ケビン・コスナー、ダイアン・レインの豪華出演!凶悪犯相手に正義と愛で立ち向かう夫婦の物語。
アマゾンプライムビデオは有料。ネットフリックスでも配信開始です。
2020年製作・アメリカ・PG12・113分
原題:Let Him Go
監督 トーマス・ベズーチャ
脚本 トーマス・ベズーチャ
原作 ラリー・ワトソン
ネタバレ度40%くらい(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
1963年、元保安官のジョージ(ケビン・コスナー)と妻のマーガレット(ダイアン・レイン)は、最愛の息子ジェームズを落馬事故で失ってしまう。
3年後、亡きジェームズ妻ローナは幼い息子ジミーを連れてドニーと再婚。
もっと知りたい方
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90%のネタバレ感想
悪い事が続いてしまうジョージ・マーガレット夫婦です。
ローナがジミーを連れて再婚した事は喜んで送り出した夫婦。けれど孫ジミーと会えなくなるのは寂しい。
ある日、ジミー会いたさに街でローナといるのを見ていたら・・彼女は夫ドニーに殴られていたのです。
再婚相手は酷い男!と、驚きのマーガレット。
孫を守りたいと思い、ローナに会いに行くのですが・・。
調べていくうちにドニー家族は母親ブランシュが一家を仕切り、他の家族たちは言いなり。
孫とローナを助けようと行動するジョージ、マーガレット夫婦です。
もう何というかあり得ないブランシュ一家に驚きでした。再会したジミーも痩せて怯えていたのです。
ローナと結婚したドニーはマザコンで母親の言いなり男、弱い女性、子供を殴っても平気なタイプです。
ジョージは元保安官ですがかなりの年齢、無理は出来ません。
マーガレットの思いもわかるけれど、夫を危険な目にあわせることは避けた方が良いかと。
ハラハラしてるうちに事件が!
ブランシュ一家を探し、夕食に招待されるのですが・・1分話せば「ダメだ!」と普通の人は気づく危険なタイプの人たちです。
なんというか、自分が法律!この世は自分のためにある!という感じ。孫とローナも怯え何も言えません。
ジョージは無理をさせないタイプで慎重に物事を進めるのですが・・強引なマーガレットには呆れてしまいます。孫は可愛い、守りたいのはわかります。
でも、母親がいるのだから引き離してでも孫を守る!っていうのも。2人まとめて面倒をみる、というマーガレット。
「逃げられない。殺されます、ドニーと母親に。逃げることは許されない」と、いうローナ。
怯えるローナを説得、夜中に逃げようと計画するマーガレット、ジョージ、ローナ。
しかし・・ホテルにブランシュ一家が大勢やってきて「子供たちを連れて行くのは許さない」と、激怒。
殴られたジョージはマーガレットを守るために銃を取り出します。
怒ったブランシュは「銃を使えなくしてやる」と、ナタを取り出しドニーに命令。
母親の命令通り、ジョージの指をナタで切断するドニー。
「これでうちの怖さがわかったろう」と、告げるブランシュ。
病院で保安官に事情を話すマーガレットたち。
「向こうはあなたが先に銃を出したと・・」
孫と若い嫁を守るためだと言い張るブランシュは事故だと主張。保安官も彼らに逆らえず、ジョージの怪我も事故だと言い出します。
納得出来ないジョージ、マーガレット。
マーガレットは息子が落馬事故で急死、別れを告げることもできなかったのが辛いのです。だから突然、嫁と孫が去ったのも寂しい。
忘れようと努力しても悲しみは消えないのでした。それを理解してるジョージだから結局、危険を犯してもまたブランチ家に向かうのでした。
夜中、ブランチ家に侵入するジョージはローナとジミーを逃がそうとしますが見つかってしまいます。
ここからの死闘がすごい迫力です。あの怪我でジョージもすごい。
ジョージは亡くなり、マーガレットは車にローナとジミーを乗せて街を去ります。
ブランシュ家は焼けて皆、死亡。
年を取っても素敵なケビン・コスナーが良かったですね。
ダイアン・レインも良いけど、マーガレットのキャラにはものすごくイラつきました😅
ヒューマン&サスペンスという感じの作品です。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)