突然、亡くなった時は愛する人に言いたい事も言えません。後悔しないように大切な人にはいつも感謝していたいですね。実話に基づく物語。
ネットフリックス視聴です。
2020年制作・アメリカ・101分
監督 ランス・フール
脚本 ベロニカ・フール、ロビン・U・ルシン
原題 2 Hearts
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
クリスは学校でサムに一目惚れ、親しくなり結婚したいと思うように。家族もそんなクリスを温かく見守っている。
ホルへは飛行機の中でレスリーに一目惚れ。積極的に会いに行きプロポーズ・・結婚する。
もっと知りたい方
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ネタバレ度90%
2人で幸せな時間を過ごしていたサムだが・・突然、クリスは倒れて脳死状態に。
ドナー登録をしていたクリスを理解しているサム。
ホルへとレスリーは幸せな結婚生活を送っていたが・・ホルへの肺は限界が来ていた。
臓器移植のため、心の準備をするレスリーはドナーを待つ。
移植手術を終え、健康になったホルへは肺を提供してくれた人に感謝を告げたい、とドナーを探してクリス家族と会う。
ホルへと会うサム。
「クリスは僕と共にいる。僕が彼を守っていく」と告げるホルへ。
感想
タイトルと始まって数分、ホルへが肺の手術をしたので臓器移植の話だと予想出来ます。
でも映像で観ると想像以上に泣けました。
本当に幸せなホルへとレスリー、クリスとサムです。
前半、関係ないように2組のカップルの幸せを描いてますがラストの方でリンクします。
クリスが突然、倒れてそのまま亡くなってしまうのはショックです。まだ19歳、若すぎる。
彼もきっと無念だろうし、サムも悲しいですよね。
そして移植手術が必要、と医師から言われたホルへは「もっと若い人に・・僕の人生は幸せだった」と、手術を拒みます。
けれど、「生きてほしい」と、レスリーから言われ手術を受けることに。
レスリーにしたらもっと、長生きして欲しいですよね。愛する人だから。
ホルへの「僕よりももっと若い人に」と、思いも理解出来るけど切ないです。
クリス父が息子の友人たちに「愛する人に伝えて欲しい、愛してると・・」この言葉にも泣けました。
クリスが生きてた時、父親は彼に成績の事など口うるさいことばかり・・それを後悔してたのです。
もっと生きてる時に「愛」を伝えておけば良かった、と父の想いです。
このような家族の思いを丁寧に描いてるので感情移入してしまう作品でした。
ドナー登録をしていたクリスは5人の人を救ったのです。
その中でホルへが感謝を告げたい、とクリス家族に手紙を書いて家族と対面。
このシーンも感動で泣けました。病気ものはわかっているけれどやはり、泣いてしまいます。
若いのに呆気なく・・という感じのクリスでした。
ホルへはクリスに感謝して臓器手術をする家族たちのため、ケアハウスを設立、宿泊施設を提供したそうです。
すべての人におすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)