だけで色々と動きます。
調教師の命令なら動くのはわかりますが、ヴィゴの命令でも演技してくれるのがすごい。
このヒダルゴ役の馬は5頭いて、そのうちの1頭を撮影後、ヴィゴは買い取ったそうです。
5頭いたとは調べてわかったのだけど、観てる時は気づかなかったです^^;
じっくり観れば違うのわかるかも?
実際のホプキンスはムスタングの保護活動をしていたそうです。
恋愛はほぼなし、愛馬ヒダルゴとの物語です。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★5個(満点5個)