韓国で実際に起きた事件を基にしています。あり得ない内容に胸が潰されそうでした。
2019年に公開、監督は「私は王である」「ラブリーライバル」のチャン・ギュソン。
ネタバレ度60%くらい
ストーリー
ロースクールを卒業後、就職の決まらないジョンヨプ(イ・ドンフィ)。
臨時で児童福祉館に就職するが・・あまりやる気はない。
継母から虐待されているダビン(10歳)と弟に出会う。
2人の事を真剣に考えずにいたある日、ダビンが殴られていると知り、駆けつけるが・・。
こんな感じで始まります。
ジョンヨプは最初、福祉の仕事希望ではないので・・子供たちの異変に気がつきません。
子供好きなら気がついたかと。
そこが見ていてじれったく感じました。
ダビンたちは事実を言いたい、けれど言えない・・状況です。
10歳の子供が継母に殴られている、とは言えないでしょう。
父親もいるのですがあまり、登場しません。
当然、子供には無関心です。
継母という人物が本当に酷い人でした。
弟に苛ついた時、姉であるダビンにしつけをさせようとします。この場合のしつけとは・・。
その後、大変な事件が起きてしまいます。
弟が亡くなり、ダビンは「私が弟を殺しました」と、告白します。
世間がパニックとなり、さすがのジョンヨプも責任を感じて真実を探ろうと動きます。
絶対、こんな事件はあってはならない。
けれど、悲しいことに何故か増えているそうです。
驚いたのは周囲の大人たちが皆、見て見ぬふりをしていた事でした。
せめて通報を・・と思います。
本当に暗く見ていて苦しい作品でした。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)