「観て良かった」と強く思える作品!料理だけでなく家族愛、友への想いも描いてます。脚本、俳優たちの演技も素晴らしいと感じました。絶対、おすすめ。
原作は田中経一「麒麟の舌を持つ男」
ネタバレ度40%くらい
ストーリー
佐々木充(二宮和也)は「人生最後に食べたい料理」を再現出来る絶対味覚を持つ料理人。
顧客からは高額な報酬を受け取っていた。
ある日、中国からの依頼で大日本帝国食菜全席のレシピを探すことに。
こんな感じで始まります。
佐々木充の友人役に綾野剛。
1930年代、麒麟の舌の持ち主・天皇の料理番・山形直太朗役に西嶋秀俊。
妻・千鶴役、宮崎あおい。
直太朗・助手役、西畑大吾。
中国の料理人、直太朗の助手、楊晴明役に兼松若人。
などなど、豪華キャストです。
最初、料理のシーンがとても美しくて美味しそう。そんな感じで観ていたのだけど。
段々とそれだけでない、この時代だからこそ切なくもやりきれない展開になって行きます。
まさか、こんな作品とは知らず・・。
料理だけの内容だと思ってました。
この脚本、凝っていて素晴らしいですね、奥が深いというか。
いろいろな意味で裏切られた感じです。
ネタバレを知らない方が楽しめる作品なので・・あまり書けません。
前半、美味しそうな料理でレシピを完成させる山形直太朗を主人公のように描いてます。
ここから後半があんな展開になるとは驚きでした。
未視聴の方、観て損はない優秀な作品ですごく面白かったです。
ぜひ、観てくださいね。
最後まで読んでくださった方たち、ありがとうございました。
好き度は★5個(満点5個)