1986年の「トップガン」続編です!36年ぶりであり、脚本には「ユージュアル・サスペクツ」のクリストファー・マッカリーが参加。
2022年製作・アメリカ・131分
ネタバレ度80%くらい
ストーリー
ピート/マーヴェリック・ミッチェル海軍大佐(トム・クルーズ)は、米海軍の過去40年間にて、空中戦で3機の敵機襲撃記録を持っている唯一のパイロット。
ジェットエンジン搭載の極超音波テスト機「ダークスター」のテストパイロットでもある。
最高速度がマッハ10に達してないと計画が中止になると知り、チェスター・ハンマー・ケイン海軍少将(エド・ハリス)の前で、マッハ10を達成させるが・・ダークスターを空中分解させてしまう。
その後・・マーヴェリックは昔の仲間、トム・アイスマン・カザンスキー海軍大将(ヴァル・キルマー )の要望で、ノースアイランド海軍航空基地「トップガン」の教官に。
某国がNATO条約に違反、ウラン濃縮プラントを建設し稼働させるのを阻止するため、特殊作戦としてマーヴェリックはトップガン卒業生の中から精鋭パイロットの訓練をすることに。
参加者の中には、亡き親友グースの息子ルースター(マイルズ・テラー)がいた。
マーヴェリックは基地周辺の防空網を避けるため、超低空、超高速で飛行するF/A-18E/Fスーパーホーネットを作戦に選択。
(電磁波妨害に有効なレーザー誘導爆弾が使える)
反発するルースターの扱いに悩むマーヴェリックを呼び出すアイスマンは助言。
「過去は忘れろ」と。
闘病中だったアイスマンはその後、息を引き取る。
ルースターと向き合うため、マーヴェリックは不可能と言われた作戦、F/A-18Eで予定の時間内で作戦を成功させ、皆の信頼を得る。
上層部から認められ、編隊長として飛ぶ許可を得るマーヴェリック。
特殊任務の日、マーヴェリックはルースターを指名。
プラント破壊に成功するがルースターを守り、マーヴェリックは撃墜されてしまう。
マーヴェリック撃墜を見て救出に向かうルースターも・・。
「助けてやったのに!(何故、逃げなかった!)」と、ルースターに激怒するマーヴェリック。
2人は敵地に侵入、F-14を強奪して戻ろうとする途中、第5世代戦闘機に迎撃されるが・・。
覚悟を決めるマーヴェリックは、ルースターにグースの件を謝罪。
その時、ハングマンが・・!
こんな感じでもう夢中で見てしまいます😅
脚本が素晴らしいと、これだけ面白いのかと納得ですね。
もちろん、俳優の演技、撮影、演出などもすべて最高!
ルースターは父の件でマーヴェリックを恨んでいます。それを感じて悩むマーヴェリック。
そんな彼を励ますのがペニーと、アイスマンです。
グースの息子、ルースターということで揶揄う仲間もいます。
元ガールフレンド/ペニー(ジェニファー・コネリー)に悩みを打ち明けたり、親しくなるマーヴェリック。
前作と違うのは大人の恋であり、愛し合う2人のシーンは最低限という感じ。
サラッと描くだけで作品の中心は恋愛ではないとわかります。
それもすごく良かった。
本当は2019年に公開予定だったのがコロナ禍のため、何度も延期されていたけれど、やっと観れた!という感想。
アイスマン役のヴァル・キルマー は62歳、咽頭ガンで闘病中に声を失ってしまい、話すことが困難。
その後、治療で回復し、この作品では会話の声をAI技術で彼の本当の声から再生したようです。
(セリフひとつは音声で会話したようです)
とにかく飛行シーンが言葉に出来ないほどに素敵です。
普通の映画館で視聴したのですが、これからの人は絶対にIMAXで観るのをおすすめ。
音が半端ないので、すごい迫力になると思います。
興味ない方も騙されたと思って是非!
見ないと話についていけないほどに素晴らしい内容でした。
もう完璧というほど最高の映画!
後半に登場する古いF-14と第5世代戦闘機の登場でパワーの差を感じるのですが。
そこはパイロット・マーヴェリックの腕でカバー。
グースの事で苦悩している彼は、卒業生たちを訓練しながら思うことは「誰も死なせない」です。
作戦を成功させることも大切だけれど、誰も死なせないことも彼には重要なのでした。
マーヴェリックは昇進出来るのを断り、現役パイロットにこだわっているのです。
前半のダークスターを壊してしまったので普通は解雇。でもそこはアイスマンの強い要望で助かったり。
上層部が今回の任務で犠牲は仕方ない・・というのを「誰も死なせない」と、言い張るのです。
マーヴェリックはルースター母に頼まれ、海軍兵学校への志願書を破り、彼が学校へ行くのを阻止。
これを怒っているルースターですが、理由は言わないマーヴェリック。
そんなマーヴェリックの性格も魅力ですね。
一部、Wikipediaを参考にしました。間違いあったらすみません😓
冒頭、前作で有名になったあの曲も流れて一気に盛り上がるでしょう。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
画像はイメージです。
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