優しい父は昔、犯罪組織の殺し屋だった!90分作品なので気分転換にはおすすめ。
2022年制作・イタリア・90分
監督 コジモ・ゴメス
脚本 コジモ・ゴメス
ネタバレ度20%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
妻、娘と幸せに暮らしていたサントには過去が・・。
ある日、写真嫌いの父の写真を勝手に撮影・・SNSにアップする娘ソフィア。
ネットの顔認証でドメニコ・フランツェが見つかった!と、喜ぶ犯罪組織のボス・アンジェロたち。
こんな感じでわかりやすい内容。この後、予想通り悪と闘う父ですね。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ
フランツェの家を探し、妻と義兄パトリックを殺害するアンジェロ手下のマリーノ、ルディたち。
だが、気が付き逃げ出すソフィア。
父から、逃げると言われ母を見捨てた・・と怒るソフィア。
すでに母、義兄は亡くなっている、と事情を説明する父フランツェ。(サントは偽名)
警察に言えば自分は捕まる、と昔は犯罪組織にいたことも告白。
父親が犯罪者・・母、叔父が殺された・・とパニックのソフィア。
「身を守るには敵を殺すだけ」と、言う父フランツェ。
ホテルの廃墟に身を隠していたが、恋人ハキームに、助けて欲しいと連絡するソフィア。
ハキームはバイクで迎えに来てくれるが逃げる途中、敵に撃たれ死亡。
ソフィアはフランツェに助けられるが銃撃戦となる。
重症で倒れた父を助けるため、お金で医者を呼んでもらうソフィア。
1人では勝てない、と判断するフランツェはソフィアにナイフで戦う方法を教える。
致命傷を与え、一瞬で殺せと言うフランツェ。
アンジェロは昔、息子をフランツェに殺され、復讐で探していたがもう1人の息子ミケーレがいた。
街でも顔認証でフランツェを探させるアンジェロ。
ミケーレを捕まえ、アンジェロに警察に自首すれば息子を助ける、と条件を出すフランツェ。
だが、アンジェロはミケーレよりも犯罪組織を選択、自首を拒否。
人質になったミケーレはソフィアに「我々は似ている、解放して欲しい」と言い出す。
フランツェはアンジェロ手下を脅し、妻たちを殺した犯人の名前を聞き出す。
父から電話で「作戦は失敗した・・愛してる」と、連絡が入り驚くソフィア。
その電話は警察に盗聴され、居場所がバレてしまう。
その間にアンジェロの家に侵入、殺害するフランツェは家を包囲していた警察に撃たれて死んでしまう。
ソフィアは施設に保護されている時、ミケーレが来る。
「我々は父親に苦しめられた」と言う。困ったことがあれば・・と、名刺を置いていく。
その後、部下に「あの女は危険だ」と、ソフィア殺害を命じるミケーレ。
施設から出たソフィアはミケーレの会社に行く。
驚くミケーレに接近、一瞬で殺す。
「殺すか殺されるか・・それが宿命だ。決して情けを見せるな」
完
後半、雰囲気はカッコいいソフィアでした。
前半はほぼ、父フランツェの出番の方が多かったですね。
ヘアスタイルの感じもあり、「レオン」に似てると思ってしまいました。
銃撃戦もありますが、こちらはフランツェ1人だし、迫力はそれほどありません。
アクションもそれほど・・という感じ。
じゃあ、親子愛?も・・それほどなかったですね(^^;;
ソフィアは「父よりも、私を助けて」と、恋人に連絡したくらいだし。
ボスのアンジェロを殺す時、周囲に部下がいなくて・・あれ?って感じ。
しかもあれだけの犯罪組織なのに、家のガラスも簡単に割れたのでびっくり。
ただ、90分映画なので疲れてる時など、頭を使わない内容でサクサクっと視聴できるのでおすすめです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)