登場人物が悪い人ばかりかも?と思える作品でした。
「スパイダーマン ホームカミング」のトム・ホランドが見たくて視聴。ネットフリックスオリジナル。
2020年製作・アメリカ・138分
ネタバレ度80%
ストーリー
アーヴィン(トム・ホランド)の父は母と幸せな結婚をしていた。
母がガンになり、父は神に祈り続けたが亡くなってしまう。
ショックで悲しみの父も後追い自殺を・・。
こんな暗い内容です。
全体的に最後まで殺人事件が起きてしまい重い映画です。
無宗教の私には理解出来ない部分が多く、神に祈れば本当に叶うことがあるの?と、いう感想ですね。
父の凄惨な自殺を見てしまったアーヴィンは深く傷つきトラウマがあります。
亡くなる前の父は彼に「祈る」ことを強く要求。
祈らなければ母さんが死んでしまう、と脅迫に近い形で怒ります。アーヴィンが可愛がっていたペットの犬まで生贄にした父。
結局、母はガンで亡くなり、父も失うアーヴィンでした。
その後、アーヴィンは祖母、レノーラたちと暮らします。
成長したレノーラは牧師とは思えない酷い男に騙され妊娠、自殺してしまいます。
(途中でやめようと思ったけれどダメだった)
自殺を知り、激怒するアーヴィンは牧師を銃で撃って殺害。
レノーラを大切に思っていたアーヴィンはいつも彼女を庇っていたのです。
ヘレンと結婚したロイは苦手な蜘蛛に頭を噛まれ、腫れてしまい部屋に閉じこもる。
ある日、「神の声が聞こえた」と、2人で森に行きヘレンの首を刺して殺害するロイ。
神にヘレンの復活を頼むが生き返らないヘレン。
カールとサンディは車でドライブしながら殺人を犯していた。
ある日、ロイと出会い、殺害するカール。カールが異常者でサンディは逃げようとしていた。
写真を撮りながら旅を続ける2人は逃げる途中のアーヴィンと出会う。
アーヴィンはカール、サンディを殺害する。
こんな感じで主人公のアーヴィンは何人を?と考えてしまいます。
一応、映画を観ると殺害する理由もわかるのですが。正当防衛もあり、彼なりの理由です。
それにしてもこの村にいる住民たち、神に祈れば何でも解決する、と考えに納得できませんでした。
まあ、牧師、警官とは名ばかりのクソ野郎な男もいるし、ある意味すごい作品なのだと思いました。
救いのない内容で、あまりオススメはしません😅
「アベンジャーズ」「スパイダーマン ホームカミング」のトム・ホランドは良かったです。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★3個(満点5個)