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「ファミリー・ツリー」あらすじと感想

家族の事故で揺れる父親の愛。ハワイ音楽も魅力的な映画です。 ネタバレは半分なり。

2011年
原題 The Descendants
監督/脚本 アレクサンダー・ペイン 

 

あらすじ

マット(ジョージ・クルーニー)は妻、2人の娘と幸せに暮らしていた。
ある日、妻がボート事故で昏睡状態になってしまう。

妻の回復を願い、意識が戻れば新婚時代のように過ごそう・・と、話しかけるマット。

しかし、医師から回復できない、と宣告される。
妻は尊厳死を望んでいた・・と、驚くマットは決意。
友人、娘たちに別れをさせ、妻の生命維持装置を外す事に。

ハワイの土地を先祖から受け継いでいるマットは、売却の手続き中だった。

娘たちの世話に戸惑ってる時、長女から妻が不倫してた事実を知るマット。
怒りと驚き、相手が気になるマットはオアフ島からカウアイ島へ行く事に。

妻の浮気は本気と知り、相手の家を訪ねるマット。
そこには・・

感想

妻の生命維持装置を外すまでの葛藤、そして娘たちに説明する時の苦悩・・父親の戸惑いを描いてます。

優しい父親は、思春期の娘の考えについていけない。
仕事一筋で生きたから、妻が何を望んでいたのか・・理解しなかったのかも。
妻が尊厳死を選択した事、不倫してた事も知らないなんて。

年頃の長女と一緒に、不倫相手の男に会いに行くマット。
頼りない感じも良かったです。

面白い、泣ける、笑える・・そんな感情はないのだけど、不思議と引き込まれるストーリー。
これはジョージ・クルーニーの演技でしょうね。
そしてハワイの風景、ハワイ音楽も心地良い。

幼い娘が母親の死を受け入れ、涙を流すシーンは泣けてしまいます。
でも、最後にはバラバラな家族がまとまるのです。

尊厳死の受け入れ方、そしてその後の家族の様子には驚きました。
突然の家族の死、受け入れる事は困難ですよね。

不動産売却で、マットの揺れる心理も分かります。土地を売れば大金が入る。
けれど、リゾート開発でハワイの自然は失う・・

ラストは父と娘のシーンで終わります。
癒やしとも違う、優しい気持ちになれる映画でした。

好きレベル ☆☆☆☆(5個満点) 

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