嗅覚を失った刑事と調香師。お互いに欲しい物があるため手を組むことに。究極の香りを生み出すためなら何でもする恐怖!
2022年製作・96分・ドイツ
前半ネタバレ度30%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
恋人ユーロ(ローベルト・フィンスター)から別れを告げられ、悲しみのサニー(エミリア・シュール)は彼の愛を取り戻したいと願っていた。
当時、若い女性が殺害される事件を追っていたサニー。
殺害された女性は、脇の下と陰部の汗腺を切り取られていた。
こんな感じで割と面白かったです。
調香師ドリアン(ルートヴィヒ・シモン)がイケメンでサニーと取引をするのですが・・。
香りって本当に不思議なパワーを持っているんですね。この映画ではドリアンが作った香りで、サニーはユーロを取り戻す事に成功します。
この香りとは・・
もっと先が知りたい方は
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ネタバレ度90%
殺人事件の容疑者として、刑事に追い込まれたドリアンは仲間と争い、作った香りを置いて逃げてしまいます。
相棒の女性は捕まり、ドリアンは逃げ続けます。
途中、ドリアンの調査をしていたサニーは置いて行った香りを見つけ、自分のものにします。
一方、新たな愛の香りを作りたいドリアンは、サニーが持ち逃げした香りが必要となり探します。
警察から逃げているドリアンを発見するサニーの香りを、「パール」と、感じるドリアン。
サニーは嗅覚を取り戻したいため、ドリアンに頼み手伝う事に。
彼の言うように訓練を重ね、子どもの頃のように嗅覚を取り戻すサニー。
子供の頃のトラウマもあり、嗅覚を失っていたサニーは嗅覚と共に苦い記憶も取り戻します。
恋人ユーロを取り戻す為、ドリアンが作った香りをつけて会うサニー。
その香りを付けると、人間の欲望を丸出しにするようで・・激しく愛し合う2人。
ユーロに妊娠を告げ、家も越して幸せなサニー。
理想の香りを作りたいドリアンは尊敬する調香師に会いに。
人を傷つけなくても真空で、香りだけを抽出する方法を考えてた事に驚きます。
香りを失い、欲望もしないユーロに家族の元に戻るよう告げるサニー。
長くは続かない、とわかっていたのですが悲しい。
サニーを利用しようと誘うドリアンに「愛を知らずに愛の香りを作れるの?」と、離れていくサニー。
尊敬する調香師から離れ、愛の香水を作る意欲のドリアン。
友人を誘拐され、ドリアンの元に急ぐサニー。
赤ん坊の匂いは素晴らしい、というドリアンに
「永遠に香りを失う」と、香水を手に持たせるサニー。無臭の有毒物質を持ち歩いていたのだった。
苦しみ、嗅覚を失うドリアン。
出産し、赤ん坊と幸せに暮らすサニー。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)