記憶喪失の男が突然、耳からの装置により命令通りミッションをこなす羽目に。危険な人質救出任務に命を賭ける男の物語。
2022年製作・韓国・132分
ネタバレ度60くらい
ストーリー
謎のウイルスが拡大中、感染者は暴力性や異常な身体能力が見られ、隔離施設の確保も難航。
アメリカでは韓国から帰国した軍人を中心に15万人以上が感染、3万人以上が死亡。
男は目覚めると耳の中の装置により声が聞こえる。
指示通り、周囲にいた男たちを倒し、逃げ出すカーター(チュウォン)。
ウイルスの原因はわからず、チョン・ビョンホ博士が北朝鮮への移動中、感染した娘のハナを回復させていた。
こんな感じで始まります。
久しぶりの韓国作品、主役が「製パン王 キム・タック」で見た彼だったのでびっくり。
国家情報院のユジンと会い、カーターの耳に指示を出してるのは朝鮮労働党のジョンヒと判明。
治療薬の開発に向け、南北は協力関係にあるが北朝鮮のウイルスに罹患した感染者の映像を見て、手に負えない攻撃性に加え、武器を扱えるものも出てきている。
韓国側は感染者の侵入を防いでいるが・・。
北は治療薬に必要な炭素ワクチンを確保、生産ラインも整っているため、博士は研究を進めている。
そのため、博士とその娘を北朝鮮に移送していた。
娘・ハナはネズミを介してウイルスに感染、博士は娘の治療に成功・・その抗体で治療薬を開発中だった。
しかし・・開発が困難な状況に。
その移送中、ハナはCIAの秘密組織A9に拉致された。
カーターの任務はハナを北側に送ること。
(これはカーターが記憶のある時、提案した事)
韓国系のCIAの要員だったが、記者を装い北朝鮮に亡命後、対南宣伝で人民の英雄となった。
しかし、党は警戒し女性を近づけたが2人は本当に愛し合い結婚、ユニが生まれた。
妻は感染後、死亡。
ユニは現在、研究所にいるので、ハナを連れてくればユニは生きられる。
ミッション通り、ハナを連れてくればユニも助かる。感染者は13日程度で亡くなる。ユニは今日で13日目。
娘の記憶もないまま、与えてもらった武器で指示通りに向かうカーター。
どこに子供、敵がいるかは指示を与えているジョンヒが装置でチェックしてるのでわかる。
ハナを発見するが建物の中は敵だらけ。
この後、ハナを守りながら敵と戦い・・という流れ。
アクションも派手で見応えあり。
携帯からの情報で、カーターの本名は「マイケル・べーン」と、判明。
耳に届くジョンヒの指示を無視、マイケル・ベーンの正体を確認するため、バスに乗るが・・。
カーアクションも凄くてどうやって撮影を?と思うほど。
無事、ハナを北へ行く飛行機に乗せるが周囲を信じられないカーター。
機内にもCIAの回し者がいるかもしれない。
北朝鮮の反政府勢力も機内にいるかも・・と、驚くカーター。
韓国政府は北朝鮮の崩壊を望む者がウイルスを広めたのでは?と、考えている。
突然、機長たちが倒れ・・。
車が列車を追いかけ、ヘリも同時に列車を襲い・・その中で闘うカーターたち。
ここはアクションシーンすごいですね。ドローン撮影?
ラスト、すべての敵を倒し、博士、博士の娘も無事。記憶も戻り、娘、妻との再会に安堵するカーター。
だが・・走る列車の線路が突然、爆破されてしまう。
えええーー?みんな死んじゃうの?それとも続編?
ストーリーは普通、ノンストップアクションはすごいけど長め。
時間のある時、ゆっくりと視聴をおすすめ。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)