ナイジェリアの人身売買の闇を描いた衝撃の作品。見終わった後、言葉もありませんでした。
2020年製作・ナイジェリア・106分
ネタバレ度60%くらい
ストーリー
ナイジェリアの人身売買の闇を暴くため、売春婦として潜入取材をするエヒ。
こんな内容です。
とにかく記者として取材したい気持ちもわかるけれど、どれだけ危険なのか・・想像以上でした。
売春婦のフリをしていた彼女ですが・・取材をするため危険を顧みず、深みに入ってしまいます。
大物政治家の謎のパーティにも潜入、薬で眠らされ乱暴されてしまうことも。
それでも中止しないエヒはこの闇を暴いて・・と強い正義感だったのでしょう。
でも危険すぎるのは承知のはず。
彼女と連絡を取っていた上司も危険を感じ、中止するよう命じます。
でも正義感なのか・・止めずに続けるエヒ。
渡欧する仲間がいることを知り、自分も行くと言い出すのです。
結果、恐ろしいことに。
これはたぶん、事実であり普通に起きている現実なのだと思いました。
同じ女性でもビジネスとして割り切る人もいれば、逃げ出せず売られる人も。
悲しいというより恐怖の作品でした。
最後の最後まで暗い、重い映画です。
ラストが本当に怖かった。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)