ルッカのあらすじ園

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「MOTHER (マザー)」5話詳細あらすじ

電話で本当の母親の声を聞いた怜南は?うっかりさんは自分を捨てた母親だった・・と、知った奈緒の衝撃は大きかったです。駿輔はいい人でした。4話と違う結論です。

出演

松雪泰子山本耕史酒井若菜倉科カナ芦田愛菜高畑淳子、田中裕子

主題歌 「泣き顔スマイル」hinaco

5話 『二人の“母親”』 視聴率 11.9%

落ちた飛行機の折り紙を拾う奈緒は、施設で見つけた自分の持ち物・・飛行機と同じこと、葉菜の顔を思い出す。

「すごいでしょ。うっかりさんが折ったんだよ。」と、怜南。

ハッとする奈緒は怜南に「帰るよ。つぐみ。」と、いう。葉菜は役所の書類を、奈緒に渡そうとするが、拒否する奈緒・・落ちる書類。葉菜は書類を拾いもう一度、奈緒に渡そうとして奈緒の手を見る。

 

冷たい視線の奈緒・・手には青い飛行機の折り紙・・強く握りしめ、つぶれている飛行機を落とす奈緒

「失礼します。」と、行ってしまう。怜南は慌ててその飛行機を拾い、ランドセルを背負い、奈緒を追いかける。

奈緒の後ろ姿を見つめる葉菜。

 

鈴原家

怜南は1人、つぶれた紙飛行機をみつめている。

芽依はエコー写真を置いて、折り紙で鶴を折り続ける。

 

キッチン

料理をしながら話をする奈緒、藤子。

「お母さん、私ね・・・私を捨てた人に会ったよ。」

ハッとするが、そのまま料理を続ける藤子。

「あの人・・何も言わないから・・騙されちゃった。」

「その目のケガ・・なんか、関係あるの?」と、藤子。

「ううん、違うよ。作業中にぶつけたって言ったじゃない。」

「気のせいよ。そんな人もう・・とっくにこの世にいないのよ。も、いない人だもん。」

「うん・・わかってる。」と、奈緒

 

藤子にも辛い存在の葉菜はもう、「この世にいない、知らない人」と、思いたい藤子でしょう。

 

奈緒と藤子は2人で料理、葉菜は1人、家でお米をといでいる。

 

北海道

「ねえ、まーくん。ラーメン食べに行こう。」と、仁美。

「今日、葬儀だったんだぞ。それらしくしよう。」真人。

「それらしくって!」と、冷蔵庫の中を見る仁美・・缶ビールと総菜のみ。

「だから、娘を事故で亡くした母親の顔・・」

「娘を事故で亡くした母親の顔?・・ふふっ・・どんな顔?」と、笑う仁美。

「まあ、いいや・・」と、真人は怜南の写真をみる。

「今日、児童相談所の人が来て ”お互い、静かにしてましょ” という感じ・・あの人たちも色々、不都合なんじゃないの。」と、仁美。

「じゃあ、今さら、告発なんかしたりしないよな・・」と、真人は警察から戻ってきた怜南の遺品・段ボールの中から、水色のマフラーを持ち見つめる手が震える。

仁美は「怜南の好きなものノート」を見る。

「わたりどり」と、文字を見て記者の駿輔の名刺を見つめる。

 

震える手の真人の方が何かを感じてるようです。でも、仁美は?

 

鈴原家

藤子は眠る芽依のそばで

「鈴原さんのお腹の赤ちゃんには・・」と、言葉を思い出す。起きる芽依に

「もう一度、病院で説明聞いて来ようかしら。」と、いうが「何のために?」と、素っ気ない態度の芽依。

 

もう、お腹の子供は諦めてる芽依に見えます。

 

2010年4月2日の新聞を見る奈緒

「その新聞、古いのよ。」と、藤子は果歩に言う。

無言電話がかかってくる。

藤子の外出後、新聞をチェックする奈緒は「小一女児 海で行方不明 室蘭」と、記事を読む。ハッとする奈緒は駿輔の言葉を思い出す。

「お母さん、1千万用意して。」と、駿輔。

 

奈緒が怜南の学校へ送る途中、駿輔が来る。

「もうすぐだね。母の日。お母さんにカーネーションあげたりするのかな?こっちのお母さんに。(奈緒をさす)」

「家にあんな新聞、投げ込むのはやめてもらえますか?」と、奈緒

「もちろん、やめますよ。あなたが約束、守ってくれれね。」

「1千万なんてお金、用意できません。母はに迷惑かけるわけには・・」

「逮捕されたらもっと、迷惑かけるよ。あなたのお母さんは・・加害者家族なんだから。」と、110番に電話する駿輔。

 

「もしもし、ちょっと・・・お伝えしたいことがあるんですが・・じつは室蘭でおこった女児海難事故に関してなんですけど・・」

とめようとする奈緒から避け、笑いながら電話する駿輔は、奈緒に携帯を聞かせる。天気予報に話しかけていた駿輔。

 

「俺はあなたに共感してる。できれば警察に通報なんてしたくない。ほんとだよ。でも、それとこれは別。俺も色々、困ってるんだ。ま、取りあえず、母の日までに1千万、用意しようか。」と、笑顔の駿輔を見上げる怜南。

「娘にカーネーションもらうための値段だと思えば・・安いもんでしょ。お願いします。」と、去っていく駿輔。

 

掃除の仕事をしながら、考える奈緒

 

スミレ理髪店

怜南はお店のドアを少しだけ開け、顔をみせる。

「うっかりさん、つぐみちゃんのこと大好きよ。でももう・・ここには来ない方がいいかもね。」と、葉菜。

「お母さん・・お財布なくなったの。前にね、つぐみが急にトイレに行きたくなって。泥棒にお財布盗まれちゃったの。」

「え?お金がいるの・・?」

怜南の言葉に「お金が必要」と、理解した葉菜。

 

ローン会社に行く奈緒は、清掃の派遣・・と、言われ融資を諦める。

 

鈴原家

ガックリと肩を落とし奈緒は戻る。怜南に

「つぐみ・・朝、会った人のことは心配しなくていいから。お母さんが、ちゃんとするから。」

「うん・・」

 

芽依の部屋

慌てて折り紙の鶴を箱にしまう芽依。

藤子が手術の日にちをいう・・雑誌を読み、とぼけるふりの芽依。

「ねえ、少しはお腹の子に気持ちがあるなら・・」

「お母さんさ、私に生きるか死ぬか、わかんない子供を生めっていうんだ?」

「・・芽依・・辛くないの?ほんとに辛くないの?」

「少しはね・・美容院行ったばっかで雨降っちゃったよ・・程度には・・」と、泣き出す芽依を抱きしめる藤子。

「バカね・・」

 

芽依も本当は辛い・・でもその気持ちを必死で隠して誤魔化していた。そんな芽依を抱きしめる母・藤子です。

 

果歩が無言電話を受け、「また?」と、驚き不安を感じる藤子、奈緒たち。

 

携帯が・・横のグラスにお酒をつぐ。「子供虐待・・」と、本。小さなオモチャを握る手。

 

回想

「おとなになったら・・変身できる・・?」と、少年。前には駿輔。

「うん。出来るよ。」と、少年の頭をなでる自分を思い出す駿輔は、目に涙をためている。

おもちゃは、ペットボトルのフタに付いてるオマケのヒーロー。

 

学校近くを歩く奈緒を待っている葉菜は、奈緒にむりやり小さな布袋を、押しつける。中身は通帳とハンコ。驚く奈緒は追いかける。

「意味がわかりませんから。」

「いいの。いらないものだし・・たぶん、ちっとも足りないし。」と、葉菜に驚く奈緒

「つぐみが話したんですか?」

「何の役にも立たないかもしれないけど・・いいの、これはもともと・・」と、返してもらうのを拒否する葉菜。返そうとする奈緒

 

「学校のことではお世話になったと思います。つぐみにも心配かけたと反省しています。でももう、あなたには関係ありませんから・・。関係ない人にそんなことされる覚えはありませんから。これ以上・・私とつぐみに関わるのを、やめてもらえませんか。」と、奈緒

「わかってます。」

「わかってるなら・・」

「はい・・」

「他人なんです。違いますか?」と、奈緒

「違わないわ。」と、葉菜は去っていこうとする奈緒を呼びとめ、ゴミ箱に捨てると葉菜は、布袋をゴミ箱に入れる。

「捨てました。」と、お辞儀をして帰って行く葉菜。驚く奈緒は呼びとめ、そのまま行こうとする・・と、ゴミ箱を開け、布袋をゴミ箱から取り出す駿輔。

慌てて奈緒はおいかける。

 

必要ない!関わりたくない!と、奈緒だったけどまさか、ここで通帳を駿輔が奪うとは。これを追いかける奈緒です。

 

スミレ理髪店

家に戻る葉菜、担当医の柚川が店に来て病院に来ない理由を聞く。

とつぜん、倒れてしまう葉菜・・

 

通帳を返して欲しいと奈緒、駿輔はラブホテルで話そうという。

「ふうん・・望月葉菜さん・・誰、この人?母親にお金頼めない理由に関係あるの? まあ、あんたには1千万なんて金は無理だったか。じゃあ、これで手をうとう。あんたのことは、そしてあの子のことは誰にも言わないよ。」

「本当ですか?」と、奈緒

 

「ああ、借金の返済にあてさしてもらう。いいね?」これに帰ろうとする奈緒を呼びとめる。

「あ、ちょっと待って。見てみなよこれ。面白い口座だよ。」と、通帳を見せる。

「定期預金、204万・・あのおばさん、貧乏そうにみえて・・結構、貯めてたんだな。入金のとこ、見てみて。毎月1万ずつ・・204万ってことは・・17年。17年こつこつかけて貯めたお金だよ。」

奈緒はふと、葉菜の言葉を思い出す。

「いいの。これはもともと・・」と、葉菜。

 

「助けられたね。」と、駿輔の言葉に

「待って。返して。」と、奈緒は通帳を取り戻そうとするが、拒否する駿輔。奪い合いになり、灰皿で駿輔の肩をなぐる奈緒

「やってみなよ。」と、駿輔に奈緒は灰皿を振り落とそうとする・・

「俺の口をふさげば、あんたとあの子は晴れて親子になれる。その代わり、今度は人殺しだよ。お母さん。」と、駿輔に座りこむ奈緒

 

「あのおばさん、あんたの何?」

「お金はなんとかします。こんなもの使うなら、死んだ方がましです。」と、奈緒にあきらめる駿輔。

「ねえ、他に方法あると思わなかった?迷わなかった?」と、ペットボトルのおもちゃを見せる。

 

児童虐待を取材した中でさ。俺に妙になついてくる子供がいて。くれたんだ。”僕のヒーロー” だって。明らかに虐待を受けてた・・・。父親を追求したら、そんなにいうなら、子供を1千万で売るってさ・・。子供はどんなに話しても ”お父さんは悪くない” って。俺もためらってさ。」

「そ・・そのこ?」と、奈緒は聞く。

 

「死んだよ。父親に腹、蹴られて。内蔵・・」と、思い出す。

走って霊安室に入る駿輔は・・冷たくなった子供の遺体をみる。愕然と、ペットボトルのおもちゃ付きを落とす駿輔は涙を流す。

 

「俺はさ・・あいつのヒーローにはなってやれなかった。見殺しにしたんだ。あんたと違って。今、あんたが歩いてる道は・・俺が逃げた道なんだ。

俺はその道の先にさ・・何があるのか見てみたい。その先には・・あり得たかもしれない景色があって・・そこでは俺はあいつを連れてさ・・。

いつか・・あんたとあの子を書ける日が来たらさ、金は印税としてその時にもらうな。」と、去っていく駿輔の目は涙で溢れている。

呆然と歩く奈緒・・手には通帳の布袋、道でもらった母の日のカーネーション

 

駿輔は悪い人ではなかった。自分も何とかしたい・・と、思ってた人だったんですね。ただ、借金がある生活だった。後悔でいっぱいのようすの駿輔でした。

 

鈴原家

怜南は藤子に「おばちゃん。つぐみにお金貸してくれる?」と、聞く。

 

スミレ理髪店

店が荒れてるので驚きつつ、上の部屋にあがる奈緒は、布団で寝ている葉菜を見る。

通帳を布団の横に置く。眠る葉菜の顔をみつめて

「どうして・・?どうして捨てたの・・?」と、奈緒

目が覚める葉菜

「はい・・?あ、ごめんなさい。寝ちゃって。」と、葉菜に通帳を置いたと奈緒

「鈴原さん・・」と、言葉にふりむく奈緒

 

「どうしても・・受け取ってもらえませんか?」と、葉菜とカーネーションをみて

「私が嫌いな花です。毎年、この季節になると・・目を背けていた花です。どうしてかわかりますよね? この間、あなたに全部、話してしまったから。わかりますよね?」と、大きな声を出す奈緒・・葉菜はうつむいく。

「笑ってたんですか?私の話を聞きながら、心の中で笑ってたんですか?」と、叫ぶ奈緒にクビを横にふる葉菜。

 

「自分を捨てた子供が・・」と、藤子が入ってくる。あやまる葉菜の頬を叩く藤子。

「そんなもので・・そんなお金で母親になったつもり? お金なんかで、あなたがこの子にした罪を・・そんなものでこの30年・・壊さないで。」と、泣き叫ぶ藤子をとめる奈緒

「お母さん、もういいの・・知らない人だから・・知らない人だから・・」と、藤子を抱きしめる。

通帳とカーネーションを抱きしめる葉菜。

この会話を聞いてしまう柚川医師。

 

ここも映像でしっかり見ないと、その表情、やり切れない悲しみと苦しみは伝わらないと思います。葉菜を演じる田中祐子の演技も素晴らしいです。

 

藤子はたまに来るというおでん屋に奈緒を連れて来る。

少し前から、「あの人」が、つぐみと奈緒に関わってるのを知っていたという。

 

「ずっと、怖かったの。いつか迎えに来ると思って。”私が母親です” って。だけど、いつまで待っても迎えは来なかった。ホッとして・・すっかり、忘れてた頃、突然来たの。どうやってきたのか・・奈緒が高校を卒業して北海道に行った頃よ。今さらなによ!って思ったわ。お母さん、”もう、東京にはいません” って。帰ってもらった。ダメだったかな?」奈緒はクビを横にふる。

 

奈緒は幸せです。幸せになりました!って言ったの。うちの子たちは、仲の良い家族なんです!って、あなたが笑ってる写真を渡したの。親切心じゃないわよ。

奈緒が幸せになった証拠・・・見せてやりたかったの。ほんとはそんな自信、全然なかったのにね・・」と、藤子。

「私は幸せだよ。」と、奈緒

「苦労したのよ。あなたの笑ってる写真探すの。いつも思ってた。私がこの子の母親で良かったのかなって・・あなたと初めて出会った時から、ずっと思ってた。」と、藤子は施設にいたころの奈緒の話をする。

 

奈緒は脱走癖があり、「里親になるならもっと、元気で明るい他の子は?」と、聞かれた藤子。夫も反対したという。人の目も見ない、返事もしない暗い少女だった奈緒は心閉ざした子だった。

 

「その通りだよ。」と、奈緒

「だけどもう、その時には決めちゃってたの。奈緒をもう、連れて帰ろうって。」

「どうして?」

「どうしてなんてないわよ。母親も子供も・・選んだり、選ばれたりするものじゃない。出会っちゃうものだから。」と、微笑む藤子。

奈緒はじっと、藤子の顔をみて話を聞いている。

 

「だけど後悔しなかった・・と、言ったらウソになるかな・・。奈緒はうちに来てからも、何回も家出したのよ。あなた覚えてる?家出して・・いつも必ず、行ってたところ。東京タワーよ。展望台にいつもあなたは行ってた。お母さんを捜してた・・」と、当時を思い出す藤子。

 

おやつを買うお金を与えても。双眼鏡で母を捜し、見るために持っていたという。

「だから、私も考え変えたの。この子がそれを望むなら・・とことん、付き合おうって。」と、思い出す。

幼い奈緒が「あっ!」と、叫んだ日があり・・2人で必死であちこち走り、転んでケガをする藤子。

「私、必死だった。無口で心閉ざしたあなたが、双眼鏡でお母さん見つけた時、初めて私をみてくれたの・・初めて心開いてくれた気がしたの・・」と。

 

「また、探そう。」と奈緒に双眼鏡のお金を渡すと、奈緒は走って

「どこに行くのかと思ったら・・私のために絆創膏買って来てくれた。その日、あなた初めていってくれたの・・。 ”ただいま” って。

奈緒が初めて、ただいまって言ってくれたの・・わたし、お母さんになれるかもしれない・・って思ったの。その時、決めたの。世界中でこの子の母親は、私しかいないって。例え奈緒の心の中の母親がだれであろうと・・」と、涙を流す藤子。

奈緒はクビをふりながら

「お母さんだよ。私のお母さんは・・お母さんだよ。」と、奈緒

「・・ありがと・・」と、藤子。

 

ここは回想と今の藤子、奈緒と映っています。幼い頃の奈緒と藤子が、印象に残ります。

 

鈴原家

机の上に赤いカーネーション、怜南の描いた母の顔。

「お母さん・・」と、目を覚ます怜南。

「つぐみにいっぱい、心配かけちゃったね。でももう、大丈夫・・お母さん忘れられると思う。ずっと、忘れたかったことがあったの。でも今やっと、忘れられる気がする。おばあちゃんのおかげ・・それから・・つぐみのおかげよ・・

ごめん。お母さん、何言ってるかわかんないね。」と、奈緒

 

「つぐみ、わかるよ。つぐみも忘れるよ・・お母さんのおかげだよ。」と、怜南。

「だいじ、大事・・」と、怜南の頭をヨシヨシする奈緒

「だいじ、だいじ・・」と、奈緒をヨシヨシする怜南は笑顔。

見つめ合う2人は微笑む。

 

忘れたいこととは、お互いの嫌な過去のことですね。葉菜のことも「捨てられた」事も、藤子の話を聞いて忘れることを、決意したようにも見えました。怜南も奈緒を本当に思って大好きな様子です。

 

翌日

果歩の恋人・耕平になわとびを教えてもらう怜南。

無言電話で「警察に言おうか?」と、果歩。

 

芽依の部屋で披露宴のドレスの話をする果歩、芽依。奈緒はエコー写真、折り紙の鶴をみる。

芽依を打算的とは思わないと奈緒。驚く芽依。

「強がりを言ってたけど、本当は恐がりで泣き虫で・・誰もいない時はいつも、1人でお母さんごっこしてた。ねえ、本当の芽依はきっと、うちの誰よりも・・」

奈緒ねえ。昨日さあ・・初めて動いた。お腹んなかで・・初めて動いた。」と、お腹を愛おしそうになでる芽依。

 

北海道

「わたりどり・・鈴原奈緒・・」と、電話番号のメモを見て携帯をつかむ仁美。

 

鈴原家

電話に出る怜南

「はい、もしもし・・もしもし?」

「あなた・・誰?」と、仁美の声に驚く怜南。

「・・・」

「怜南・・?れな・・?」

「・・・ママ・・・」と、怜南。

 

「ママ・・?」と、後ろに藤子。

「つぐみちゃん。」と、言葉に慌てて電話を切る怜南。

「つぐみちゃん・・ママって・・?」と、藤子に座りこむ怜南。

 

「怜南・・?」と、仁美・・

 

この仁美の表情、母性が・・揺れてる気がしました。

感想

うーん、頑張ってこのドラマの良さを伝えたくて書いてます。

これは伝えるべきドラマなのだと、みるべきドラマなのだと。メッセージなのだと。でも、文字を読むだけでは伝わらない表情、しぐさ、息遣いもあります。

途中から見た方、ぜひ映像でしっかりと見て何かを感じてほしいです。

 

強がりの芽依は、お腹の子のために鶴を折り、母性に目覚めています。そんな自分を否定したいもう1人の芽依もいるようです。

 

駿輔は意外な過去もあり、これも映像で見てほしい重要なシーンです。自分には出来なかったこと、虐待されてる子を救ってる奈緒、その先に何があるのか。

それを見届けたい駿輔でしょう。

藤子は奈緒を引き取る時、とても苦しみ悩んだようでした。そんな想いを初めて知りやっと、心を藤子に開いた奈緒にみえます。

 

葉菜は・・捨てた理由、辛い事情があるように思えます。病気も良くないでしょう。これを担当医師が知ったので・・いつか、奈緒に知らせるかも。

奈緒を愛してる葉菜です。どうしようもない事情があって、捨てたのかもしれません。学校のこと、やけに詳しかったので葉菜の夫も、暴力をふるってたのかもしれません。

 

そして、夫を傷つけた(殺人?)葉菜だったのかも? だから、刑務所に行くため奈緒を捨てたのかも・・それにしても、施設に預けた方が良かったような気もします。

17年、お金をためていたことで、葉菜の奈緒に対する愛、強い後悔を感じます。

無言電話は仁美でしょう。怜南の声が出るまで待ってたと思います。

そしてつい、母の声に反応した怜南でした。奈緒の電話番号は、名刺があったので駿輔に聞いたと思います。

「ママ」と、言葉を聞いてしまった藤子は次回、奈緒からすべてをつげられるようです。

このドラマ、何が終わりで誰が幸せになれるのか・・先が見えません。奈緒、怜南、藤子、芽依たちにも幸せをつかんで欲しいです。

最後まで読んでくださると嬉しいです。

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