ルッカのあらすじ園

映画とドラマのネタバレレビュー♪たまに猫も

「篤姫」31回

タイトル通り、悲しいお別れになってしまったけれど、幾嶋の気持ちを知り感激でした。天璋院はこの幾嶋に育てられたからこそ、これだけの人になった・・そうも言えるような気もします。薩摩では斉輿が亡くなり、忠教が動き出すようです!

 

 

 

「さらば幾嶋」視聴率 24.6 % あらすじ&感想

 

安政の大獄・・大老井伊直弼は反対派に徹底的に弾圧をかける。次期将軍をめぐり、井伊直弼と対決した一橋派も次々と処分される。

不定の輩はことごとく潰すべし」と、井伊直弼に驚く天璋院

弾圧は、薩摩藩の朝廷工作に協力した京の近衛家にも及ぶ。

将軍家、輿入れの時、篤姫の父母となってくれた近衛忠熙(このえただひろ)、老中・村岡と、天璋院に関わりのある人物にまで魔の手が広がる。

 

安政5年も残り数日・・天璋院は部屋に自分の打掛を飾り、眺めている。

そこへ滝山も来る。幾嶋は説明する・・天璋院はこの打掛を皆にわける・・と。家定が亡くなり、このような打掛を着ることもない天璋院なのでした。

 

大奥のものに「形見分け」したいと天璋院。みんなに、「皆のもの、好きなものを取って良いぞ」と、天璋院

その中には、天璋院が婚礼のとき着た袿(うちき)もありました。

 

袿(うちき)を見つめる幾嶋をみる天璋院、幾嶋の「大奥から下がりとうぞんじます。」を想い出し不安な顔・・そこへ新しい天璋院付きの重野が入ってくる。

家茂がやってくる・・喜ぶ天璋院

「母上様の顔が見たかった〜」と、家茂だが、井伊直弼が大奥に来ることをよく思っていない・・と。井伊はいう

天璋院さまを母上さまと慕うのは構いません。しかし、おもてのまつりごとを第一に考えてほしい」と。

 

年が明ければ、密勅に関わる者の詮議を始める・・そして詮議をするのは天璋院に関わりがある者が多い・・と、言われる家茂。

「それと母上と会うのが関係あるのか?」と、家茂を大老・井伊は、

「この際、ハッキリと申し上げます。公方様を助け、まつりごとを行うは、このわたくしにござりまする。大奥でも、天璋院さまでもござりませぬん。」と、いう。

天璋院と親しくするのは構わないけど、おもてのまつりごとには「自分、井伊直弼をお忘れなく!大事です!」って感じでしょうか。

 

天璋院、それを聞き驚くが〜家茂

「しかし井伊は、無用の詮議をしてるとしか思えないのです。今、強い幕府のためにはそれが不可欠という・・私にはわからない。何が正しくて、何が間違っているのか。」と、いう。

 

天璋院、それを聞き自分と同じである!と、「私もわかるようになりたいと思います」と、素直な家茂。天璋院と仲が良い。

井伊直弼がやってることが、正しいのか、間違いなのか、若い家茂や女の篤姫にはわからないことなのでしょう。

 

安政6年正月・薩摩

大久保は帯刀に「忠教さまをどう思ってるのか?」と、聞く。

西郷、月照を最後まで助けなかった忠教を不安に思う大久保なのだわ。

帯刀は斉彬の遺言とおり、忠教は「兄の意志をつぐ!」と、宣言してるのを聞いてるので信頼してる。

それを大久保に告げ、「西郷さんを大島にかくまったのは、忠教さまのお力があったからと思う。」と、いい納得する大久保正助

 

大久保、これから先を忠教に希望を持ってよいのか?・・と、悩んでたようだけど、これで解決!忠教に仕えるつもりの大久保正助なのです。

帯刀、忠教に大久保正助を信頼できる、力になる存在と強く勧める。(手紙をわたす)これで認められ、改名後に大久保利通となるのでしょうね。

 

各地で井伊大老の命令により、詮議を受ける者が相次ぐ。それは浪人から公家にまで及ぶ。

そして・・近衛家にまで詮議の手が伸びる。驚く天璋院、村岡はすでに京に捕らわれていた。何とか助けたいと思う天璋院

村岡には、「朝廷から水戸へ下った密勅の仲立ちをした!」と、疑いがあった。

幾嶋は天璋院に助けて欲しいと頼む。

 

天璋院、井伊大老に面会を求めるが拒否される。ならば、こちらから会いにいく・・の天璋院を止めようとする幾嶋の前に〜重野が天璋院をとめる。

短気はよくない・・と、重野を「よくぞ、いった!」と、いう顔の幾嶋。重野もかなり優秀な人らしい。

伝言を頼む天璋院

「近衛さまはわが父であり、村岡殿は輿入れのさい、わが母役を努めてくれた恩人である。また、高齢いえ、扱いには特別な配慮をいたすように!」と。

 

それを聞いた井伊大老

「特別な配慮?一橋派の肩をもつ危うさがまだ、おわかりでないようじゃのぅ・・」と、笑う。悪巧みを考える井伊大老だわー!これは早く暗殺しないと^^;

 

↓今回調べた言葉

粛正は公家の筆頭である近衛家にも及び、近衛忠熙は落飾。

粛正とは?意味は「厳しく取り締まって不正を除き去ること。」とあります。

落飾とは?意味は「高貴な人が髪をそり落として仏門に入ること。落髪。」とありました。

時代ものは言葉がむずかしいです(^_^;

 

村岡は京から江戸へ身柄をうつし、改めて詮議をうけることに・・天璋院たちは驚く。

何とかして村岡を救おうと思う天璋院に、幾嶋は「このことを公方様に・・」と、切実に頼むが、滝山は意見、反対して止める。怒る幾嶋に滝山は説明する。

 

「この件に天璋院さまがお口をはさめば、それこそ井伊さまの思うツボ・・天下の大御台所の天璋院さまが、捕らわれ人、ひとりに関わるとはなぜか?と・・舌なめずりするでしょう。」と、いう。これに幾嶋!

「その井伊さまを大老にしたてたのはどなたでしたか?」と、聞く。

実はこの滝山、井伊大老のすることを聞いて後悔していた。

色々と勝手なことをする、井伊大老に納得出来なかった滝山のようでしたね。

 

滝山は続ける。

近衛家の件は、天璋院さまのご問題・・いうなればわたくしごとにございます。それを公方さまがお聞きいれになっていたら、天下の将軍としての公方さまのお立場がありません。」

これに天璋院、衝撃をうける。辛いだろうけど、耐えて欲しいと頭を下げる滝山なのよ。

 

お参りの時間、家茂も一緒にいるが、天璋院はなにもいわない。

元気のない天璋院を心配する家茂・・やさしいわ。

「母上さま、いかに小さなことも、お一人の胸にたたんでおかれぬように・・」と、やさしい家茂に感動する天璋院

 

村岡は江戸へ送られ詮議の日までお預けとなる。

それを知り天璋院、何か出来ないか考える・・ふっ・・と、思いつく天璋院に幾嶋はすでに考えを読み、用意していた。

天璋院自ら行こうとするが、幾嶋が行く!と、いう。

天璋院が動くと事が大きくなってしまう・・幾嶋に頼む天璋院。村岡に面会を求める幾嶋、拒否されるも言い返す。

 

「村岡さまは、徳川将軍家の縁浅からぬ方であるということ、ご存じのはず!天璋院さまはご婚期のおり、母役を務められし村岡さまに、ひとかたならぬ恩義がございます。天璋院さまの思いを踏みにじるは、徳川将軍家を踏みにじると同じこと!」と、面会を求める。さすがにここまで言われて面会を許す戸田。

 

幾嶋は面会を許され、村岡と再会する。

驚く村岡・・天璋院からの届け物をもってきた!と、幾嶋は品物をみせる。

チラっと見ただけでわかる品物・・安堵、感激する村岡。届け物とは・・天璋院・婚礼のときの袿(うちき)だった。

幾嶋、村岡に信じている!と、励ます。礼をいう村岡・・まるで戦友のようでした。

 

村岡、詮議の日・・白装束で来る村岡に驚く役人は、

「おのれを罪人と認め、白装束か?」と聞くが村岡は

「白装束でもこれは、婚礼の装束にございます。」と、いう。

 

怒る役人に村岡は、

「今日はわが一代の晴れの日にございます。この世に生をうけて72年。このような場にでることがあろうとは・・思いませんでした。

多くの侍衆にかこまれ、詮議をうけてるとは・・まさに!晴れの日のほかにありません。」

長く捕らわれの身で、気が狂ったか?と、言われ、「着替えろ」ともいわれる村岡、侍をはねのけ、

「この白い袿(うちき)は、大御台所天璋院さまより、届けられたもの。天璋院さまが、先の徳川家定さまとの婚儀の日に着たもの。

母代わりを務めた私にくれたもの・・

いわばこれは、葵の御紋に同じものにございます。」

「葵の御紋・・」とビビる役人は何もいえない。

詮議が始まるも〜村岡、堂々と詮議をうける。水戸薩摩、月照との関係を聞かれるも「一切、存じませぬ」で終わる。

30日のおしこめ?のうち、放免となる。

 

大奥

家茂は天璋院に村岡のことをいう。「なぜ、打ち明けてくれなかったのか?」と。

驚く天璋院に、

「何でも話し合うといったではないですか!例え、なにも出来なくとも、苦しみや辛さを分かち合いたかった。今後はわたくしに隠し事は無用にお願いします。

でなければ、わたくしが辛いとき、悲しい時、母上さまに打ち明けることが出来なくなってしまう・・」

その言葉に感動した天璋院、「わたくしは良い息子に恵まれました」と。

家茂、本当に素直なやさしい子だわ〜。

 

薩摩

藩主、島津斉輿が亡くなる。やった!これで忠教が動ける!

同じ薩摩でも島津斉輿は、西郷に月照を永送りさせよう!なんて人物だから、邪魔でした。永送りの意味は?西郷に月照を殺させることです。

 

忠教が薩摩の実権を握ることが出来るようになる。薩摩藩主・島津忠義(ただよし)

忠教はいう。

「亡くなった兄・斉彬の意志を継ぎ、薩摩を守り日本を果敢に変える」と。帯刀も満足な様子。

 

同じ頃・・

大久保と仲間たちが話している。

手紙を読み、井伊大老がやりたい放題で水戸派を潰していると知る。

このままにするか!いや、「お家はあてに出来ない!」と、有馬新七は、忠教を信用出来ない!と、いう。

お家が動かなければ、自分たちでやろう!と、口々に叫び、井伊直弼を襲撃することを話している。

 

やる気満々の仲間に大久保、

「吉之助(西郷)さんは、軽々しく動くな、と言ってました」という。

去年の暮れ、大島行きの船の中、大久保は吉之助の考えを聞いた。それは・・

「一時の激情で、軽々しく動くのは志ある者のすることではない。」と。

 

感情で動いてたら、見えないものもある!だから、冷静に判断、行動するべき!と、言いたかったのでしょうね。さすが西郷です!

大久保、西郷の意見を聞き「今がそのときではない。木が熟すときをまつ」と、意味でしょうね。

有馬新七、感情で動くタイプのようです、これは危険でしょう。

 

奄美大島

西郷は再起の時をまっていた。

 

大奥

幾嶋が天璋院に袿(うちき)を見せている。村岡は言った。

「この袿(うちき)は、やはり天璋院さまご自身がお持ちになるべき」と。

幾嶋にも思い出深い袿(うちき)・・天璋院も村岡の言葉に納得する。

 

天璋院

「よくあの時、私の考えがわかったな」

村岡に袿を届けようとしたときのことを言う天璋院

「何年もお仕えしていれば、お心は自ずと伝わってまいるものにございます。」と、幾嶋は答える。

「ならば、今、わたくしが考えていることを当ててみよ。」

これには幾嶋・・驚くも・・切ない表情で

「わかりました。わたくしの考えていることを見通しですね。」と。

「お察しのとおり、今こそ、おいとまを頂きとうぞんじます。」と、幾嶋。

 

天璋院、なぜ、今なのかを聞くと・・

幾嶋、今回の村岡の件で実感したことをいう。つまり・・

「いつか自分も村岡のように、天璋院篤姫の邪魔になってしまう・・」だから、引き下がるべきと判断したのでしょう。賢い幾嶋ならではの選択です。

 

驚く天璋院に幾嶋は

天璋院さまは、徳川の人間として生きています。この後もそれを貫くでしょう。けれど私は、近衛家、島津家との絆を第一とする考えです。そこから抜け出すことが出来ません。

今回の村岡さまの件もそうでした。徳川か、薩摩か・・万が一のとき、私は間違いなく天璋院さまの足手まといになります・・」

涙で幾嶋は、このような自分が天璋院さまのそばにいることは出来ない・・という。

 

薩摩、斉彬に忠実な幾嶋ならではの判断ですよね。天璋院は、徳川の家に嫁ぎ、家定の家族となり、徳川を選んだ・・けれど、幾嶋は薩摩の絆を何よりも大切に思う・・

これでは、いつか村岡のように天璋院の邪魔になってしまう・・そう考える幾嶋なのでしょう。

それをずっと前から気がついて、天璋院から離れること、去ることを決意したのだと思います。

 

天璋院としては・・「まわりの者がどんどん離れていく・・」と、寂しいけれど、徳川に嫁ぎ、天璋院にまでなって「大御台所」にまでなったのだから、それは避けることが出来ない運命なのだと思います。

 

天璋院、幾嶋の考えを理解して涙をためる。

幾嶋は

「そして、あなたさまはまこと、大きゅうなられました」と、嬉しそうにいう。

篤姫をここまで育てた幾嶋には、本当に嬉しく喜びでもあるのでしょう。

天璋院はもう、まわりの者を引きつける力もある・・と、幾嶋。

「私からお教えすることは、もう何ひとつ、残っておりません・・」と、これも嬉しそうに幾嶋はいう。

ここまで育ってくれた篤姫に感謝でもあり、感動している幾嶋・・

「わたくしの努めは、終わったのでございます。」

 

天璋院はいう。

「幾嶋、そなた初めて会ったときに言うておったなぁ。”影が形にそうごとく、姫様のおそばにあってお世話をいたす所存にございます”そなたは本当に・・私のそばから離れなかった。」

薩摩の屋敷、江戸への道中、大揺れの船の中、大奥に入ったあとも・・想い出して感謝する天璋院

多くの難題、悩みにも天璋院に寄り添い、一緒にいてくれた・・と、感慨深く天璋院は涙をためて幾嶋に話す。

 

「寄り添ってくれた影・・その影が消えるか・・」

「はい・・お別れにございます・・」と、幾嶋。

大奥を去り、その後は京の村岡のそばで余生を送る・・と、幾嶋。

「幾嶋、この袿(うちき)をそなたに受け取ってもらいたい。」と、天璋院

 

驚く幾嶋だが、天璋院は・・

一生にふたつもない思い出のもの・・「だからこそ、幾嶋に持っていてもらいたい!」そう思う天璋院なのでした。

「これから先、互いの道は分かれても、今までそなたと歩んできた形見として・・」

大切な大好きな幾嶋、その幾嶋に大切な思い出の袿を形見として持っていてほしい・・そう思う篤姫なのでした。

そんな天璋院に幾嶋もひとつ、お願いをする。

「この袿を・・今一度、お召し願いたいのでございます。」

 

もう一度、思い出の袿を婚礼の時のように着て欲しいと頼む幾嶋。

袿を羽織る天璋院・・それはまさに篤姫さまでした。

「どうじゃ?この髪では似合わぬか・・」

「くれぐれも・・公方さまに好いて頂けますように・・」と、家定との初めての夜を想い出す幾嶋・・

篤姫さま・・あの日の篤姫さまがおられます・・」と、声をあげて泣き出す幾嶋(/_;)

「幾嶋・・そなた酷い顔じゃぞう・・」と、笑いながら幾嶋をみる天璋院も泣いてしまう。

 

2人で笑い泣きする様子が印象的でした。

いつも涙をこらえて流さない幾嶋、今回は涙をぼろぼろと流して松坂慶子の演技の素晴らしさにも感動でした。

 

最初、どうして幾嶋が天璋院から離れるのか理解出来なかったけれど、それはすべて天璋院のため。薩摩を愛し、薩摩との絆を第一に考える幾嶋は、いつか村岡のように徳川の人間になった天璋院の足を引っ張る可能性が大きい。それを察し、身を引く決意をした幾嶋だったのですね。

 

引退する時期をずっと考えていた幾嶋だったのだと思いました。この別れの撮影は、10ページもの台本の長さだったようです。

このラストには涙、涙でした。

 

大河ドラマ篤姫」は、毎週火曜日にあらすじ&感想としてブログにUPしています。

歴史に詳しいわけでなく、篤姫が好きなので書いています。

間違いがあったら教えてくれると嬉しゅうございます(^^ゞ