1935年のイギリスを舞台に少女の誤解が引き起こす悲劇と戦争に翻弄される恋人たちの運命を描いてます。
アマゾンプライムビデオで鑑賞。
2007年制作/123分/イギリス、フランス合作
配給 : 東宝東和
劇場公開日 : 2008年4月12日
原題または英題 : Atonement
監督 : ジョー・ライト
脚本 : クリストファー・ハンプトン
原作 : イアン・マキューアン
ネタバレ度 : 40%(後半は90%のネタバレを含みます)

あらすじ(ネタバレ度40%)
1935年イギリス。
タリス家の末娘ブライオニー(シアーシャ・ローナン)は、姉セシーリア(キーラ・ナイトレイ)と、使用人の息子ロビー(ジェームズ・マカボイ)の小さな言い争いを目撃する。
ロビーはセシーリアに謝罪の手紙を書くが、途中で軽率な文章を添えてしまう。
慌てて書き直すものの、誤って最初の手紙をブライオニーに託してしまうのだった。
手紙を読んだブライオニーは衝撃を受け、ロビーに対する疑念を抱き始める。
もっと知りたい方
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感想・後半あらすじ(ネタバレ度90%)
小説家を志す13歳のブライオニーは、姉とロビーの恋を理解することができなかったのです。そのため、2人の関係を誤解し、思い込みを強めていきます。
ロビーは使用人の息子という立場であり、セシーリアとの間には身分の壁があります。
それでも、2人は愛し合っていたのです。そんな2人の気持ちを知らないブライオニー。
やがて、セシーリアたちの兄リーオンが、友人ポールを連れて帰省し、従姉妹ローラ、双子の弟たちも屋敷に集まります。
ある日、ロビーとセシーリアが愛し合う場面を目撃したブライオニーはロビーに嫌悪感を抱きます。
その夜、双子の弟たちが家出、皆で探している最中に、ブライオニーはローラが暴行される現場を見てしまいます。
そして、先入観から「犯人はロビー」と、証言してしまうのでした。
結果、ロビーは警察に連行され、刑務所へ。
4年後。減刑と引き換えにロビーはフランス戦線へ派遣されます。
(ダンケルクへ)
過酷な戦場で彼を支えたのは、セシーリアとの再会の夢。結婚を夢見るロビー。
一方、18歳になったブライオニーは看護婦として働きながら、小説を投稿していました。
ある日、ローラとポールが結婚すると知り、出席します。そこで、事件の真犯人はポールだと確信。
やがて、ブライオニーは同じく看護婦となったセシーリアと再会し、事件のことを謝罪します。
そこには、休暇中のロビーもいましたが・・彼は許してくれませんでした。
後年、著名な作家となったブライオニーはインタビューで語ります。「『つぐない』が最後の小説です」と。
そして、作品に書いた「セシーリアとロビーに会って謝罪した」という部分は事実ではなく、読者のために書いた「願い」であったと告白。
実際には、セシーリアは事故で亡くなり、ロビーも戦地で病死。
2人は再会することなく、生涯を閉じたのでした。
彼女の書いた小説は、2人への償いであり、贖罪でした。
13歳の時、嘘をつくことが悪いと知っていたはず。それでも、彼女は取り返しのつかない嘘をついたのです。ブライオニーはあまりにも自分勝手に思えます。
愛する人を思い続けながら亡くなったロビーが、ただただ哀れでならない。
戦地の場面は過酷で、セシーリアが身分を捨てて、看護の仕事に就いた理由もロビーへの一途な想いだったことが伝わってきます。
この作品は、イアン・マキューアンの「贖罪」を2005年公開の「プライドと偏見」のスタッフ・キャストで映画化したようです。
オリジナル版は130分であり、日本公開版は7分短縮されているので、少し分かりにくい箇所もありました。
それでも、未見の方には一度、観てほしい映画です。
前半は幸せな2人、後半は過酷な運命に翻弄される2人・・すべてはブライオニーの嘘から始まった物語です。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)
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