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映画「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」ネタバレあらすじと感想

イ・ヨンエNHKで放送された大ヒットドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で有名ですね。「親切なクムジャさん」以来14年ぶりの映画です。

息子が行方不明になって探す両親の苦悩を描いてます。ラストだけ安心出来ますけれど・・それまでの映像は観ていて苦しかったです。

アマゾンプライムビデオにて鑑賞。

2019年製作・108分・韓国・PG12

監督 キム・スンウ

脚本 キム・スンウ

原題:Bring Me Home

ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%

ストーリー

看護師のジョンヨン(イ・ヨンエ)、夫/ミョングクの2人にはユンスという息子がいたが6年前、行方不明になってしまう。

ミョングクは仕事を辞め、ユンスを探し続け、ジョンヨンも胸を痛めている。

必死で探しているある日、ミョングクは携帯にユンスに似た子がいる、と情報を受けて現地へ向かう途中、事故で死亡。

ミョングクも失い、悲しみのどん底にいたジョンヨンはユンスに似た子がいる、と電話で夫の生命保険金で前金を渡す条件で情報を得る。

ユンスには火傷の跡があり、それも一致している・・と緊張のジョンヨンは漁村の釣り場に向かう。

もっと知りたい方

90%のネタバレ感想

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夫の保険金を情報を得るため、渡したジョンヨンですが・・これはなんと!弟(義理?)が計画したことでした。

ユンスの情報が詳細すぎて驚いたんですけどね。身内なら知ってて当然でしょう。

それをお金目当てで裏切るなんてさすが韓国です。

ジョンヨンのいない時、携帯に電話があり、居場所の情報を聞いてしまった弟は人を使い、彼女を騙してお金を受け取ります。

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ジョンヨンが釣り場で男の子を探し、その子が息子では?と展開になりますが・・当然!釣り場の経営者たちは誘拐?した子供たちを働かせているので隠します。

「これはうちの子だ」と。

この家に住んでいる人たちが最悪です。働く場がない犯罪者もいるのですがその男が危ない人です。

子供相手に・・とあり得ない展開に。

まさかこんな映画とは知らず、本当に胸糞悪くて子供が可哀想でした。

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釣り場の経営者は地元のホン警長にお金を渡して子供のことを隠蔽しています。

ホン警長の部下の警官がユンスを見て、チラシの子に似ている、と言い出すのですがスルーされて結局、この警官も賄賂で黙ってしまいます。

ミンスは夜、足枷をつけられ逃げることは出来ません。そして危ない男に襲われているのでした。

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何も知らないジョンヨンはユンスの写真を見せて、釣り場の人たちに聞きまくりますが・・それを邪魔する釣り場の経営者たち。

ユンスに似てる子を「ミンス」と呼んで、その子は亡きおばあさんが連れて来たと言ってます。

誘拐してきたのか・・それとも迷子なのか・・そこまでは描いていません。

ジョンヨンは夜、子供が監禁されているのを知り、ミンスより幼い男の子ジホを発見しますが・・釣り場の経営者たちに邪魔されます。

けれど、何かある!と感じてるジョンヨンは諦めません。

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翌朝、村を去るジョンヨンはジホを抱きしめた時、「お母さんのいうことを聞いて元気でね」と言います。

すると「僕のお母さんじゃない」と答えるジホ。彼女は帰るふりをして釣り場に残ります。

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夜、ミンスが逃げ出し探す経営者たち。

ジョンヨンも「ユンス」と呼んで探して海へ。

恐怖でミンスは海の中へ・・ジョンヨンの叫びに答えた瞬間、波に飲まれて暗闇に。

夜の海に消えたミンスに激怒する経営者たちはジョンヨンを監禁。

危ない男に襲われそうになりますが・・看護師のジョンヨンは薬を持っていたので注射して男を殺害。

あの薬、一瞬で死んでしまったのでびっくり。

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その後、ホン警長の銃を奪い、ジホと逃げようとするジョンヨン。

ここですごい死闘となりますが・・ツッコミ要素満載です。

夜の海、ボートでホン警長から手錠をかけられるジョンヨンですが・・するりと抜けてしまいます。

その手錠をホン警長にかけ、彼は溺れて死んでしまいます。

なぜ、あんな手錠を抜けられた?

このあたりは韓国映画らしい無理矢理な展開でした。

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翌朝、ジョンヨンは自殺しようとしますが・・少年ミンスの遺体を発見。

確認すると息子と思っていたその子の足は副爪ではなかったのです。

ジョンヨンと同じように息子の足も副爪だったはず。

つまり、ユンスと思っていたその子(ミンス)は息子ではなかったのでした。

なので死ぬのをやめ、ユンス探しを続けるジョンヨン。

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2年後

ジホを養子にしたジョンヨンは施設に向かいます。そこには首にアザがある男の子と対面します・・。

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たぶん、首にアザがある子がユンス、息子だった・・というラストだと思いました。ここは曖昧に描いてますね。

ミンスがユンスだと思ってたのに違うなんてびっくり。それだけ子供の誘拐、拉致などの事件が多い・・ってことなのでしょうね。

夫の死後、ジョンヨン1人で闘っていたという流れでした。夫がまさかの事故で亡くなったのも結局、偽の情報を信じてしまった・・という悲しい出来事でした。

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他の登場人物は皆、酷い人間ばかりで呆れてしまいます。

途中、ミンスに優しい男性がいたけれどその人も最後は自分のことばかり。

ジョンヨンが生きていたのは奇跡でしょう。あんなに殴られたり、蹴られたりしてそれでも逃げる。

あの流れはやや強引でしたけれど、内容としては実話のような感じで恐怖を感じます。

誘拐されたかもしれない子供(ミンス、ジホ)を見ても何も感じない大人たち。

釣り場には沢山の人が来ていたけれど、子供には無関心な大人たちでした。

韓国あるあるで警官が賄賂で・・という流れもまたか、って感じでしたけど、それだけ多いのでしょうね。

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。

好き度は★3個(満点5個)

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