家族にレズビアンを隠していたハーパー!実家に帰り、秘密を打ち明けることが出来るのか?
コメディというほどでもなく、クスクスと笑える感じ。
クリスマスに家族が集まり、事実を打ち明けるつもりが・・。
ネタバレ度50%くらい
ストーリー
アビー(クリステン・スチュワート)は恋人ハーパー(マッケンジー・デイヴィス)を真剣に愛している。
ある日、クリスマスに実家へ帰るハーパーから、パーティに誘われる。
自分たちのことを家族に話している、と信じていたアビーだったが・・。当日、家族には話せなかった・・と、事実に驚く。
こんな感じでドタバタと始まります。
ハーパーは、父親が政治家を目指しているのもあり、家族に同性愛者であることを言えないのでした。
アビーはそんなハーパーの優柔不断も含め、愛しているのですが。
自分の事を家族に隠し、嘘をついている・・と、いう状況に耐えられなくなります。
自分たちの事を隠す気持ちもわかるけれど、愛するアビーの事を、
「両親はいない」と、連呼するハーパーの無神経さに苛立ちました。
ルームメイトと紹介すれば良いのに、わざわざ親の事まで言う必要あるの?と。
その他、とても無神経で自分の事ばかりのハーパーに呆れて。
アビーは相手を気遣う優しさを持ってる女性。
友人ジョンは彼女をとても理解しているので、この2人が結ばれれば良いのに・・なんて思ったり。
ハーパーの家族は皆、勝手な人が多くてそれも苛つきました😅
特に母親は世間体ばかり、娘の友人であるアビーに対しても、細やかな心遣いもない。
まあ、色々と書いてしまったのですけど、それぞれ理由がある、と後半になってわかります。
気になったのは、アメリカでも愛する人と結婚する時、親の承諾を得たい、と考えるんですね。
もっと自由な感じなのかと。
その辺りの考えを持ってるアビーに感情移入してしまいます。
同性愛者の考えも、とてもわかりやすく描かれてると思います。
本当に苦労してるんですね。
最後、あまり良い印象のなかったハーパー母の言葉には涙・・でした。
みんな無理してたんですね。
見て良かった作品でした。
クリステンスチュワート、本当に素敵でした。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)