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「篤姫」28回

将軍の妻でも、1ヶ月も後に知らされるんですね。それでも内々とか・・流れは知っていたけど、あまりに哀しい家定の最後でした。

篤姫、また大奥から出て家定に会いにいけば良かったのに(/_;)

予告では「篤姫が毒殺した?」と、あり驚きです!

 

 

「ふたつの遺言」視聴率 26.2% あらすじ&感想

 

井伊直弼大老に就任・・

大老とは「老中に上に置かれた臨時の幕府最高職・幕政全般を統括する」

一橋派は窮地にたつことに・・頼みの綱は薩摩の島津斉彬だった。

西郷に薩摩に帰ってもらうよう命じる。

 

篤姫、庭で幸せそうな優しい顔・・家定とのことを想い出すのだわ。

安政5年(1858)4月25日

井伊直弼は、大老として登城する。紀州派が圧倒的に優位になる。

家定、井伊直弼に「慶福さまを世継ぎにすることを発表しましょう」と、いわれるが、家定は井伊直弼に頼み事をする。

 

「慶福が将軍になったら、御台所も貢献の1人として定めたいのじゃ」

前例もなく、理由を聞く井伊直弼に家定はいう。

「御台はまつりごとに、ひとかたならぬ想いを抱いている」

それだけではなく、物事の見方、心の動きが人と違う・・と。

戦ばかりで生きてきた男とは、まるで違う考えを持っている・・まつりごとに新風を送り込みたい・・と、家定は

「慶福が成長するまで、御台をおもての政務に加え、万事につけて相談せよ」と、言う。

承知する井伊直弼・・反対も出来ないでしょうね^^;

これが篤姫への遺言になったのでしょうか・・

 

家定、堀田にも同じことをいう。

井伊直弼にも伝えたものの〜心配なので、誠実な人柄の堀田にもいう。

つまり、井伊直弼だけには「任せられない」ってことでしょう。篤姫を政務に加える〜なんてこと、反対の井伊直弼かもしれないし。

だから、誠実な堀田にも告げる家定なのだと思う。

 

庭のボタンの花がキレイで・・庭におりる家定、

「今宵、御台に持って行ってやろう・・」と、その瞬間!倒れるように崩れてしまう。あぁ・・家定さま〜〜

幾嶋、篤姫

井伊直弼さまが、大老なら次の世継ぎは、慶福さまに決まったも同然!」

最後です・・と、幾嶋はまたも、篤姫に世継ぎを慶福から、慶喜に変えてもらってください・・と、薩摩の父のことをも言い、篤姫に頼み込む。

篤姫、薩摩の斉彬の手紙を読もうか迷う。

 

薩摩・・

斉彬は、小松帯刀(尚五郎)に銃を見せて3000作らせている・・と。

幕府は条約を結ぶであろう・・と予想する斉彬。西洋式軍隊を整えようと小松帯刀

軍艦もフランスから買い入れることになっている。

 

陸と海で薩摩藩が軍備する。やる気満々だわー。

銃を作るには、別の目的がある!と、斉彬。

そこへ西郷がフラフラで入ってくる・・

「世継ぎは慶福さま、間違いなし!」と、報告に顔を曇らせる斉彬。

使命を全うできず、あやまる西郷・・しかし、斉彬は

「わしはまだ、何ひとつ諦めていない!」

京にのぼる警護を「西洋式軍隊」で行いたい!と、言う。

 

斉彬が京にのぼる!と、薩摩では大久保たちも喜んでいる。

「戦じゃ!」と、騒ぐ仲間たち、小松帯刀

「殿の考えは、今こそ、国開くべき!とのこと」

大久保は、斉彬はもっと大きなことを考えてる・・と、わかっていた。

大久保、冷静だわ・・

幕府もろとも、日本を作りかえるつもりの斉彬。

 

江戸では・・イギリス、フランスが日本に向かってる報告がある。

ハリスは「彼らが来る前に、条約を結ぶほうが特ではないか?」とも。

井伊直弼は「なにより、帝のお許しを得た上での調印とすればならぬ。」状況を把握するまで時間を稼げ!と、言うのよ。でも、いざ!となったら?

「国家存亡の危機の前には・・やむを得ない」と、井伊直弼

 

ポーハタン号・船上

安政5年6月19日、日米修好通商条約調印。

 

篤姫は、井伊直弼が条約を結び、それは帝の許しを得ていないことを幾嶋から聞く。

家定とずっと会っていない篤姫・・これを聞き、話を聞きたいと言うが・・

倒れている家定、寝込んでるのでは?おわたりもなく情報も聞こえない大奥。

 

「もしや・・具合が悪いのでは?」と、家定の医者を呼ぶ篤姫・・

家定、おつきの医者は〜本寿院に報告していた。

医者・伊東玄朴は、「持病の脚気から〜軽い発作、今は落ち着いている」と、いいつつも、本寿院のお見舞いもつよく拒否する医者。

これ、かなり危ないような気が・・

 

心配する本寿院、なぜか、家定のこの件を「篤姫には知らせてはならぬ!」と、言う。

驚く滝山・・

言えば、会おうとする・・すると病が悪くなると判断する本寿院なのでした。

しかし滝山!先日、篤姫に嬉しいことをいわれたせいか優しい。(嘆願書)

「心配しているのは御台さまも同じ・・」

滝山は気にしてるようだったのに・・本寿院の一言で誰にもいわないことになる。

「嘆願書のことなど、気にする必要はない!」と、本寿院が憎たらしいわ!

 

篤姫は医者から、公務に忙しく、それなりの薬を出している報告をうける。

会えないなら、忙しいのなら〜渡してもらいたいモノがある!と、篤姫

寝たままの家定、篤姫からの「渡したいモノ」を見る。

それは・・五目並べの白い石だった。

 

石を見つめる家定、

「そうか・・これを御台がのぅ・・御台がのぅ・・」と、微笑む。

脈を取ろうとする医者に「よい、自分の身体くらい自分でわかる・・」と、家定。

白い石を見つめて

「御台よ、なぜ、いつかのように会いに来ぬのじゃ?」と、家定はつぶやく。

そうよー!篤姫がおもてに来ればいいのに・・

以前のように、大奥から出て家定に会いにくれば良いのに。。

 

篤姫は1人、家定を想う・・

「わしからはもう、行けぬ・・」と、家定は目に涙を浮かべる。

目に涙をため、白い石を見つめながら「行けぬのじゃ」と、家定。

篤姫は黒い石を持って見ている、涙を流す家定・・篤姫・・心はリンクしている。

 

井伊直弼は、まつりごとに力を入れ始める。

まずは老中の堀田を登城停止、あらゆるクレームにただ、謝るのみ。

これ、日テレ「日本史サスペンス劇場」と同じ流れですね!

形だけあやまり、心では「あっかんべー」ってヤツです!

斉昭、怒りで訪問するも、待たされたあげく何も出来ず帰る。

 

水戸藩邸・・

徳川斉昭慶喜と話す。

父は「近い将来、そなたにも大きな役割が巡ってくる」と、言う。

そのときをしっかりと見極めよ・・と、斉昭なんだわ。

なんだか諦めていた雰囲気の慶喜の印象でした。

でも、慶喜も悪くない感じ。

 

安政5年(1858)6月25日

井伊直弼が、徳川慶福を紹介していた。(徳川家茂

凛々しい松田翔太くんですね〜♪

一橋派は破れる。

がっかりした幾嶋、篤姫に「お世継ぎは慶福さまでございます」と、報告する。

 

井伊直弼、一橋派に隠居、慎み、登城停止・・など重い罰を与える。

やっぱり、日テレ「日本史サスペンス劇場」と同じ流れです。

井伊直弼に反対するものは、次々と江戸城から姿を消す。

 

幾嶋がいない日・・滝山が篤姫に会いにくる。

「お話が・・」と、いう時に幾嶋がくる。これで篤姫は「すまぬ、あとにしてくれぬか」と、これで滝山は帰ってしまう!

滝山、家定の病気のことをいいにきたはず!なのに〜〜(>_<)

篤姫は幾嶋の心配、幾嶋は世継ぎが決まり元気がない。

あぁ、この時に滝山の話を聞いていれば・・

 

安政5年(1858)7月8日薩摩

島津斉彬小松帯刀(尚五郎)たちが、洋式軍隊の準備、大砲の練習をしている。

と・・斉彬は倒れそうになる。

 

その夜から、激しい原因不明の腹痛・・わずか数日で寝込んでいる斉彬。

弟・島津忠教(のちの久光)に、遺言を頼む、息子の件、貢献役を弟に頼む。

これを承知する忠教、小松帯刀には、

「姫に・・もう一度、会いたかったのぅ・・そなたから、姫を奪おうてしまった。

わしを許せ・・姫にわしの文は・・文は届いたかのぅ・・」と、息絶えてしまう。

涙で斉彬を呼ぶ小松帯刀・・

あぁ、斉彬の突然の死でした。元気だと思ったのに・・

 

大奥・・

幾嶋は元気がない。そこへ滝山がくる。

「公方さまはご病気にございます」と、滝山。

半月ばかり前、持病の脚気・・と、、言われたが・・口止めされていた。

それを知り驚く篤姫、本寿院すらも今の家定の状態がわからない・・と、いう。

篤姫は飛び出そうとするが、滝山に止められる。

滝山が会えるように手配することを言うも、おもてに行こうとする篤姫

そこへ薩摩から突然、「斉彬の死」を知る篤姫・・

 

50歳・・若いです。

愕然の篤姫、悲しむ幾嶋・・心残りでしょう、本当に。

そして、斉彬の文を読む篤姫・・内容はまず、謝罪だった。

自分の養女にしたために、篤姫には辛い思いをさせてしまった。

親から引き離し・・将軍の妻とし、世継ぎの件で辛い思いをさせてしまった・・

篤姫と薩摩は、いつか、敵味方になるかもしれない、。

 

そのときは、自分の信じる道を行くがいい・・と、文だった。

これで篤姫、江戸からの迎えに行かずに江戸城に残るのでしょうね。

自分の信じる道を進む篤姫なのだと思います。

涙を流す篤姫に、滝山、老中がくる。

 

「上様のごようすは?」

「それが・・将軍家定公、ご持病の脚気衝心のご養生かなわず、薨去あそばされました・・・」と、家定の死を知る篤姫・・信じられない篤姫、本当ならばまだ、知らせることは出来ない・・けれど、家定が篤姫を想う心を知ってるおもての人間の計らいにより、知らされた。

「いつの事じゃ・・?」

7月6日・・と知る篤姫、一月近くも前のこと!

「妻たる私になぜ?これまで何もつたえぬ?」と、声をあげる。

葬儀の準備には30日かかり、その手配をするものだけが知ること。

「連れていけ・・わたくしを上様のところに連れていくのじゃ!」と、篤姫

 

篤姫、家定の部屋にくる。

あぁ・・もう棺にはいっている家定、会うこともできない篤姫・・

「上様、なぜ、そのような所にいらっしゃるのですか・・」

家定との想いでで涙を流す篤姫・・棺にしがみつき泣き崩れる篤姫

こんな最後なんて・・最後に一目でも会わせてあげたかった。

 

フジテレビの「大奥」でも見てハマった家定、この時は北村一輝さんがステキでした。

天璋院としては菅野美穂さん、和宮役には安達祐実さんが演じてましたね。

瀧山は、浅野ゆう子さんでした。

大河ドラマの「篤姫」これで家定役の堺雅人さんの登場も終わりです。なんか寂しい・・

家定が白い石をみつめて「行けぬのじゃ」と、言うシーンがとても印象的でした。