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「マッドマックス 怒りのデス・ロード」 あらすじと感想

メル・ギブソン出演の「マッドマックス」シリーズ4作目です。出演は「ダークナイト ライジング」のトム・ハーディ。   

あらすじ
娘と妻の命を救えなかったトラウマで、苦しむ元警官マックス(トム・ハーディ)。
ある日、イモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の配下に捕まり、「輸血袋」として利用される。

ジョーが首領となっているシタデルという砦には、地下水が豊富にあり、農作物も栽培している。

ジョーの信頼を得ているフュリオサ・ジョ・バッサ(シャーリーズ・セロン大隊長は幼い頃、母と共に誘拐され、シタデルに囚われていた。
「緑の地」出身で戻る事を夢見ている。

母は亡くなり、逃亡を企てていたフュリオサ。
ガスタウンへ向かう当日、ジョーが監禁している5人の妻をウォー・タンクに匿い、逃走する。

5人の妻を連れ出し、裏切ったフュリオサに激怒するジョー。
「妻を奪い返せ」と、配下に命令。

これで、逃げるフュリオサと追いかけるジョーたち・・と、始まります。

マックスは「輸血袋」となり、動けないまま連れ出されてしまいます。
これが車のフロントガラスの前、鎖で繋がれるという状態なんです(^_^;)
そのまま、カーレースが始まり怒濤の展開に・・。

レース中、ジョーの仲間「人食い男爵」「武器将軍」と、意味不明の男たちが登場。
これもすごい格好で笑えます^^;
この2人、すぐに消えてしまったような・・。

フュリオサが逃走中、マックスは一緒に行くハメに・・。
ここで、マックスと戦うフュリオサが超強い!

「緑の地」へ向かう途中、仲間である鉄馬の女たちと遭遇するフュリオサ。
これがおばあさんでびっくり!バイクで登場します。

ジョーから逃げるため、「北へ(東だったかな?)」と言いだすフュリオサ。
マックスと別れて、鉄馬の女たちと新たな旅を始めようとします。

けれど・・別れたはずのマックスが戻り、フュリオサを説得します。
「元の場所へ戻れ。この先に行っても塩しかない」と。

自分の道を進むフュリオサかと思ったら・・・すぐに同意!
走ってきた道を戻る事に^^;
このフュリオサの決断が早くて呆れました。なら、砦でジョーを殺す方法を考えれば良いのに。

マックス、フュリオサたちはシタデルへ戻る途中、ジョーたちと死闘を繰り広げ、ジョーを殺害します。

重症を負ったフュリオサを助ける為、輸血するマックス。
ここで突っ込みたい!
自分が利用されていた献血の注射針をフュリオサに。
もう一方は太めのチューブを自分の腕に刺します。
チューブですよ!太いです^^;
あれで輸血?と、言いたいわーー。
そして・・マックスの輸血で、フュリオサはもちろん、助かります。

その後・・皆で砦に戻り、ジョーを殺したフュリオサは歓迎されます。
マックスはフュリオサに名前を告げ、去って行きます。

フュリオサとマックスが逃走中、タイヤが泥沼にハマったり、ケンカしたりと色々な事が起こります。
ジョーの妻で、お腹の大きい女性は亡くなり、お腹の子も死んでしまいます。

フュリオサが求めていた緑の地は変わり果て、住める場所ではなくなっていたのです。
だから、地下水もあるシタデルに戻るしか、生きる方法はないのでしょうね。

でも、人食い男爵や武器将軍たちはどこに住んでいたのか・・
鉄馬の女たちはどうやって生き延びていた?と、疑問も残りますね。

イモータン・ジョーの作る砦が妙な構成、そして女性を物として扱うシーンなどもポイントなのかも。
水が足りないのもあり、男たちは母乳を飲んでるのです(^_^;)

乳牛のように、太った女性の乳房に搾乳機を付け、母乳を搾り取ってるシーンも。
あれは趣味悪いと思いました(>_<)

主役はマックスではなくて、フュリオサなんです。
カーレースのシーンは迫力あるけれど、笑えるシーンもありますね。
なぜか、フロントガラスの前にギターを弾いた男が繋いであったり。

車やキャストで奇抜なアイディアを入れ、派手にする意味もわかるのですけど。
すごい!・・と言うより、面白くて笑えるキャラ、アイディアも多かった気がします。

でも、車の上で戦うシーンは緊張して迫力あります。

感動、涙もないけれど気楽に楽しめる作品だと思います。
車好き、デートにお勧めの1本です。

好きレベル ☆☆☆(5個満点)

マッドマックス 怒りのデス・ロード
2015年 オーストラリア
監督 ジョージ・ミラー
出演 トム・ハーディシャーリーズ・セロン 

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