カトリック系男子校の生徒たちが犯した罪、実話に基づく作品。
ネットフリックス視聴。
2021年製作・イタリア・106分
前半ネタバレ度10%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
1975年
ローマにあるカトリック系名門男子校の生徒が犯した犯罪。
もっとネタバレを知りたい方
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ネタバレ度90%
名門男子校の生徒、アンジェロ、アンドレア、ジャンニの3人は家では厳しい親の言いつけを守り、良い子にしている。
学校でも厳しいルールにウンザリしながら、裏では弱い子を虐めていた。キリスト教の授業を真似をして生徒を殴ったり・・。
男子生徒の数が多く、名前と顔が一致しません。
3人は学校ではいじめを繰り返すような嫌なクズ男。でも、親の前では良い子を演じてます。
ある日、街で出逢った女の子たちをデートに誘い、親しくなる3人。
家では母親のエッチシーンを覗いたり、若い男性ならよくありそうな出来事が起こります。
真面目だと思っていた教授の同性愛告白などもあり。
性に関心ありありな生徒たち。
かなり後半になり、3人は出会った女の子2人を別荘に誘います。
2人を暴行、注射までして・・1人は亡くなってしまいます。
「死ぬまでに時間かかったな」と、笑いながら話す3人。
車のトランクに女性2人を押し込み、親を安心させるため家に一度、戻ります。
1人、酷い暴行を受けたドナテラはまだ、生きていたので必死でトランクの中から、声を出して叩いてました。
これが発見され、逮捕される3人。
この事件は学校関係者だけでなく、イタリア全土を震撼させた凶悪事件となっているようです。
チルチェーオ事件当時(エンドロールより)
レイプは人道犯罪ではなく公序良俗違反だった。
ロザリアの死とドナテラへの拷問が引き起こした議論は1996年まで続いた。イタリアの法改正により、性的暴行が人道犯罪となったのだ。
事件の加害者は全員、終身刑の判決。
アンジェロ・イッゾ 2005年仮釈放された直後、女性2名を殺害。
アンドレア・ギラ 1994年モロッコで死去。その生涯を逃亡犯として終える。
ジャンニ・グイド 減刑により2009年に釈放。
ドナテラ・コラサンティ 2005年死去 享年47歳
映像として拷問シーンはありません。ドナテラの酷く腫れ上がった顔・・というシーンはあります。
男性、女性ともボカシなしの全裸シーンあります。
観る方は注意してください。後半まではむしろ退屈な映画でした。
それにしても何故、このタイトル?という感じ。善き生徒なのは大人の前だけ、という印象でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)