2015年に高速鉄道タリスで起きた実話をクリント・イーストウッドが監督で映像化。迫力あるシーンが事実という衝撃でした。
ネットフリックスで鑑賞、アマゾンプライムビデオでも視聴出来ます。
2018年制作・アメリカ・G・94分
原作 アンソニー・サドラー、アレク・スカラトス、スペンサー・ストーン、ジェフリー・E・スターン
脚本 ドロシー・ブリスカル
監督 クリント・イーストウッド
原題 The 15:17 to Paris
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
スペンサー、アンソニー、アレクは子供の時からの幼なじみ。
3人で旅行、アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに乗車中、男が銃を発砲。
3人で犯人を取り押さえる。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
94分の映画ですが事件に関しての映像は10分くらい。
前半は3人の子供の時からの出会い、別れ(転校など)、成人してからは就職・・という流れが多いです。
3人がどれだけ親しい関係だったか、親との関わり方なども描いてます。
子供の頃は少しやんちゃな感じで、母親はいつも学校に呼び出され・・という流れでしたね。
母親としてはこの事件を解決したことで、息子を誇らしく思ったでしょう。
監督は俳優のクリント・イーストウッドです。
しかも驚いたことに主演3人は実話の3人が演じてます。素人なのに演技も上手いのでした。
事件は3人が旅行中、問題の高速鉄道タリスに乗ったらすぐに発生!
乗客が撃たれ、応急処置をしながら犯人の男を取り押さえます。
空軍兵士のスペンサーが犯人の持っていたカッターナイフで切られ、負傷しながらも戦う姿はすごい勢いでした。
彼らの他に1人、イギリス人が一緒に制圧に協力、4人でラストではフランスから勇気を讃えるメダルを授与されています。
犯人は情報機関にマークされていたイスラム過激派・26歳のモロッコ国籍の男でした。
すごく驚いたのは鉄道タリスの乗務員は事件を知り、客室の通路を走って乗務員室に逃げ込み絶対、扉を開けなかったようです。
当然、客は必死で扉を開けるように騒いだのですが無視されたようす。
酷いですよね、日本人ならきっとそんな事しないと思いました。
誰もが事件を知ったら怖いでしょうけど、客を放置して自分たちだけ逃げる乗務員なんてびっくり。
そう思うと・・この4人は事件を知った瞬間、行動してたのは素晴らしいと思いました。
軍隊で鍛えたというのもあるでしょうけれど、咄嗟にあんな風に動けないと思うからです。
そのシーンだけでも見る価値ある映画だと思います。
短いしおすすめです。事件としては実話なので「タリス銃乱射事件」で検索出来ます。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)