将軍の妻でも、1ヶ月も後に知らされるんですね。それでも内々とか・・流れは知っていたけど、あまりに哀しい家定の最後でした。
篤姫、また大奥から出て家定に会いにいけば良かったのに(/_;)
予告では「篤姫が毒殺した?」と、あり驚きです!
「ふたつの遺言」視聴率 26.2% あらすじ&感想
大老とは「老中に上に置かれた臨時の幕府最高職・幕政全般を統括する」
一橋派は窮地にたつことに・・頼みの綱は薩摩の島津斉彬だった。
西郷に薩摩に帰ってもらうよう命じる。
篤姫、庭で幸せそうな優しい顔・・家定とのことを想い出すのだわ。
安政5年(1858)4月25日
井伊直弼は、大老として登城する。紀州派が圧倒的に優位になる。
家定、井伊直弼に「慶福さまを世継ぎにすることを発表しましょう」と、いわれるが、家定は井伊直弼に頼み事をする。
「慶福が将軍になったら、御台所も貢献の1人として定めたいのじゃ」
前例もなく、理由を聞く井伊直弼に家定はいう。
「御台はまつりごとに、ひとかたならぬ想いを抱いている」
それだけではなく、物事の見方、心の動きが人と違う・・と。
戦ばかりで生きてきた男とは、まるで違う考えを持っている・・まつりごとに新風を送り込みたい・・と、家定は
「慶福が成長するまで、御台をおもての政務に加え、万事につけて相談せよ」と、言う。
承知する井伊直弼・・反対も出来ないでしょうね^^;
これが篤姫への遺言になったのでしょうか・・
家定、堀田にも同じことをいう。
井伊直弼にも伝えたものの〜心配なので、誠実な人柄の堀田にもいう。
つまり、井伊直弼だけには「任せられない」ってことでしょう。篤姫を政務に加える〜なんてこと、反対の井伊直弼かもしれないし。
だから、誠実な堀田にも告げる家定なのだと思う。
庭のボタンの花がキレイで・・庭におりる家定、
「今宵、御台に持って行ってやろう・・」と、その瞬間!倒れるように崩れてしまう。あぁ・・家定さま〜〜
幾嶋、篤姫に
「井伊直弼さまが、大老なら次の世継ぎは、慶福さまに決まったも同然!」
最後です・・と、幾嶋はまたも、篤姫に世継ぎを慶福から、慶喜に変えてもらってください・・と、薩摩の父のことをも言い、篤姫に頼み込む。
篤姫、薩摩の斉彬の手紙を読もうか迷う。
薩摩・・
斉彬は、小松帯刀(尚五郎)に銃を見せて3000作らせている・・と。
幕府は条約を結ぶであろう・・と予想する斉彬。西洋式軍隊を整えようと小松帯刀。
軍艦もフランスから買い入れることになっている。
陸と海で薩摩藩が軍備する。やる気満々だわー。
銃を作るには、別の目的がある!と、斉彬。
そこへ西郷がフラフラで入ってくる・・
「世継ぎは慶福さま、間違いなし!」と、報告に顔を曇らせる斉彬。
使命を全うできず、あやまる西郷・・しかし、斉彬は
「わしはまだ、何ひとつ諦めていない!」
京にのぼる警護を「西洋式軍隊」で行いたい!と、言う。
斉彬が京にのぼる!と、薩摩では大久保たちも喜んでいる。
「戦じゃ!」と、騒ぐ仲間たち、小松帯刀は
「殿の考えは、今こそ、国開くべき!とのこと」
大久保は、斉彬はもっと大きなことを考えてる・・と、わかっていた。
大久保、冷静だわ・・
幕府もろとも、日本を作りかえるつもりの斉彬。
江戸では・・イギリス、フランスが日本に向かってる報告がある。
ハリスは「彼らが来る前に、条約を結ぶほうが特ではないか?」とも。
井伊直弼は「なにより、帝のお許しを得た上での調印とすればならぬ。」状況を把握するまで時間を稼げ!と、言うのよ。でも、いざ!となったら?
「国家存亡の危機の前には・・やむを得ない」と、井伊直弼。
ポーハタン号・船上
篤姫は、井伊直弼が条約を結び、それは帝の許しを得ていないことを幾嶋から聞く。
家定とずっと会っていない篤姫・・これを聞き、話を聞きたいと言うが・・
倒れている家定、寝込んでるのでは?おわたりもなく情報も聞こえない大奥。
「もしや・・具合が悪いのでは?」と、家定の医者を呼ぶ篤姫・・
家定、おつきの医者は〜本寿院に報告していた。
医者・伊東玄朴は、「持病の脚気から〜軽い発作、今は落ち着いている」と、いいつつも、本寿院のお見舞いもつよく拒否する医者。
これ、かなり危ないような気が・・
心配する本寿院、なぜか、家定のこの件を「篤姫には知らせてはならぬ!」と、言う。
驚く滝山・・
言えば、会おうとする・・すると病が悪くなると判断する本寿院なのでした。
しかし滝山!先日、篤姫に嬉しいことをいわれたせいか優しい。(嘆願書)
「心配しているのは御台さまも同じ・・」
滝山は気にしてるようだったのに・・本寿院の一言で誰にもいわないことになる。
「嘆願書のことなど、気にする必要はない!」と、本寿院が憎たらしいわ!
篤姫は医者から、公務に忙しく、それなりの薬を出している報告をうける。
会えないなら、忙しいのなら〜渡してもらいたいモノがある!と、篤姫。
寝たままの家定、篤姫からの「渡したいモノ」を見る。
それは・・五目並べの白い石だった。
石を見つめる家定、
「そうか・・これを御台がのぅ・・御台がのぅ・・」と、微笑む。
脈を取ろうとする医者に「よい、自分の身体くらい自分でわかる・・」と、家定。
白い石を見つめて
「御台よ、なぜ、いつかのように会いに来ぬのじゃ?」と、家定はつぶやく。
そうよー!篤姫がおもてに来ればいいのに・・
以前のように、大奥から出て家定に会いにくれば良いのに。。
篤姫は1人、家定を想う・・
「わしからはもう、行けぬ・・」と、家定は目に涙を浮かべる。
目に涙をため、白い石を見つめながら「行けぬのじゃ」と、家定。
篤姫は黒い石を持って見ている、涙を流す家定・・篤姫・・心はリンクしている。
井伊直弼は、まつりごとに力を入れ始める。
まずは老中の堀田を登城停止、あらゆるクレームにただ、謝るのみ。
これ、日テレ「日本史サスペンス劇場」と同じ流れですね!
形だけあやまり、心では「あっかんべー」ってヤツです!
斉昭、怒りで訪問するも、待たされたあげく何も出来ず帰る。
水戸藩邸・・
父は「近い将来、そなたにも大きな役割が巡ってくる」と、言う。
そのときをしっかりと見極めよ・・と、斉昭なんだわ。
なんだか諦めていた雰囲気の慶喜の印象でした。
でも、慶喜も悪くない感じ。
安政5年(1858)6月25日
凛々しい松田翔太くんですね〜♪
一橋派は破れる。
がっかりした幾嶋、篤姫に「お世継ぎは慶福さまでございます」と、報告する。
井伊直弼、一橋派に隠居、慎み、登城停止・・など重い罰を与える。
やっぱり、日テレ「日本史サスペンス劇場」と同じ流れです。
幾嶋がいない日・・滝山が篤姫に会いにくる。
「お話が・・」と、いう時に幾嶋がくる。これで篤姫は「すまぬ、あとにしてくれぬか」と、これで滝山は帰ってしまう!
滝山、家定の病気のことをいいにきたはず!なのに〜〜(>_<)
篤姫は幾嶋の心配、幾嶋は世継ぎが決まり元気がない。
あぁ、この時に滝山の話を聞いていれば・・
安政5年(1858)7月8日薩摩
島津斉彬、小松帯刀(尚五郎)たちが、洋式軍隊の準備、大砲の練習をしている。
と・・斉彬は倒れそうになる。
その夜から、激しい原因不明の腹痛・・わずか数日で寝込んでいる斉彬。
弟・島津忠教(のちの久光)に、遺言を頼む、息子の件、貢献役を弟に頼む。
これを承知する忠教、小松帯刀には、
「姫に・・もう一度、会いたかったのぅ・・そなたから、姫を奪おうてしまった。
わしを許せ・・姫にわしの文は・・文は届いたかのぅ・・」と、息絶えてしまう。
涙で斉彬を呼ぶ小松帯刀・・
あぁ、斉彬の突然の死でした。元気だと思ったのに・・
大奥・・
幾嶋は元気がない。そこへ滝山がくる。
「公方さまはご病気にございます」と、滝山。
半月ばかり前、持病の脚気・・と、、言われたが・・口止めされていた。
それを知り驚く篤姫、本寿院すらも今の家定の状態がわからない・・と、いう。
篤姫は飛び出そうとするが、滝山に止められる。
滝山が会えるように手配することを言うも、おもてに行こうとする篤姫。
そこへ薩摩から突然、「斉彬の死」を知る篤姫・・
50歳・・若いです。
愕然の篤姫、悲しむ幾嶋・・心残りでしょう、本当に。
そして、斉彬の文を読む篤姫・・内容はまず、謝罪だった。
自分の養女にしたために、篤姫には辛い思いをさせてしまった。
親から引き離し・・将軍の妻とし、世継ぎの件で辛い思いをさせてしまった・・
篤姫と薩摩は、いつか、敵味方になるかもしれない、。
そのときは、自分の信じる道を行くがいい・・と、文だった。
これで篤姫、江戸からの迎えに行かずに江戸城に残るのでしょうね。
自分の信じる道を進む篤姫なのだと思います。
涙を流す篤姫に、滝山、老中がくる。
「上様のごようすは?」
「それが・・将軍家定公、ご持病の脚気衝心のご養生かなわず、薨去あそばされました・・・」と、家定の死を知る篤姫・・信じられない篤姫、本当ならばまだ、知らせることは出来ない・・けれど、家定が篤姫を想う心を知ってるおもての人間の計らいにより、知らされた。
「いつの事じゃ・・?」
7月6日・・と知る篤姫、一月近くも前のこと!
「妻たる私になぜ?これまで何もつたえぬ?」と、声をあげる。
葬儀の準備には30日かかり、その手配をするものだけが知ること。
「連れていけ・・わたくしを上様のところに連れていくのじゃ!」と、篤姫。
篤姫、家定の部屋にくる。
あぁ・・もう棺にはいっている家定、会うこともできない篤姫・・
「上様、なぜ、そのような所にいらっしゃるのですか・・」
家定との想いでで涙を流す篤姫・・棺にしがみつき泣き崩れる篤姫。
こんな最後なんて・・最後に一目でも会わせてあげたかった。
フジテレビの「大奥」でも見てハマった家定、この時は北村一輝さんがステキでした。
天璋院としては菅野美穂さん、和宮役には安達祐実さんが演じてましたね。
瀧山は、浅野ゆう子さんでした。
大河ドラマの「篤姫」これで家定役の堺雅人さんの登場も終わりです。なんか寂しい・・
家定が白い石をみつめて「行けぬのじゃ」と、言うシーンがとても印象的でした。