シリーズ10作目のホラー!猟奇殺人で有名な主人公が何故、こんな復讐を始めたのかが描かれてます。
アマゾンプライムビデオで鑑賞。
2023年制作・118分・R15+・アメリカ
配給 REGENTS
劇場公開日 2024年10月18日
監督 ケビン・グルタート
制作 オーレン・クルーズ、マーク・バーグ
脚本 ピーター・ゴールドフィンガー、ジョシュ・ストールバーグ
原題 Saw X
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)

あらすじ
末期ガンで余命宣告されているジョン・クレイマー(トビン・ベル)は、患者セラピーで出会ったヘンリーから、ガンを治せる医者がいると知る。
メキシコに向かうジョンは、非許可の医療施設で、セシリアたちの医療処置を受けるが・・。
彼女らは詐欺師であり、騙されたと驚愕のジョン。
もっと知りたい方
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90%のネタバレあらすじ・感想
全体的にはいつもの感じ、残酷グロ、出血量もすごい作品です。
苦手な方は注意してください。
セシリアを信じて大金を払い、医療処置を受けてガンは完治?と、安堵してたジョンです。
けれど、騙されたと判明・・激怒で復讐を始めたのが「ソウ」の始まりです。
今回の映画は何故、ジョン(ジグソウ)は人を試すように罠をかけるのか?
これを説明するストーリーでした。
ガンで余命宣告をされ、希望を失った彼はセシリアに全てを託します。
それが裏切られた気持ちは大きいでしょうね。
セシリアと仲間たちはすべてグルで、ジョンに「ガンが治った」と、嘘を言ったヘンリーも詐欺師でした。
(エンドロール後にヘンリーも罠に)
ジョンは普通の良いおじさんでしたけれど、騙されて、人の命を弄ぶような人物を許せなくなっていったのでしょう。
セシリアたちに復讐するため、監禁して次々とルールを説明、いつものゲームが始まります。
この映画もバージョンアップしてる感がすごい。
爆弾を両腕につけ、決められた時間内に自分で刃物を使い、それを外させる。当然、腕はボロボロに^^;
今回のゲーム、医療用の糸鋸(骨も滑らかに切れる)を使用、自分で足を切断させ、骨髄を吸引せよ、と指示します。
死にたくない、と必死で糸鋸を使い、足を切断するシーンはさすがにハードでした。
結局、間に合わずに彼女は死亡。
ジョンはルールを説明するだけで、いつものように手を出しません。
次々と、ゲームは続いていきます。
セシリアは30人以上を騙し、大金を奪っていたのです。
しかも、病気で死にたくない、と思いの人々から「希望」さえも奪ったのが許せないジョン。
後半、自分が医療処置を受ける際、施設で会ったパーカーも、セシリアの仲間と知っていたジョン。
最後はセシリアとパーカーを部屋に監禁、二人で争わせます。
パーカーを殺害、セシリアが生き残るわけもなくて・・。
エンドロール後、セラピーで出会ったヘンリーもゲームに巻き込まれます。
ジョンの手助けをしていたのが、アマンダです。
シリーズの途中、彼女がジョンの意思を継いだ形の作品があった気がします(記憶が曖昧ですが)
今回、ジョンは残酷なセシリアに捕まった少年/カルロスを助けようとしてました。
カルロスもジョンを助けよう、と強い思いがあったのは良かったです。
ここでジョンは冷たい人じゃない、と描かれてます。
カルロスとジョンが、セシリアに捕まって強制的にゲームをさせられるシーンも凄かった。
まあ、最後は助かるはず、と安心して見てられたけれど。
このシリーズが好きな方、おすすめです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)