化学物質の流出事故が発生!ドン・デリーロの小説が原作「スターウォーズ」のアダム・ドライバー出演。ネットフリックス視聴。
2022年制作・アメリカ、イギリス・136分
監督 ノア・バームバック
脚本 ノア・バームバック
ネタバレ度30%(後半70%)
ストーリー
大学教授のジャック(アダム・ドライバー)はヒトラー研究家であり、密かにドイツ語を習っていた。
ある日、トラックが列車に衝突、化学物質の流出事故が発生。
ジャックは見学していたが緊急避難命令となり、慌てて家族と避難する羽目に。
こんな感じでサバイバル系だと思ってましたが後半、違う方向へ。予想してたのとは違う内容でした。
コメディ風ではありますが笑えるほどでもありません。
ジャンルが難しいですね。ヒューマン系でもなくて。
もっと知りたい方
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70%のネタバレ
家族と車で逃走中、ガソリンを入れるジャックは知らない間に化学物質を浴びてしまう。
家族たちと避難所に行くが、俺は化学物質に汚染された・・と、不安になるジャック。
避難命令も解除となり、元の生活に戻るがジャックは「死ぬのは時間の問題」と、死の恐怖に怯えていた。
愛する妻バべットにも言えず、1人悩むジャック。
娘から、物忘れの酷いバべットが妙な薬を飲んでいる、と指摘され調べることに。
バべットが飲んでる薬は処方箋でもなく市販薬でもないと判明。
バべットに聞いてみるが誤魔化されてしまう。
必死に問い詰めると・・新聞広告で見た薬の治験バイトでダイラーを服薬。その副作用が物忘れだと告白。
担当のミスターグレーという男と関係を持った・・と言われパニックになるジャック。
バべットは「死ぬのが怖い」と、死の恐怖を克服するため、取り除くために治験バイトをしたのだった。
化学物質に汚染されている自分こそが死ぬ運命、と妻に告白するジャック。
2人で愛を確認、死の恐怖について話し合う。
感想
ラストは夫婦円満、ハッピーエンドで終わります。
ええ?何それ?という感じで終わったので消化不良感でした。よく考えると、死の恐怖に怯えるジャックの夢だった?という感じも。
ちょっと観る人を選ぶ映画だと思いました。
バべットの件は死ぬのが怖くても、薬で恐怖を消せるもの?という印象。
最初、ジャックのヒトラー感などは退屈です(^^;;
サバイバルが始まり面白そう、と思ったら別の方向へ流れた作品。考察を見ないと理解できませんでした。
これを理解して面白いと思える人はいるんでしょうね。
私には難しい作品でした^^;
映画のあらすじだけの説明を読み、観に行った人には外れ感があると思います。
パニックでもサバイバル映画でもありませんでした。
それほど家族愛も描いてる気もしないですね。まあ、少し夫婦愛があった程度。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★2個(満点5個)