実際に起きた事件に着想を得た物語。引っ越した家には悪霊がいた!子供たちを守るため、悪魔退治する母を描いてます。
あまり怖くないので苦手な人も大丈夫でしょう。
ネットフリックスで鑑賞。
2024年制作・アメリカ・112分
監督 リー・ダニエルズ
脚本 デビッド・コッゲシャル、イライジャ・バイナム
ジャンル ホラー
原題 The Deliverance
配信 Netflix
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
あらすじ
エボニー(アンドラ・デイ)は子供3人と新しい家に引っ越すが・・次々と起こる不思議なことに驚いてしまう。
もっと知りたい方
↓
↓
90%のネタバレ感想
昔、「エクソシスト」を見ているせいか、怖くなかったです。
前半、元アル中のエボニーをシングルマザーとして、必死で生活してる様子を描いてます。
これが少し長く感じました。荒れた感じのエボニーと母(グレン・クローズ)との口喧嘩もあり、ホラーな雰囲気も少ないです。
後半、悪魔祓いというか、悪魔を追い出す儀式をするのですが物足りない感じ。
「エクソシスト」より、インパクトも弱くて悪魔と闘うシーンも短い。
これがやはり、実話を基にしている作品の特徴のような気がします。作り物の方がオーバー演出もあり、見応えあると思いますね。
最初、エボニーは末っ子アンドレが独り言を言ってると思ってたのですが、彼は誰か(トレイ)と話していたのです。
その他、ハエが多い家だと思ったら、地下室に猫の死体がありました。
子供が学校で虐められたと知り、相手の子に文句を言いにいく強い母エボニー。
気が強いのでガンで治療中/母との喧嘩も多いです。
次第に子供たちの様子がおかしくなり、学校でアンドレは教室でう○こをして、教師に投げたり。
シャンテは突然の生理?で、教師を驚かせたり。
(あれは初めてで彼女も驚いたのかな?)
子供たちを検査しても異常は見つかりません。
でも、子供たちの腕にアザを見つけた児童相談所のシンシアはエボニーが子供を虐待した?と疑います。
元々、アル中で刑務所にもいたエボニーなので信用はなかったのです。
その後、母が亡くなります。
施設に送られたアンドレは、シンシアの前で拘束具を外し、後ろ向きで壁に登る・・という姿を見せます。
普通じゃない!と、驚くシンシア。
エボニーはバーニーズという女性と出会い、アンドレを救出してもらうことに。
(最初は信じていなかったエボニー)
バーニーズの悪魔祓いを受けることになり、病院からアンドレを連れ出すエボニー。
バーニーズは聖水をアンドレにかけ、悪魔退治をしようとしますが・・恐怖を感じて負けてしまいます。
悪魔の名前はトレイ。
次は子供のため、恐れを知らないエボニーが悪魔と闘うことに。
苦戦するエボニーですが、悪魔を退治。子供たちも元に戻り、悪魔の記憶もありません。
最後はあの家を出て、次の街に引っ越すエボニー家族です。
悪魔って退治する時、「エクソシスト」でもそうでしたけど、相手の心を読んでますね。
エボニーの場合、亡くなった母の姿で惑わすのでした。
エボニー本人の姿になったり、悪魔って本当に色々な技を持っているな、と感じますね。
全体的にもそうなんですが、悪魔祓いのシーンは「エクソシスト」と比べてしまいます。
あの恐ろしい顔とシーン、神父の苦しみなどやはり、この映画では物足りなさを感じてしまいました。
でも、本当に怖い「エクソシスト」をもう一度見る勇気はありません😅
このタイプの映画はエクソシスト系とも呼ぶほど。まあまあ、怖いのが苦手な人向きのホラー映画でした。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★2個(満点5個)