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映画「アバターウェイ・オブ・ウォーター」ネタバレあらすじと感想

素晴らしい3D映像で森から海へと世界が変化する13年ぶりの続編です。観る時はIMAXをお勧めします。色も綺麗、音も響くので圧倒されますね。

2022年制作・192分・アメリカ・G

原題:Avatar: The Way of Water

配給 ディズニー

監督 ジャームズ・キャメロン

制作 ジャームズ・キャメロン、ジョン・ランドー

ネタバレ度30%(後半90%)

ストーリー

地球から神秘の星パンドラに来た元海兵隊員のジェイク・サリーは先住民ナヴィ(オマティカヤ族)のネイティリと結ばれ、4人の子供達、長男ネテヤム、次男ロアク、養女キリ、トゥクと幸せに暮らしていた。

キリは亡きグレース・オーガスティンのアバターから生まれている。

亡きマイルズ・クォリッチ大佐の息子スパイダーとも家族のように一緒にいる。

しかし、人類が再びパンドラに来て森を破壊し始める。

亡きマイルズ・クォリッチ大佐はナヴィの姿で目覚める。

(ナヴィと人類の混血のアバターを作り、そこにクォリッチ大佐のデータを入れている)

 

こんな感じで始まります。

もう映像が前回よりも綺麗なんじゃ?というワクワク感でいっぱいですね。

3時間超えですが長さも感じず、夢中で物語に引き込まれます。

もっと知りたい方

90%のネタバレ

 

1年後

人類はパンドラに作戦基地を作ったが、オマティカヤ族ナヴィたちも激しく攻撃して戦争のようになっていた。

森は破壊され、逃げ惑う森の生物たち。

燃える森を見て悲しむネイティリにジェイクはこの場を離れ、逃げる事を提案。

森は自分たちの家であり、家族が暮らしている場所を捨てることなど出来ない、と大反対するネイティリ。

しかし、このままでは部族の仲間たちも被害を受ける。人類の目的は自分、と理解しているジェイク。

ネイティリを説得、オマティカヤ族の戦士であり、トゥルーク・マクトのジェイクはリーダーの座を他の者に譲り、家族で移動することに。

 

森から遠く離れた海の部族メトカイナのいる島へ到着。

族長のトノワリ、妻ロナルの許可を得て、家を与えてもらう。

ネテヤム、ロアク、キリ、トゥクたちは、トノワリたちの娘ツィレヤと友達になり、海の事を教えてもらう。

ロナルは悪魔の血が混じっているジェイクたちを嫌うが夫の指示に従う。

 

メトカイナ族のルールを守り、島で暮らすジェイク家族。

だが、キリたちは混血のため指が5本あり、尻尾も違うことを指摘され、メトカイナ族の子供たちにからかわれてしまう。

妹を守るため、ロアクはジェイクから注意されていたのに・・争って問題を起こしてしまう。

ジェイクはロアクに族長の息子アオヌングに謝罪させ、問題を解決。

しかし、自分の息子が喧嘩に勝ち、内心は喜ぶジェイク。

 

喧嘩はしたが・・友達になろう、とアオヌングたちに誘われ、リーフの外まで泳ぎに行くロアク。

夢中で魚を狩っていると、アオヌングたちは消えていた。

罠とは気づかず、危険な地域まで来てしまったロアク。

凶暴なサメのような生物に襲われ・・・逃げるが巨大な海洋生物トゥルクンに助けられる。

トゥルクン/パヤカンに助けられ、友達になるロアク。

巨大な鯨のようなトゥルクンは通常、群れで暮らしているがパヤカンは1頭だった。

傷ついている体から、刺さっているモリを引き抜くロアク。

 

島ではロアクが戻らず、心配するジェイクたち。

アオヌングが危険な地域に置き去りにした、と知り激怒の父トノワリ。

戻ったロアクは、危険地域に行ったのは自分が強引にアオヌングを誘った、と嘘をついて彼を庇う。

自分を庇ってくれたロアクに驚き、親しくなるアオヌング。

島に戻ったロアクは、孤独なトゥルクンと友達になった、と皆に説明。

しかし、1頭でいるパヤカンは仲間を殺し、トゥルクンのルールを破ったため、群れから追い出されたのだと言われてしまう。

自分を助けてくれたパヤカンを信じているロアク。

 

ツィレヤたちから、海での呼吸法、イル(イルカのような生物であり、海での乗り物)に乗る方法も教えてもらうキリたち。

ジェイクは、イルではなくて、戦士が騎乗する海洋生物に挑戦、成功。

トゥルクンの群れが島に来て大喜びのメトカイナ族。彼らとは家族のように親しい関係だった。

海洋生物ではあるがトゥルクンは知能も高く、感情もある優しい生き物。

メトカイナ族とは手話で通じ合っている。

 

ナヴィとなったクォリッチは、ジェイクを探している時、ネテヤム、ロアク、キリ、スパイダーたちを発見。

逃げるネテヤムたち・・逃げる途中、崖から落ちるスパイダーはクォリッチに捕まってしまう。

スパイダーを拷問、ジェイクの居所を聞くが答えない。

クォリッチはそれを止め、自分で聞き出すとスパイダーを解放。

自分と一緒にジェイクの場所へ案内しろ、と命じる。

一緒に行動しながら、スパイダーに思いを寄せるクォリッチ。

しかし、スパイダーは気を許さなかった。

 

海の島は何百もあり、1箇所ずつ、メトカイナ族を襲いジェイクの居場所を聞き出そうとするクォリッチ。

しかし、族長トノワリから言わないよう、指示されていたので誰も答えない。

殺そうとするクォリッチを必死で止めるスパイダーは通訳だった。

家を燃やされ、被害が大きくなるメトカイナ族たち。

ジェイクはクォリッチが接近してるのを知り、島を離れようとするが・・。

 

クォリッチはトゥルクン狩りをする男たちを脅し、船で移動。

トゥルクンを捕鯨砲のようなモリで仕留める男たち。

群れの中、子供を連れた母親トゥルクンを殺し、脳の中から液体の一部を取り出す。

これは高値で売れ、人間の老化を止める魔法のようなもの。

トゥルクンを殺し、この液体だけを奪い、残りは破棄している。

 

トゥルクンのパヤカンと遊ぶロアクは、口の中に入り触手?と繋がり、彼の心を読む。

人間に仲間を殺され、孤独になったパヤカンと知る。

 

ジェイクの子供を偶然、捕まえることに成功したクォリッチ。

それを知り妹たち、スパイダーも助けるネテヤムは撃たれて死んでしまう。

息子の死を悲しむネイティリ。

そんな時、再び子供たちが捕まってしまう。

子供を助けるため、危険覚悟でクォリッチの船に向かうジェイクとネイティリ。

クォリッチに子供を人質にされ、動けないジェイク。

ネイティリはスパイダーの首にナイフを押し付け「息子には息子」と、スパイダーの首を切り付ける。

驚き、ジェイク子供を離すクォリッチ。

 

仲間たちも一緒に激しく闘い・・船は転覆。

必死で子供達を救い、クォリッチと対峙するジェイク。

キリたちを助け、逃げるスパイダーだが・・海は炎で逃げられない。

船の奥で子供を助け、逃げようとするネイティリだが・・転覆したため、逃げ道がわからず、呼吸も苦しくなってしまう。

 

クォリッチを倒し、逃げようとするジェイクも呼吸が苦しくなり・・意識を失う。

ロアクが来てジェイクにメトカイナ族の呼吸法を教え、泳いで戻る2人。

呼吸が苦しいネイティリを助けるため、エイワの能力、ツィレヤたちに教わった方法(海洋生物を背中に羽のようにつけると呼吸できる)で、助けるキリ。

 

戻る途中、意識を失ったクォリッチを助けるスパイダー。

意識を取り戻し、一緒に帰ろう、とスパイダーに言うクォリッチだが・・。

スパイダーは無言で島に戻る。

 

やっと、家族が戻ったジェイクはメトカイナ族の方法でネテヤムの葬儀を行う。

家族を守るのが父親の役目・・と考えていたジェイクだが・・。

息子を失い、新たな考えが芽生える。

 

すごーく面白かったです。3時間半近い映画は初めてだったけど長さは感じなかったですね。

ただ、ずっと座ってるのはキツかった(^^;;

今回は家族の絆、海洋生物のトゥルクンとメトカイナ族の絆を描いてました。

クォリッチは相変わらず、悪い男ですがスパイダーの父親の自覚があったんですね。

「息子じゃない」と言ってたんですが、一緒に行動してるうちに気持ちに変化があったのでしょう。

 

驚いたのはトゥルクンです。もう形が違う鯨です。

残虐にトゥルクンを追い回して殺す、しかも必要な部分だけを取り出し、残りは捨てる。

これは昔、鯨の油だけを取って体は破棄・・っていうのを描いてると感じました。

 

そして、今回は白人ばかり・・と思ったのですがこのトゥルクン狩りのシーンで、アジア系の女性が1人だけいました。

しかも、残虐にトゥルクンに矢を当てて喜ぶ・・という。これ、日本人に皮肉を言ってるように感じました。

しかも、他の方の感想を聞いて知ったのですが、捕鯨砲には日本語が書いてあったそうです。

私はそこまで気が付かず・・。

それって、捕鯨砲は日本製?って意味なのかな、と。

捕鯨をも描いてるという感じです。

 

そしてジェイクとクォリッチが闘うシーン、船が転覆するのはまさに「タイタニック」のシーンですね。

ネイティリが逃げようとしても、逃げ道がわからない・・というのも。

とにかく映像は素晴らしいです。

これが本当に海の中?と、いうほどに泳いでるシーン、魚や珊瑚など、リゾート地のような美しい島も。

特に色が綺麗ですね。

基本、ブルーが多いアバターなんですが、ジェイクたちオマティカヤ族は真っ青なブルー。

で、海のメトカイナ族はミントブルーという感じ。

 

顔や体にも刺青のような模様もあり、これも意味があるようです。

ジェイクの子供の中、キリは養女ですがグレーズ博士の死に関係してるようで、父親はいないとか。

エイワとグレースの間に生まれたみたいな説も他の感想で知りました。

グレースの部分を忘れてしまってるので、この作品を観る方はシリーズ1を観ておいた方が人間関係がわかりやすいと思います。

 

基本、エイワや生物たちと意思をリンクさせるには髪の毛の先の触手?みたいな部分を相手に繋げるようですね。

これは変わりません。

亡くなったネテヤムの思い出を見るため、海のエイワと繋がり、息子と幻?の中で再会するジェイクたちでした。

 

キリは今後、重要人物となるようです。

でも、てんかんの発作を起こし繊細な気も。

なにしろグレースが母親ですから。シーズン3ではまた、73歳シガニー・ウィーバーが登場するとか・・。

もちろん違う形でしょうけど。彼女は14歳キリのパフォーマンス・キャプチャーをやってるそうです。

 

アバター第5作まで予定されているようです。

Avatar(2009)

Avatar: The Way of Water(2022)

Avatar: The Seed Bearer(2024)

Avatar: The Tulkun Rider(2026)

Avatar: The Quest for Eywa(2028)

 

メイキングも面白いでしょうね。

もう1度、映画館でじっくり観たいと思います。

1度観ただけの記事なので間違いもあると思います。

長いのに最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★5個(満点5個)

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