バカリズム脚本、出演の全7話短編ドラマです。コメディ風でありながらしっかりとサスペンスでオススメ。
ネットフリックス鑑賞です。
2021年制作・日本・120分・G
監督 住田崇
脚本 バカリズム
配給 WOWOW
ネタバレ度40%(後半ネタバレ度90%)
ストーリー
窪田一馬(井浦新)は父の葬儀でいとこの吾妻満(バカリズム)と再会。
父が自殺に追い込まれた原因の取引先の社長/室岡(鶴見辰吾)への復讐を2人で誓う。
犯罪を犯すのは初めてであり、2人で完全犯罪を計画・・ゆるく模索しながら計画を進める。
もっと知りたい方
↓
↓
90%のネタバレ感想
内容は真面目なんですが・・とにかく面白いです!
2人の会話ですでに視聴しながらニヤニヤ・・という感じが続くドラマですね。
楽しいので一気に視聴、さすがバカリズム!という感想です。
普通に生きてきた2人が突然、完全犯罪を計画。しかも唐突なので何から進めて良いのかわからない2人。
驚いたのはまず、打ち合わせをするのですが・・2人は「自分の家に人を呼ぶのが絶対いや」なタイプ。
これをお互い隠した結果、ファミレスで相談することに。
最初に決めるのはプロジェクト名なんです。
完全犯罪をする上でプロジェクト名なんて必要?と、そこから笑いが来ますね。
このプロジェクト名で真剣に悩む2人も笑ってしまいます。
その後、絶対に他の人に知られてはダメなのに「良い人だからバラさない」と理由で、他の人に計画を話してしまいます。
緩い2人の考えも可笑しい。
そして犯罪に必要なものを買いに行く2人は大型ホームセンターへ。
そこで真面目に人を殺すロープなど必要と思えるものを大量に購入。
知り合いのキャバクラ嬢/このは(掘田真由)の提案で、完全犯罪のプロジェクト「いちごフェア」で計画を進めます。
このははサスペンスドラマが好きで色々な方法を提案。2人は彼女の言う通りに動き始めます。
そして彼女の友人/ゆずき(佐久間由衣)も含め、4人で親しくなる一馬、満。
もう犯罪計画を忘れて4人で楽しく生きれば?と思えるような展開に。
ゆずきの特技が占いと知り、計画に合う日付を教えてもらうのですが・・。
もうほとんど「遊び」で進んでる完全犯罪な雰囲気が楽しい。
最後の方で真面目に復讐のターゲット室岡に接近する2人もあり得ない。好きなパンで盛り上がるシーンがツボでした。
後半、室岡を殺害しようと考える一馬はあることに気がつきます。
それは・・自殺を否定していた父親が何故、自殺をしたのか?もしかすると・・殺されたのかも?という考え。
そして一馬の考えは正解だったのです。
この先は是非、ドラマを見てくださいね。意外な方向に行くので驚きました。
ここまで書けば予想通りだと思いますけれど。
台詞のひとつひとつが可笑しい、という感じで進む作品です。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
好き度は★4個(満点5個)