末期ガンで安楽死を選択、友人に看取りを頼む男の物語。
2019年製作・アメリカ・89分
ネタバレ度50%くらい
ストーリー
末期ガンと宣告されたマイケルは、友人アンディーに安楽死を手伝って欲しい、と頼む。
こんな内容です。
驚きました。
アメリカって処方箋があれば、ドラッグストアで安楽死の薬を買えるとは。
それを買いに行く2人。店員も飲み方を淡々と説明。
アンディーはマイケルに死んで欲しくないけれど、病気だからどうしようもありません。
そして彼が苦しむ姿も見たくない。
安楽死という選択をした彼を止めることも出来ない。
葛藤するアンディーの気持ちを理解しつつ、自分の意志を変えないマイケル。
前半、コメディのような軽い雰囲気で2人の何気ない会話が続きます。
ドラッグストアで薬を購入、いつ飲むか?と考えるマイケル。出来るだけ飲んで欲しくないアンディー。
いつも2人で映画を見ているのだけど、楽しいわけでもない。
どちらかといえば、マイケルの方が冷静ですね。
アンディーはオロオロしてて薬を隠したり・・。
重い作品なのですが軽いタッチで描いてるのも妙な感じ。
「気分の良い時に逝きたい」というマイケルの思い。
薬を飲む時もアンディーが手伝って・・切なかったです。マイケルは良いけれど、残されたアンディーが辛いですよね。
いつも2人で見ていた映画を1人で見ても・・。
とても真面目で切ない映画でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)